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ヘルメットを被っても蒸れない&髪型が崩れにくい! 便利グッズ「ベンチレーションライナー」とは

バイクのニュース / 2024年7月29日 13時10分

夏場はヘルメットの蒸れが特に気になる季節。また汗ばむことによって、髪型も崩れやすくなってしまいます。そんな時に便利な「ベンチレーションライナー」というアイテムがあるようですが、具体的にはどのようなアイテムなのでしょうか。

■夏場に使いたいアイテム「ベンチレーションライナー」とは?

 バイクを運転する際は、法律でヘルメットの着用が義務付けられています。ヘルメットには大切な頭部を守るという重要な役割がありますが、多くのライダーにとって悩ましい問題となるのが髪型の崩れや頭皮の蒸れ。

夏場にヘルメットを被る多くのライダーにとって悩ましい問題となるのが髪型の崩れや頭皮の蒸れ!夏場にヘルメットを被る多くのライダーにとって悩ましい問題となるのが髪型の崩れや頭皮の蒸れ!

 ヘルメットをかぶったあとに「髪型がぺちゃんこになる」「中が蒸れて気持ち悪い」といった、イヤな思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 とくに気温と湿度が高くなる夏場は汗をかきやすくなるため、これらの症状がでやすくなります。また、バイクに乗って人に会うようなシチュエーションでは、ヘルメットによる身だしなみの乱れを何とかしたいもの。

 そんなヘルメットの問題を解決するのが「ベンチレーションライナー」というアイテム。ヘルメットに取り付けるだけで、髪のつぶれや頭皮の蒸れを抑えて優れた効果を発揮するようですが、具体的にはどのようなアイテムなのでしょうか。

ベンチレーションライナーは、ヘルメットと頭皮が密着しないように、その間にわずかな空間をつくり通気性を向上させるアイテムベンチレーションライナーは、ヘルメットと頭皮が密着しないように、その間にわずかな空間をつくり通気性を向上させるアイテム

 ベンチレーションライナーは、ヘルメットと頭皮が密着しないように、その間にわずかな空間をつくり通気性を向上させるアイテムです。

 ヘルメットは事故などの衝撃で簡単に脱げてしまわないよう、頭の形にフィットするようにできています。つまり頭全体を密着するように覆っているので、どうしても髪の毛が圧迫されて潰れてしまうのは必然。

 さらに、ツーリングなどで長時間バイクに乗っていると、ヘルメット内部に湿気や熱がこもってしまい蒸れやすくなります。そうなると頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、臭いやかゆみの原因になり不衛生な状態になりがちです。

 とくにフルフェイスなど、頭全体を密着するように覆う安全性が高いヘルメットほど、髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼしやすいです。しかしベンチレーションライナーをヘルメットに取り付けることで、髪の毛のつぶれや頭皮の蒸れを大幅に軽減することが可能というわけです。

ベンチレーションライナーは柔らかいシリコン製の薄いパッドでできており、その上に5ミリ程度の無数の突起がついていて、ユニークな形をしているのが特徴ベンチレーションライナーは柔らかいシリコン製の薄いパッドでできており、その上に5ミリ程度の無数の突起がついていて、ユニークな形をしているのが特徴

 またベンチレーションライナーは柔らかいシリコン製の薄いパッドでできており、その上に5ミリ程度の無数の突起がついていて、ユニークな形をしているのが特徴。ヘルメットの内部に取り付けると、この突起により頭皮とヘルメットの間にすき間ができて空気の流れが生まれるしくみとなっています。

 さらに、この独特な形状とやわらかいシリコン素材により、いろいろなタイプのヘルメットにぴったりフィットするようにできています。

 たくさん突起があるので「頭皮にあたってが痛いのでは?」と思うかもしれません。しかし、突起部分も指で押すと簡単に曲がるほどやわらかいので、ヘルメットに装着しても違和感なくかぶることができます。

 またベンチレーションライナーを装着すると通気性が格段にアップするので、髪の毛のつぶれ・蒸れの軽減のほか、発汗による菌の繁殖も減らすことができます。汗でヘルメット内部が汚れたり臭いを防ぐ効果もあるので、ヘルメットを常に清潔にしておきたい人にとって最適なアイテムといえるでしょう。

特別な工具や接着剤などは必要なく、突起側が頭皮に当たるようにヘルメット内部に押し込むだけでOK特別な工具や接着剤などは必要なく、突起側が頭皮に当たるようにヘルメット内部に押し込むだけでOK

 さらに、ヘルメットに手軽に装着できるのもポイント。特別な工具や接着剤などは必要なく、突起側が頭皮に当たるようにヘルメット内部に押し込むだけでOK。これだけでヘルメットの内側にしっかり固定されて下に向けても落ちることはありません。

 取り外すときも、そのままヘルメットから剥がすだけなので非常にカンタンです。また、いま使っているヘルメットに少しゆとりがある場合は、ベンチレーションライナーを装着するだけでサイズを調整することもできます。

 ただ、使っていくうちに髪の毛やほこり、皮脂などが付着して汚れてしまいます。そんなときも、ヘルメットから気軽に取り外してキッチン用の洗剤で水洗いできるので衛生的。しかも繰り返し使えるので、一度購入すれば長く使えてお財布にもやさしいアイテムです。

 しかし、ベンチレーションライナーを装着しても髪の毛のつぶれや頭皮の蒸れを完全に防げるわけではありません。あくまでも症状を軽減できるだけですが、未装着の状態よりは明らかに髪型が崩れにくくなります。また、蒸れにくくなるので頭がかゆくなるのを抑えたり、抜け毛を防止する効果が期待できそうです。

※ ※ ※

 多くのライダーを悩ませる、ヘルメット着用による「髪型のくずれ」や「頭皮の蒸れ」。ベンチレーションライナーを装着するだけで、これらの問題を大幅に軽減することができます。

 とくにヘルメット内部が蒸れやすくなる夏場は、ベンチレーションライナーはライダーにとって必須アイテムといえるでしょう。いま使っているヘルメットに取り付ければ、夏でも涼しく快適なツーリングを楽しむことができるかもしれません。

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