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落ち着いて乗れるライディングポジションも魅力のひとつ! ホンダの軽二輪スクーター『PCX160』に試乗しました〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年7月29日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、スクーターの強みであるシート下の収納力もバッチリで、通勤からお買い物まで荷物が多くなりがちな人でも安心、リラックスしながら走行もできるホンダの軽二輪スクーター『PCX160』に試乗します。

■日常使いナンバー1スクーター『PCX160』とは

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。毎日バイクでお仕事出勤したり、お買い物したりなど日常使いするなら私はスクーターが1番使い勝手がいいと思います。

「でもスクーターって機能性はいいけどミッションタイプのバイクよりデザイン性劣るんじゃ…」というライダーの気持ちもわかります(笑) せっかく頻繁に使うならただの乗り物として使うのでなく、充実感も味わいたいですよね。

 そして、何よりこれからお仕事が始まるのだから、仕事前にできるだけ疲れたくないし、余計な緊張感は無くしたいと思います。なぜなら、私自身がその一人だからです。これからお仕事なのに移動で疲れるのは極力無くしたいし、むしろ頭の中を整理できるようなリラックスできる時間にもしたいのです。

ラグジュアリーさを感じるホンダの軽二輪スクーター『PCX160』に試乗しますラグジュアリーさを感じるホンダの軽二輪スクーター『PCX160』に試乗します

 今回はラグジュアリーさを感じるスクーターのホンダ『PCX160』に試乗しました。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』219本目は「試乗日和」です。それでは、いっていましょう!

 ででーん!と、ボートのようなどっしりとした存在感のあるフォルム。特に正面からフロント周りを見ると、お顔まわりは迫力があります。まるで大きな鉄仮面を着けているようなお顔立ちに見えませんか?(笑) 普段、私は『スーパーカブ110』に乗っているのでこの車体の大きさをより感じます。

 今回、私が試乗した『PCX160』のカラーは「マットマインブラウンメタリック」、全部で4色展開で個人的に1番ラグジュアリーに感じたカラーです。ベースカラーのグレーブラウンは妖艶さが漂い、陽に当たるとよりこのブラウンが際立つのです。ラメ入りなので陽に当たるとキラキラ輝くのも素敵で高級感があります。

ハンドル周りは、視認性の高い液晶パネルに広めのバーハンドルが安心感もあり、見た目もグレードアップさせているハンドル周りは、視認性の高い液晶パネルに広めのバーハンドルが安心感もあり、見た目もグレードアップさせている

 ハンドル周りの景色も私はお気に入り! 大きく見やすい液晶パネルがあるハンドル周りはボリュームがあって車体に自分の体が守られているような安心感があるのです。跨った時に「なんだろう、この落ち着く感じ…」と不思議な感覚でした(笑)

 言ってしまえば、自分の目の前に盾があって守られているような感覚でしょうか。車と異なりバイクは体がむき出しなのでこの安心感は魅力的です。バーハンドルはツヤッツヤなクローム素材で、一気にハンドル周りの見た目もグレードアップさせています。乗っている時は1番視界に入るゾーンなので、見るたびにホクホクした気持ちになります(笑)

「FUEL」スイッチで開閉する給油口「FUEL」スイッチで開閉する給油口

 ガソリン給油口は、キーレスなので「FUEL」スイッチで開閉します。ものすごーく細かいかもしれませんが、私はこの開けた時の瞬間も「じわ~…」と自動でゆっくり開くのが高級感あって好きなのです!(笑) スイッチを押した勢いで「バカッ」と開くのでなく余裕がある感じがいいのです。この開ける時の感覚癖になりそう…。

 もちろん、スクーターならではの強みであるシート下の収納力もバッチリで、何かしら荷物が多くなりがちな私の不安も解消されました(笑)

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高764mmですが、シート幅も広めなので踵は浮いて指先でしっかり着くという程度です。

『PCX160』のシート高は764mm、身長160cmの私が跨るとシート幅も広めなので両足の踵は浮く感じ『PCX160』のシート高は764mm、身長160cmの私が跨るとシート幅も広めなので両足の踵は浮く感じ

 車両重量は133kgで、『PCX160』の見た目からは想像以上に軽かったことに驚きました。取り回しがしやすく、通勤や買い物で毎日この車体を取り回すことを考えると、荷物を入れたとしてもストレスがとても軽減されると思います。私は大きめなスクーターは機能性や収納力がいい分、車幅も広くなりがちなので取り回しに苦手意識を持っていましたが、『PCX160』はその不安がないのでとてもありがみを感じました。

■いよいよ、エンジンスタートです!

 エンジンをかけると、「…シュ…ルルルルルル…」と一瞬わずかに車体が揺れたと思いきや、その後の振動は「本当にガソリン車なのか?」と疑ってしまうほど車体からの振動がほとんどないのです。毎日の通勤でバイクの振動は意外と自分の体へ負担になっているものだと思うので、これだけ柔らかい振動なら心地よくてむしろ移動時がリラックスタイムになってしまいそう!

滑らかすぎるスタートは、PCX160が運転を手伝ってくれているような感覚がある滑らかすぎるスタートは、PCX160が運転を手伝ってくれているような感覚がある

 発進すると、なんともまぁなめらかですこと! 自分でアクセル操作をしているつもりですが、なめらかすぎて逆に私が操作しているというよりも『PCX160』が運転を手伝ってくれているのではないかと思うほど。思うがままに反応してくれると運転するのも楽しくなってしまいますよね。

 見た目はフロント周りがボリューミーで前に突き出しているように見えたので、小回りなど心配していたのですがむしろその心配も無用。驚くほど小回りしやすくUターンのストレスも全然ありませんでした。車体と私の重心がピッタリ真ん中に吸い寄せられているような感覚があって小回りする時も自分の体の位置ファーストで体重移動することを簡単にさせてくれるのです。

Uターンや小回りする時も体重移動することで容易にでき、毎日の移動も焦らずリラックスして走ることができるUターンや小回りする時も体重移動することで容易にでき、毎日の移動も焦らずリラックスして走ることができる

 走れば走るほど「なんなんだ!この見た目からのギャップは!」というノンストレスな走り心地。加速はキビキビしたスポーティーな加速というよりも、なめらかなので毎日の移動に焦らずリラックスして走りたいライダー向けにフィットした加速だと思います。

 私自身も、もし毎日朝移動するとしたら落ち着いて走りたいし、その時間は仕事前のリラックスモードにしたい派。もちろん、運転するので多少の緊張感は必要ですが、仕事でさらに集中力を使うので無駄な緊張感は省きたいのです。だからこそ、このラグジュアリーな乗り心地の『PCX160』は「毎日の移動を潤いのある時間に変えてくれそうだなぁ…」と思いました。

『PCX160』の気になるお値段は、41万2500円(税込)です。実際に試乗した身としては、正直「コスパ良くない?」と思ってしまったほど。毎日の仕事移動の相棒として欠かせない収納力や機動力は都内でも絶対活躍することは間違いなしですし、総排気量156ccなので高速道路でビュンっと移動もできます。

毎日の移動にちょっとしたリラックスを加えたい方はぜひ試乗してみて下さい毎日の移動にちょっとしたリラックスを加えたい方はぜひ試乗してみて下さい

 今回は高速道路を試乗できなかったので、走った時にどんな感覚なのかも気になります。今回の試乗で個人的に今1番グッときた軽二輪スクーターになりました。

 いかがでしたか? 毎日の移動にちょっとしたリラックスを加えたい方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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