パーツの素材の多くはコレ!? アルミパーツとは？【バイク用語辞典】

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。

■多くのバイクパーツで使用される「アルミ」素材

「アルミパーツ」とはそのまま読めば「アルミニウム製のパーツ」ということになります。アルミニウムはご存知の通り、金属の一種です。

ヤマハ「MT-09」「トレーサー9」で採用されているアルミフレーム。「超肉薄」を実現したCFアルミダイキャスト技術が用いられています

　しかし、バイクのパーツとして使われているのは「純アルミニウム（元素記号：Al）」ではなく、銅やニッケルなど、さまざまな元素を加えた「アルミニウム合金」。つまり、正しくはアルミニウム合金製パーツ」ということです。

カスタムパーツのバックステップ。アルミのブロックから削り出されています

　その特徴は鉄に比べて軽く、錆びにくく、強度が高いとされています。他にも加工しやすく、熱伝導率が高い、溶接しやすいなどの特性があります。

　純正パーツはもちろん、カスタムパーツにも多用されていて、「アルミパーツ」はバイクにはなくてはならない存在と言えるのです。