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知っておきたい!バイクを買う際にかかるお金事情

バイクのニュース / 2024年9月16日 10時10分

バイクを購入する際は、車両本体価格以外にもさまざまな費用が生じますが、具体的にはどのような費用がかかるのでしょうか。

■バイクを購入する時にかかる費用は車両本体価格だけではない!

 欲しいバイクを見つけ、いざ購入してみると「当初の予算よりもかかってしまった」と感じた経験のある人は多いと思います。実際にバイクを購入する際は、お店やカタログで表示されている車両本体価格以外にも、さまざまな費用が生じます。

 ではバイクを購入する場合、具体的にはどのような費用がかかるのでしょうか。

バイクを購入する際は、お店やカタログで表示されている車両本体価格以外にも、さまざまな費用が生じるバイクを購入する際は、お店やカタログで表示されている車両本体価格以外にも、さまざまな費用が生じる

 たとえば、販売店に支払う「登録手数料」や「納車整備料」などの手数料、その他、保険や税金などが挙げられます。

 車両本体価格にそれらすべての諸費用を加えたものを「乗り出し価格」と言い、バイクを購入する際は乗り出し価格を考慮した、余裕を持たせた予算設定が必要です。

 なお、乗り出し価格は前述した通り、販売店に支払う各種手数料と保険や税金などの法定費用の2種類に分類され、各種手数料には以下のようなものがあります。

 まずひとつ目は、ナンバープレートの取得や名義登録の代行を販売店にお願いする際の「登録手数料」。125cc以下の原付なら役所、125cc超のバイクは陸運局で登録をおこないます。

 少しでも手数料を浮かせたいという場合は、販売店に依頼せずに自分で役所や陸運局に出向くことも可能ですが、特に初めての人にとっては簡単な手続きではないので、代行してもらうのが一般的。販売店によって金額は異なりますが、2000円から1万円程が一般的と言われています。

 そしてふたつ目は、「納車整備手数料」。これは文字通り、納車前の点検や整備に掛かる費用のことで、販売店によっては登録手数料の中に納車整備料や届けてもらう場合の納車費用なども含まれていたり、表記の仕方が異なったりする場合もあるので、気になる人は見積もりの内訳を出してもらうと良いでしょう。

 ちなみに納車整備手数料の相場は、2万円から5万円程です。

「軽自動車税」は5月の初旬から中旬頃までに、その年の4月1日時点でのバイクの書類上の所有者に納税通知書が届き、1年分を納付するという形「軽自動車税」は5月の初旬から中旬頃までに、その年の4月1日時点でのバイクの書類上の所有者に納税通知書が届き、1年分を納付するという形

 次に法定費用について。まずは、125cc超のバイクに義務付けられている「自動車重量税」で、重量税は排気量に応じて金額が異なり、125cc超から250cc以下のバイクは車検がないため、新車登録時に4900円を支払うのみです。

 一方250cc超のバイクは新車登録時に3年分をまとめて、それ以降は2年ごとの車検時に2年分を支払う決まりになっています。

 ちなみに額面は、登録後12年までは1900円/年、登録後13年から17年までは2300円/年、登録後18年以上になると2500円/年。

 また「軽自動車税」も、法律で支払いが義務付けられています。軽自動車税の支払いのタイミングは、重量税のように新車登録時ではありません。

 5月の初旬から中旬頃までに、その年の4月1日時点でのバイクの書類上の所有者に納税通知書が届き、1年分を納付するという形。

 なお軽自動車税も排気量によって金額が異なり、たとえば50ccから90cc以下の原付は2000円/年、90cc超から125cc以下の原付は2400/年、125cc超から250cc以下のバイクは3600円/年、250cc超のバイクは6000円/年となっています。

自賠責保険は、クルマやバイクに乗るすべての人に法律で義務付けられている強制保険自賠責保険は、クルマやバイクに乗るすべての人に法律で義務付けられている強制保険

 そして最後は自賠責保険。自賠責保険は、クルマやバイクに乗るすべての人に法律で義務付けられている強制保険のこと。排気量と保険期間の長さで金額が決まりますが、長期で契約した方が割引率は高いのでお得です。
 
 沖縄県や離島など一部地域で金額は異なりますが、125cc以下の原付だと6910円/年。60か月の契約にすると1万3310円なので、少しでもお得に契約したいという人は長期契約がおすすめです。

 ちなみに、125cc超から250cc以下のバイクは7100円/年、1万4200円/60か月、250cc超のバイクだと7010円/年、1万630円/37か月です。

 また、自賠責保険には自動更新がありません。250cc超のバイクであれば車検があるので、その際に入り直すことができますが、250cc以下のバイクは車検がないため、自分で契約をし直す必要があります。保険会社からの通知が届いたら、忘れずに手続きをするようにしましょう。

 これらが車両本体価格を含まない主な乗り出し価格の内訳ですが、その他にも二輪車防犯登録費用やレッカーサービスへの加入、ディーラーオプションなど、人によってはさらに金額が加算される場合もあります。また自賠責保険だけでは補いきれない任意保険に加入することも、ほぼ義務のようなもの。

 さらに乗り出し価格以外にも、免許取得のためにかかる費用に加え、維持費も必要になります。

 免許取得費用については一番安い小型二輪免許の取得でも12万円から18万円。また維持費に関しては上記の保険や税金に加え、駐車場代や燃料費、メンテナンス費用などもあり、一般的には1年間で5万円から10万程掛かる場合も少なくありません。

 それらの費用を少しでも抑えるためには、こまめにメンテナンスをおこなったり、燃費を考えた走行を心掛けるなどの心掛けが重要。

 また、メーカーや販売店が初めて免許を取ってバイクを購入する人に向けての購入費用をサポートしてくれる、「免許応援キャンペーン」というサービスもあるため、こういったキャンペーンを賢く利用して費用を抑えるのもお得です。

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