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突然現れた「元赤帽TT1サンバートラック」は「WRブルー」だった!! トランポもリフレッシュしよう!! Vol.10

バイクのニュース / 2024年8月25日 7時10分

以前はハイエースでしたが、現在は、軽ワゴンのサンバーディアスで「軽トランポ生活!!」を楽しんでいる私です。しかし、軽ワンボックスは大型モデルの積載が大変で、不向きだと判断しましたので「軽トラ」を追加導入しました。「訳あり車」の水没号からエアコン付きのメルカリ号へ乗り換えましたが、半年も経過しないそのタイミングで、なんと元赤帽払い下げ車のWRブルー仕様(リペイント)軽トラサンバーが目の前に現れました!!

■台形グリル世代のスーパーチャージャー付き赤帽TT1登場

スバルサンバーが『ハンパじゃなく凄い!!』と初めて聞いたのは、1990年代の後半頃。「知り合いの運送屋さんが、スーパーチャージャー付きの軽トラを追加導入したので乗せてもらったんです。すると……!!」といったお話を同僚から聞きました。個人的な希望とぼく自身の使い方を考慮し、それを「赤帽車」へ当てはめると、以下の仕様が理想的でした。

過走行と思っていただいても結構ですが、しっかりメンテナンスされてきた30万キロオーバーなので、エンジンコンディションは素晴らしく感じました。しかし、キャビンには板金修復歴があり、ドアの開閉は今ひとつシャキッとしません過走行と思っていただいても結構ですが、しっかりメンテナンスされてきた30万キロオーバーなので、エンジンコンディションは素晴らしく感じました。しかし、キャビンには板金修復歴があり、ドアの開閉は今ひとつシャキッとしません

 スーパーチャージャーを搭載したTT1。つまり2駆です。4駆も魅力的ですが、よっぽどのことが無い限り、4WDユースは無いと思います。増してやEL=エキストラローギヤを使うような場面に遭遇したこともありません。ミッションは5速マニュアルで、当然の如くエアコン付き。さらなる理想を申せば、パワステが付いていれば最高です。

 しかし噂では、赤帽オーナーさんはパワステを選ばないことが多いらしいです。そんな個人的妄想話をバイク仲間とする機会がありました。すると、ぼくの目の前でお茶を飲んでいた仲間が「ご希望とはちょっと仕様が違いますが、元赤帽の払い下げ車、うちにありますよ……」。えっ!! 驚きました。理想に近いスーパーチャージャー付きの軽トラサンバーと巡り合うことができました。良縁は、突然やってくるものでしょうか……。

メルカリで購入したTT1は、バイク仲間へ嫁いでいきました。この低い幌は3方開き対応部品で、スバル用品の指定部品のようです。青帽へ移植しましたが、本来の赤帽幌車(横幌は固定式で開きません)と比べて、使い勝手はかなり良いです。大型バイクの積載も楽々!!メルカリで購入したTT1は、バイク仲間へ嫁いでいきました。この低い幌は3方開き対応部品で、スバル用品の指定部品のようです。青帽へ移植しましたが、本来の赤帽幌車(横幌は固定式で開きません)と比べて、使い勝手はかなり良いです。大型バイクの積載も楽々!!

 バイク仲間のガレージで、軽トラサンバーの面白さを力説していたのがぼくでした。そんなお話をひと通り聞終えた後に、なんと「その好みの仕様に近い軽トラのサンバー、うちにありますよ!!」と、お話を頂きました。

 そりゃもう驚きです。ぼくの理想形に対して、パワステ付きではなかったものの、それ以外は、ほぼズバリな仕様でした。おまけに「ハイルーフ仕様」といった嬉しい誤算もありました。軽トラなのにハイルーフです。使い勝手が良さそうですね!! ただし、過去にキャビンの修復歴があるそうです。つまり事故車だと思います。

「車両入れ換えするときには、是非、声を掛けてください!!」と、その日にお願いしました。そんなお話を忘れていなかったバイク仲間から、数か月後に連絡が入りました。「良ければいかがですか?」と!! 以前に中古車ディーラーの営業さんからお聞きした言葉の中に「中古車は出逢いですから……」というセリフがありましたが、最初にお話しを伺った時からピピッと来ていたので、迷うことなく「是非、よろしくお願いします、買います!!」とお返事しました。

