ホンダの原2スクーター「リード125」が生産終了するという噂!? もう新車で買えないって本当なの？

ホンダの原付二種のバイクの中でも、人気が高いと言われている「リード125」。現在販売されているモデルが生産終了すると噂されていますが、実際にリード125は生産終了してしまうのでしょうか。

■人気の原付二種「リード125」は生産終了するの？

　ホンダでラインナップされているバイクの一つである「リード125」。リード125は原付二種のバイクであり、なかでも「PCX」と並んで人気の高いバイクだと言われています。

　遡ること41年前、1982年10月16日に初代リード125は、同年2月に発売された「リード50/80」と共に登場ました。その後、今に至るまで何度もモデルチェンジがおこなわれています。

ホンダの原付二種スクーター「リード125」

　現在、ホンダの公式サイトにあるリード125の現行モデルは、2023年2月16日に発売されたモデルです。新しく「キャンディーノーブルレッド」、「マットギャラクシーブラックメタリック」の2種類のカラーリングが設定され、「ポセイドンブラックメタリック」「パールジャスミンホワイト」を加えた全4種類のカラーがラインナップしています。

　またリード125は、すっきりとした洗練されたデザインでありながらも「毎日の使いやすさ」が追求されているバイクで、低重心化されているため安定感があり上体を起こした楽な体勢で乗ることができます。

　さらに、キーを取り出さずとも解除操作が可能な「Honda SMART Keyシステム」の搭載や、スマートフォンなどを充電することのできる「USB Type-Cソケット」などの、便利な装備も嬉しいところ。

　しかし最近、「リード125が生産終了する」とのウワサがひそかに囁かれており、ネット上でもリード125の生産終了に関する話題がところどころで上がっています。

スマートフォンなどを充電することのできる「USB Type-Cソケット」やスマートキーなど、数多く便利な機能を装備する

　新しくバイクの購入を考えていた人の中には、リード125を候補にしていた人もいるかもしれません。そんな購入を検討していた人にとっては、生産終了するかどうかは気になるところですが、実際リード125は生産終了してしまうのでしょうか。

　いくつかの店舗に取材をしたところ、「生産終了は事実」とのことでした。理由は明確ではありませんが、モデルチェンジによる時期的なものではないかと担当者は語ります。しかし、仮にモデルチェンジによる生産終了だったとしてもリード125の次モデルがいつ発売されるのかは不明とのことです。

　つまり、新車でリード125を購入するなら今がチャンスだということ。では、2024年9月現在、新車でリード125を購入することはできるのでしょうか。

リード125の現行モデルは、現在発注分と店舗在庫のみ購入が可能

　取材した店舗の担当者は、「リード125の現行モデルは、現在発注分と店舗在庫のみ購入が可能です」と話します。在庫があるかどうかは店舗によって異なるものの、ある場合は約1週間〜10日ほどで納車が可能とのことです。

　しかし、カラーによっては在庫が無い場合や、在庫があったとしてもすでに成約済みになっていることも。そのため、店舗へ訪れる前に電話で確認をしておくと安心です。

　さらに担当者は、「リード125は人気モデルのため、たびたび問い合わせが来ます」とも話します。これは、生産終了が事実である今、現行モデルの購入を急ぐ人が一定数存在するためと考えられます。

　いずれにしても、これからリード125の購入を考えている場合は、早めに店舗へ問い合わせるのがオススメです。

　なお、リード125の価格は「マットギャラクシーブラックメタリック」が33万円、そのほか3種類のカラーは32万4500円に設定されています。

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　ちなみに担当者によると、在庫状況は正規ディーラーに限った話であり、個人で経営しているバイクショップなどに在庫があるとは限らないようです。そのため、正規ディーラー以外の店舗で購入をする場合であっても、訪れる前に電話で在庫の確認をしておくことが推奨されるとのこと。

　また、人気の高いリード125の生産終了を受け、今後も購入希望者が多くなることが予想されます。この先モデルチェンジがされるかどうかも未定のため、購入を検討している場合は、早めに問い合わせるのもよいでしょう。