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スバルの軽トラサンバーが「何故かストラトス仕様」に!? トランポもリフレッシュしよう!! Vol.9

バイクのニュース / 2024年8月18日 7時10分

以前はハイエースでしたが、現在は、軽ワゴンのサンバーディアスで「軽トランポ生活!!」を楽しんでいる私です。しかし、軽ワンボックスは大型モデルの積載が大変で、不向きだと判断しましたので「軽トラ」を追加導入しました。しかし、この軽トラが「訳あり車」で、ちゃんと走らせるためには、いろいろな出来事がありました……。そんな訳あり「水没号」は、しっかりメンテナンスして継続車検も取得。構造変更によって「ダンプ」から「キャブオーバー」への変身も完了!! 絶好調でしたが、夏場に必要不可欠な「エアコン」が無いことを理由に、新規TT1へと乗り換えました。そんな水没号を受け継いだ現オーナーさんが、パネルバン的にカスタムを楽しんでいます!!

■水没号の現状仕様とその後の変化

 水没号こと軽トラサンバーの訳あり車を購入して以来、水没車としてのメンテナンスメニューを進行するのと同時に、大型バイクを積載できるトランポ仕様への改造=使い勝手を優先した改造へ着手。そして、継続車検のタイミングで構造変更申請届けを出しました。

かつてぼくが所有していた「水没サンバーTT2」(前)と現在所有するエアコン付きの「サンバーTT1」。水没サンバーは手放した後、通称「赤帽箱」が取り付けられていますかつてぼくが所有していた「水没サンバーTT2」(前)と現在所有するエアコン付きの「サンバーTT1」。水没サンバーは手放した後、通称「赤帽箱」が取り付けられています

 水没車ながら絶好調を取り戻し、その走りも少なめの実走行距離を反映した素晴らしいものでした。

 ところが、夏場になると小さな軽トラキャビン内は異常な暑さ……。全国有数の酷暑エリアで知られる、群馬県館林市を走っていた時に、運転しながら熱中症になりかけてしまいました。そのときは木陰と自動販売機の冷たい飲み物に助けられましたが、さすがにエアコン無しの辛さを思い知り、連載リポートの通り、エアコン付きで車検が丸々2年付いた軽トラサンバー(2駆TT1の初期型)を、メルカリで購入しました。

 通称「水没号」の、その後がどうなったかと言えば、これも既報の通り、ぼくに水没号を紹介してくれたバイク仲間の元へ出戻っていきました。キャブオーバーの平荷台はアオリを取り外して、赤帽専用で昇降する幌屋根付きのボックスを積載しています。

■スバルですが「ランチア・ストラトス」ファンなもので

 真っ白なキャビンと同じく、白いボックスを積んで仕事の脚として、ときにはバイクを積載運搬するトランポとして、大活躍しているのが現「赤帽箱を積載した軽トラサンバー」号です。

 仕事の打ち合わせで、デザイン業(看板屋さん)を営むバイク仲間の仕事場へ出向くと、新たに導入した軽トラサンバーに興味津々の様子。何故なら、バイク仲間も、仕事柄軽トラを多用していて、現在は、ホンダアクティトラックの後期仕様を走らせています。仕事柄、スペースを見つけると装飾したくなる様子で「この白く余った部分をカッコ良くしてみない!?」と呟いていたそうです……。そんなお話しをしながら、スマホで軽トラサンバーを撮影。果たして、どんなアイデアが飛び出すのか……。

国内GT選手権のエントラントや、とあるメーカーワークス系マシン用のラッピングも製作実績があるアイデアボックス。代表の渡部(わたなべ)さん自身もWRCファンでストラトスファンでもあるそう。バイクは原付二種のスーパーカブをベースに、ラッピングを楽しんでいます国内GT選手権のエントラントや、とあるメーカーワークス系マシン用のラッピングも製作実績があるアイデアボックス。代表の渡部(わたなべ)さん自身もWRCファンでストラトスファンでもあるそう。バイクは原付二種のスーパーカブをベースに、ラッピングを楽しんでいます

 数週間後、仕事の打ち合わせでデザイン事務所を訪ねると、パソコン画面の中には、見覚えのある軽トラと、そこにはボディラッビングが施されたシミュレーション画像がありました。

 実は、現「赤帽箱積載の軽トラサンバー」号オーナーも、デザイン業の仲間も、昔からのWRCファン。しかも熱烈なファンでした。

 さらに軽トラサンバーのオーナーが、往年のランチア・ストラトスが大好きな少年だったことも知っていたそうです。昔々、軽トラサンバーのオーナーが「本物のストラトスを買おう!?」といった騒ぎがあったことも覚えていたそうで、「スバルだけど、ストラトス仕様にしたからね!!」と、お話があったそうです。

WRC世界ラリー選手権で大活躍した当時のランチア・ストラトスと言えば、派手なカラーリングが特徴でした。イタリアのアリタリア航空仕様のカラーリングが有名ですが、この軽トラサンバーには、ランチア・デルタ時代の「マルティーニレーシング」が纏われています。軽トラックもラッピング次第でイメージが様変わりしますねWRC世界ラリー選手権で大活躍した当時のランチア・ストラトスと言えば、派手なカラーリングが特徴でした。イタリアのアリタリア航空仕様のカラーリングが有名ですが、この軽トラサンバーには、ランチア・デルタ時代の「マルティーニレーシング」が纏われています。軽トラックもラッピング次第でイメージが様変わりしますね

 数週間後には「ラッピングの印刷ができたから、都合が良い時に貼り込もう!!」との連絡があったそうです。それで、ご覧のような軽トラサンバー「何故かストラトス仕様」が完成しました。

WRCランチア・ストラトスと言えば、アリタリア航空カラーがお馴染みですが、そのアリタリア仕様をリスペクトした軽トラサンバーの新たなイメージがこの仕様です。ホイールベースが見事なまでに一致している様子は、今にも走り出しそうな雰囲気!!WRCランチア・ストラトスと言えば、アリタリア航空カラーがお馴染みですが、そのアリタリア仕様をリスペクトした軽トラサンバーの新たなイメージがこの仕様です。ホイールベースが見事なまでに一致している様子は、今にも走り出しそうな雰囲気!!

 あっという間劇場の如く作業が進んだそうです。すでに新たなデザイン案にも着手している様子……!? デザイナーさんもストラトスの熱烈なファンのようです。ちなみに、この軽トラストラトスサンバーのオーナーさんは、本物ストラトスを諦めて、普段はスバルインプレッサSTIバージョンを走らせています。

撮影協力/アイデアボックス(福島県郡山市)

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