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走行わずか3000kmの極上解体車発見! エンジンを降ろすなら荷台を「吊り上げる」のが正解!?

バイクのニュース / 2024年8月11日 7時10分

以前はハイエースでしたが、現在は、軽ワゴンのサンバーディアスで「軽トランポ生活!!」を楽しんでいる私です。しかし、軽ワンボックスは大型モデルの積載が大変で、不向きだと判断しましたので「軽トラ」を追加導入しました。しかし、この軽トラが「訳あり車」で、ちゃんと走らせるためには、いろいろな出来事がありました……。純血スバルのサンバー、EN07系エンジン搭載モデルが生産中止になってすでに10数年。長く乗り続けるには、スペアパーツの確保も重要になります。そんなことを考えていたら……

■欲しい時に見つからないのが補修部品、それが旧車の常

 軽トラサンバーのポテンシャルが「ハンパじゃなく凄い!!」と初めて知ったのは、平成に入って間もない頃だったと記憶しています。「知り合いの運送屋さんが、スーパーチャージャー付きの軽トラを導入したので乗せてもらったら、もの凄いパワフルなんですよ!!」。あの当時は、本当なのっ? といった感じでした。

「軽トラなのに4気筒+スーパーチャージャーってことは、凄い装備だよね!! そりゃ憧れるなぁ~」なんてお話を、しきりにした記憶があります。

かつてぼくが所有していた「水没サンバーTT2」(前)と現在所有するエアコン付きの「サンバーTT1」。水没サンバーは手放した後、通称「赤帽箱」が取り付けられていますかつてぼくが所有していた「水没サンバーTT2」(前)と現在所有するエアコン付きの「サンバーTT1」。水没サンバーは手放した後、通称「赤帽箱」が取り付けられています

 あの日以来、ぼくの頭の片隅には「4気筒サンバー+スーパーチャージャー」がありました。

 100系ハイエースファミリーの新車や中古車、合わせて6台乗り継ぎましたが、200系とは縁が無く、次のトランポとして購入決意したのはサンバーバンでした。維持費=ランニングコストを考えたら、やっぱり軽自動車は魅力的です。しかしサンバーシリーズは、リアエンジンだから荷台が高くて、バイクの積載には不向き、との意見もあります。

 しかし、乗ってみて、その走りの本質を知ってしまうと、驚かれる方が数多いと思います。とにかく素晴らしい軽トラなんです。ちょっとだけローダウン=シャコタン仕様にすれば、少しはバイクの載せ降ろしも楽になるのでは!? などとも考えました。

 色々検討した結果、軽トラでも軽バンでもなく、軽ワゴンのスバルサンバー、中期型の後期モデル!? を購入しました。今でもそのサンバーワゴンは所有してますが、トランポとして使っているのは、原付二種クラス以下を運搬する時と決めています。

 仕事柄、大型バイクを運びたいことがあります。そんな時にはやっぱり「軽トラがいいなぁ!!」なんて想いが強くなりました。そんな矢先に、ぼくの軽トラサンバーとしては先代となる「水没サンバー」のお話を頂き、この連載リポートの通りに(Vol.1~是非ご覧ください)、日々仕上げてコンディション良く走るようになりました。しかし、ぼくにとっては極めて重要な「エアコン装備の重要性」を再認識したことで、年式を遡りながらも、エアコン付きの前期TT1に乗り換えることにしました。

■実走行3000kmの解体車発見!!

 バイク仲間で、水没サンバーの現オーナーさんから「解体部品屋さんで走行浅のTT2を見つけましたよ!!」との電話を頂きました。

一度も継続車検を取得しないまま、16年間にわたって農家の納屋に入りっ放しだったのが、この型式GD-TT2の軽トラサンバー4駆モデル。中古自動車部品商のストックヤードに置いてあったこのサンバーを、バイク仲間が幸運にも見つけてくれました一度も継続車検を取得しないまま、16年間にわたって農家の納屋に入りっ放しだったのが、この型式GD-TT2の軽トラサンバー4駆モデル。中古自動車部品商のストックヤードに置いてあったこのサンバーを、バイク仲間が幸運にも見つけてくれました

 詳しいお話しを聞くと、実走行は何と3000kmで、新車購入以来、一度も継続車検を取得していない車両らしい……。とのお話しも。

 そんな情報を聞いてしまうと、スペアエンジンとして購入したくなってしまうのが、旧車好きの性と言えましょう……。早速、連絡をもらった仲間にお願いして、中古自動車部品商さんに交渉していただきました。すると「必要な部品を外したら、その他は返してください」といった、簡単な約束事で交渉成立。しかも価格は格安でした。

単純にエンジンを取り外したいのなら「降ろす」のではなく「持ち上げる」のが絶対に楽なような気がします。実は、解体部品商さんから、このような作業手順を伝授いただきました。確かにフロア下に潜ることなく、上からの取り外しなら作業は圧倒的に楽です単純にエンジンを取り外したいのなら「降ろす」のではなく「持ち上げる」のが絶対に楽なような気がします。実は、解体部品商さんから、このような作業手順を伝授いただきました。確かにフロア下に潜ることなく、上からの取り外しなら作業は圧倒的に楽です

 バイク仲間にお願いして、クレーン付きトラックで作業場前まで運んでいただきました。

 ぼくとしては、エアコン付きTT1のスペアエンジンにしようと考えたのと、今後、何かあったときのために、エンジン本体をストックしておこうとも考えました。20数年前に交わした会話から始まり、今となっては、純血スバルサンバー(EN07系4気筒エンジン搭載モデル)の熱烈なファンになってしまいました。

メインのエンジン+ミッションと様々な部品の取り外しに要した作業時間は1時間半。現場!?(一般の路地裏)の後片付けに30分。解体を終えた荷台やその他の部品を復元して、自動車解体部品商さんへ残骸を返却しました。エンジンは積んで持ち帰りましたメインのエンジン+ミッションと様々な部品の取り外しに要した作業時間は1時間半。現場!?(一般の路地裏)の後片付けに30分。解体を終えた荷台やその他の部品を復元して、自動車解体部品商さんへ残骸を返却しました。エンジンは積んで持ち帰りました

 今後も、軽トラサンバーライフを、広く深く、生涯の友として、楽しんでいきたいと考えています。

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