■最終限定仕様ではない「WRブルー」の軽トラサンバー

 WRブルーという色名称は、多分、スバルの「ワールド・ラリー」を意味するものでしょうか? 2022年、スバルがトヨタ傘下に編入された際には、軽トラサンバー、軽ワゴンとバンのサンバー&ディアスは、ダイハツOEM供給が決まりました。

 サンバーの名前でもダイハツハイゼットとはエンブレムが違うだけです。そんな状況は、熱烈なスバルファンには見過ごせません。そんな状況もあって軽トラと軽バンのサンバーには、最終限定モデルとしてWRブルーにペイントされた仕様が予約発売されました。

 どうやらそのモデルが登場するよりも先のタイミングで、このスーチャー赤帽サンバーはWRブルーのカラーを纏っていたようです。

新たに入手した通称「青帽」TT1。すでに30万キロオーバーですが、果たしてスーパーチャージャー仕様車の赤帽モデルの終焉走行距離は、何キロ程度なのでしょうか? バイク仲間が部品取り車で購入した平成19年式のNA赤帽TT2は、70万キロオーバーでした新たに入手した通称「青帽」TT1。すでに30万キロオーバーですが、果たしてスーパーチャージャー仕様車の赤帽モデルの終焉走行距離は、何キロ程度なのでしょうか? バイク仲間が部品取り車で購入した平成19年式のNA赤帽TT2は、70万キロオーバーでした

 ブルーなので通称「青帽サンバー」は、スーパーチャージャーを装備した、一般の軽トラ派生仕様ではなく、純粋なる「赤帽」車両です。走行距離は、ぼくが受け取った時ですでに30万キロオーバーでしたが、赤帽としてはまだまだ低走行!? な部類に入ると思われます。

メルカリ号へ取り付けていた幌フレームと幌を一式移植しました。そして、OSB合板の床板も移植することで、バイクの積載性が高まりました。バックパネルには凸凹天井用の固定フレームを利用した前輪の輪止めをボルトオンしてますメルカリ号へ取り付けていた幌フレームと幌を一式移植しました。そして、OSB合板の床板も移植することで、バイクの積載性が高まりました。バックパネルには凸凹天井用の固定フレームを利用した前輪の輪止めをボルトオンしてます

 手元へ来る前に試乗させていただきました。現状コンディション的には十分で、その走りは、これまでのNA軽トラとはまったく違った印象でした。まさしくスーパーチャージャー付きの軽トラに相応しい走りでした。

 バイク仲間のオーナーさんに、これまでの経緯を伺うと、興味深いお話が次から次へと……。そんな中でも、特に、気になったのが「スーパーチャージャーオイルの交換」でした。

 スバルヴィヴィオの所有経験もあるオーナーさんでしたが、ヴィヴィオ時代のスーチャーモデルには、オイル交換用のドレンボルトがボディ下部にあったそう。一方、TTサンバーシリーズになってからのスーパーチャージャーモデルには、ドレンプラグとフィラーレベルのプラグが兼用化されているそうです。

 考え方によっては、オイル交換は永年不要!? になりませんか………。そんな中、前回の車検時にスーパーチャージャー本体を取り外し、専用オイルを抜き取りオイル交換したそうです。するとドレンから流れ出てきたオイル量は極めて少なく、しかも新品オイルに比べてハチミツのように固く濁っていたそうです。

 そこで、スーパーチャージャー専用オイル(トヨタ車のスーパーチャージャーオイル)を注入してからプーリーをぐるぐる回し、しっかりフラッシングしたそうです。その後オイルを排出してから、新しいオイルを注入し、復元したのがこの青帽サンバーらしいです。そのオイル交換によって「性能回帰」できたかのような印象を受けました。

エアコンが良く効くメルカリ号はバイク仲間が引き受けてくれたので迷うことなく青帽WR軽トラサンバーへ移行しました。大型バイクの積載が大変で諦めかけたサンバーワゴンのトランポ化ですが、250ccまではワゴントランポを利用中ですエアコンが良く効くメルカリ号はバイク仲間が引き受けてくれたので迷うことなく青帽WR軽トラサンバーへ移行しました。大型バイクの積載が大変で諦めかけたサンバーワゴンのトランポ化ですが、250ccまではワゴントランポを利用中です

 エアコン付きのメルカリサンバーは、バイク仲間の元へ嫁いでいきました。ぼくの元へはこの青帽サンバーが来たので、今後は、スーパーチャージャー付きワゴンのTW1と青帽スーパーチャージャーTT1の2台体制で、軽トランポライフを楽しみます。

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