カスタムなしでも厳ついビジュアル! マットモーターサイクルズ『DRK-01 250』に試乗します〜小野木里奈の○○○○○日和〜
バイクのニュース / 2024年8月5日 12時10分
『小野木里奈の○○○○○日和』は、黒い車体の厳ついバイク、マットモーターサイクルズ『DRK-01 250』に試乗します。
■黒い車体が服装選びも楽しくさせる『DRK-01 250』
皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。普段の私服はモノトーン系が多い私。バイクのビジュアルは人が乗って初めて完成すると思っている私。バイクに乗るときの服は、バイクに馴染むモノトーンコーデをベースに考えることが多いです。
バイクのカラーリングがシンプルであれば、自分のファッションに色を取り入れたりなどバリエーションが増えるので日々のコーディネートを考える楽しみがより増えますよね。私も自分のバイクがオールホワイトなのもどんな服装でも合わせやすくしたくて、そのカラーリングを選びました。バイクは移動手段でもありますが、ファッションとして考えることもバイクの楽しみ方の一つだと思います。
ノーマルでカスタム車のようなマットモーターサイクルズ『DRK-01 250』に試乗します
今回は私好みなバイクをファッションとしても存分に味わえるマットモーターサイクルズ『DRK-01 250』に試乗ました。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』は試乗日和です。それでは、いってみましょう!
オールブラックなこの見た目! 厳つい! 私はモノトーンが好きですが、その中でもオールブラックやオールホワイトは特に好きで、バイクに乗らない日の私服でもコーディネートに取り入れるほど。黒一色とはいえ、タンク、シート、フレーム、ハンドル、タイヤなど同じマットブラックでも微妙に違っていて美しいのです。光に当たった時に影のつき方や黒の色の反射具合が違うので、「同じ黒でも何色の黒がこのバイクに使用されているのだろう」と考えてしまいます。
現代風タックロールのような加工がされたシート表面は、しっかりとした革の素材が高級感を演出しています
シートの表面は手で触れるとざらっとした表面で、しっかりとした革の素材が高級感を加えています。精密加工されたCNCアジャスタブルレバーは自分で距離を調節ができるので、手のひらが小さいライダーにとってもノーマルですでにこの機能が備わっていることはありがたいですね。
これだけデザインが完成されていると、あまり余計なカスタムをしてバランスを崩したくないからこそ、レバーの機能もすでに搭載されていると安心感があります。
そして、メーター近くのこのネジも黒で溶け込んでいますがよく見ると形が格好良いのです。細かいところまでデザインの抜け目がありません!
ショートステンレス・スポークが特徴的な18インチ MUTTオリジナル・リムにオフロードタイヤが装備されています
全体的にバイクの形状はクラシカルスタイルを連想させますが、ビンテージカラーではなくオールブラックが採用されていたり、オフロードタイヤのごつごつ感がスポーティーさも感じられて、レトロモダンな雰囲気を醸し出しています。どこに佇んでいても絵になる姿ですよね。
■恒例の足つきチェックでございます!
私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高は795mmなので両足の踵が浮いて指でしっかり地面を押さえつけられる感覚です。
シート高は795mm、身長160cmの私が跨ると両足の踵が浮きます
つま先立ちつんつんではないので、この程度のシート高でしたら両足でバランスを取ることができますが、やはりお尻を片方に少しずらして片足の裏全体でしっかり支える方が安心感はあります。
車両重量は166kgということと下半身周りの車体幅がスリムなので私でも片足で十分にバランスが取れる重さです。
■いよいよエンジンスタートです!
エンジンをかけると振動がビリビリと伝わり、DRK-01の見た目のいかつさがさらに増して私もテンションが上がってきました!「ブンブンブブブーン!!!」と空気を突き刺すような音が…!
バイクから伝わる振動がはっきりしており、アクセルを少し開けただけでズドンッと前に進んでくれます
発進すると、ビリビリとした振動がDRK-01から伝わってきて機械というよりも生き物に触れているかのような生々しさがあります。バイクから伝わる振動が「バツンッ、バツンッ」とはっきりしているからこそ、トルクも大きくバイクもそれに合わせてズドンッと前に進みます。
特に、スタート時にズドンと進む感覚を味わったので「アクセルを回す時はおっかなびっくり慎重に…」と自分に言い聞かせながら走りました。すると、だんだんこのメリハリがある加速に慣れてきて、いつの間にか独特なリズム感の加速を楽しんでいる私なのでした(笑) デザインだけでなく走っている時も遊び心を感じますね。
車体の細さも相まってニーグリップがしやすく、小回りしやすい印象です
車体は下半身周りの幅が細身なのでニーグリップがしやすく、小回りもしやすい印象です。見た目はイカついのにちゃんと私の体重移動に車体がスッとついてきてくれるように感じます。この素直な感じ、ギャップ萌えしてしまいますよね…(笑)
Uターンの時もバランスは取りやすいですが、前述したように独特な加速感覚があるので一定の速度で扱えるようにアクセルとクラッチの繋がる感覚をしっかり掴む必要があると思います。機械というよりも生き物を扱っている感覚だったので、バイクが自分に合わせてくれると思うのでなく、バイクの声を聞いてどう自分が寄り添うか、というバイクへの気遣いが必要ということを改めて実感しました。
マットモーターサイクルズ『DRK-01 250』はカスタムせずにビジュアルも楽しめた
気になる『DRK-01 250』の値段は、84万9200円(税込)。国内メーカーの250ccクラスと比較すると、平均的にちょっとお高めですが、ノーマルでカスタムしたような見た目で考えると、この金額になってしまうのは私の予想通りでした。そして、オールブラックという私好みなデザインがカスタムせずともすでにもうこのビジュアルで完成されていることもとても魅力的です。
バイクを乗る時は常にファッションとして楽しむことを追求したいという方は是非試乗してみてはいかがでしょうか。
それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!
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