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どうすればいいの!? メットインが開かなくなった時の対処法

バイクのニュース / 2024年8月8日 9時10分

バイクに備え付けられたメットインをヘルメット入れとして使用したり、ちょっとした小物などを積載するために利用したりしているライダーも多いはず。しかしメットインを開けようとしても突然開かなくなった...というケースも少なくありません。こういった場合、どうすればよいのでしょうか。

■メットインが開かなくなっちゃった!こんな時どうすればいい?

 バイクのなかでも特に日常の使い勝手にすぐれているのが、シート下の収納のメットインがあるスクーター。ヘルメットを保管できるだけでなく、買い物した袋やカバンなども入れておけるので、重宝している人も多いでしょう。

シート下の収納のメットインがあるスクーターは、日常の使い勝手にすぐれているシート下の収納のメットインがあるスクーターは、日常の使い勝手にすぐれている

 ただメットインは、なんの前ぶれもなく突然開かなくなることも…。メットインの鍵をいつも通りさし込んでも、うんともすんとも言わず困り果ててしまった経験があるライダーも少なくないかもしれません。

 ではバイクのメットインが開かなくなったとき、どうすればよいのでしょうか。

 メットインが開かなくなる要因として、荷物の詰め込みすぎが挙げられます。これは、荷物を入れすぎるとシートロックの鍵前に荷物が干渉してしまい、鍵がうまく機能しないためです。

 この場合はシートを上から強く押し付けながら、鍵を回すとメットインが開くことがあります。またバイクを斜めに倒したり、車体を大きく揺さぶって中の荷物をずらすのも有効な方法です。

 さらに、中のワイヤーが切れてしまいロック部分と連結されていないと、メットインが開かない場合があります。これはワイヤーの劣化や負荷のかけすぎが原因で、こうなると鍵を回したときの抵抗も得られなくなり、シートを上から押し付けても開きません。

うっかり鍵を入れたまま閉めてしまうとロックがかかってしまい、スペアキーがないと開けることができなくなるうっかり鍵を入れたまま閉めてしまうとロックがかかってしまい、スペアキーがないと開けることができなくなる

 そのほかにも、メットインに上着やカバンを入れるときに、一緒にバイクの鍵も入れてしまうケースも少なくありません。ほとんどのスクーターは、シートを閉めると自動的にロックがかかる仕組みのため、うっかり鍵を入れたまま閉めてしまうとロックがかかってしまい、スペアキーがないと開けることができなくなります。

 なお、メットインが開かないときは、業者に依頼して解錠してもらうのがいちばん確実な方法です。

■バイクのメットインを開けてくれる業者は、主に3つある

 まず手っ取り早くメットインを開けたい場合は、鍵業者に依頼するのがベストな方法です。鍵専門のプロなので、バイクのメットインの構造も十分に理解しており、どのような鍵も確実に開けてくれます。とくに出張専門の鍵業者は、電話一本でスピーディーに現場に駆けつけてくれて、すぐ対応してくれることも少なくありません。

鍵を無くした時に開ける方法としてJAFまたは任意保険に付帯しているロードサービスを利用する鍵を無くした時に開ける方法としてJAFまたは任意保険に付帯しているロードサービスを利用する

 また、鍵を無くしてしまっても、鍵穴からスペアキーをその場で作成してもらえるのも鍵業者の良いところ。後日あらためて鍵を作りに出向く必要はなく、その場で解錠とスペアキーの作成ができるのは鍵業者ならではのメリットです。

 ただし、鍵開けの費用に8000円程度かかり、車種にもよりますがスペアキーの作成は1万円から1万5000円程度かかってしまうので、費用が割高になりやすい点がデメリットとして挙げられます。

 ふたつ目の方法は、JAFまたは任意保険に付帯しているロードサービスを利用する方法。ロードサービスは、基本的に24時間365日全国どこでも対応してくれるので、いつメットインのトラブルが起きてもすぐに駆けつけてくれるので心強いです。

 しかも、会員であればキー解錠の作業は無料でおこなってくれます。ただし、ロードサービスなどでは鍵の解錠だけで、スペアキーの作成サービスはしてくれない点を覚えておきましょう。

 またバイクを押して歩いていける範囲にある場合は、バイク屋で解錠を依頼する方法もあります。

 ただしバイク屋によってすぐ対応できる場合と後日対応の場合があり、かかる費用も店舗によってまちまち。そのため、すぐメットインを開けたい場合は持ち込む前に、料金と合わせて対応にどのくらいかかるかも電話で確認をとっておいたほうが安心です。

バイク販売店でもスペアキーを作成してもらうことができるバイク販売店でもスペアキーを作成してもらうことができる

 ちなみに、バイク屋でもスペアキーを作成してもらうことができます。ただし、メーカーから取り寄せになり約1週間から2週間ほどかかるので、いますぐ必要という人には向いていません。

 費用はおおよそ1500円から4000円程度で作れる場合が多いので、時間がかかっても大丈夫という人はバイク屋にお願いするのも一つの手です。

 なお、メットインを自力で開ける場合は、シートを押し込む方法以外は控えましょう。

 力まかせにシートを持ち上げたり、鍵穴を強引に回すなどすると、たとえ開けることができてもそれらの部品が壊れてしまう可能性があります。無理やりこじ開けようとしたばかりに修理費用が余計にかかってしまい、業者に頼むより高額な出費になってしまっては本末転倒です。

 メットインは防犯上、鍵で開ける以外は開かない構造になっています。大切な愛車を傷つけないためにも、メットインが開かないときは確実な方法を選んで解錠するようにしましょう。

※ ※ ※ 

 バイクのメットインは、荷物の詰め込みすぎや不具合などで開かなくなる場合があります。メットインを開けられる業者は、鍵の専門業者のほか、JAFなどのロードサービス、バイク屋の3つ。いずれも一長一短があるので、自分の用途や緊急度、予算にあった業者を選ぶことが大切です。

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