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一体何処を確認すればいい? 急にエンジンがかからなくなってしまった際のチェックポイントとは

バイクのニュース / 2024年9月30日 10時10分

少しの間、停車しておいただけなのに、急にバイクのエンジンがかからなくなってしまったという経験はありませんか?こういった場合、どうすれば良いのでしょうか。

■急にエンジンがかからなくなってしまった場合のチェックポイント

 目的地に到着し、バイクのエンジンを止めて予定を済まし、戻ってきたらエンジンがかからなくなっていたという経験をした事はありませんか?

 元気に走っていたはずの愛車が、セルボタンを押してもセルが回らない、もしくはセルが回っている音がするのにエンジンが始動しないなど、不安で焦ってしまいます。

 つい先ほどまで問題なく走行できていたバイクのエンジンがかからない要因として、どのようなものが挙げられるのでしょうか。

つい先ほどまで問題なく走行できていたバイクのエンジンがかからない要因として1番に挙げられるのは「キルスイッチ」つい先ほどまで問題なく走行できていたバイクのエンジンがかからない要因として1番に挙げられるのは「キルスイッチ」

 まずひとつ目の要因は、「キルスイッチ」を利用したことを忘れているというもの。

 キルスイッチとは、エンジンを即座に停止させることができるスイッチのことで、ハンドル右側に設置されていることが多く、近年のバイクはキルスイッチ上または横に、円型の矢印マークとバツ印がついた円型の矢印マークが記されています。

 バイクのエンジンは、キーをオフに回すことでも停止することはできますが、キルスイッチをバツ印が描かれた側へ入れることでも止める事は可能です。

 このスイッチを使用してバイクを停車させる人はもちろん、不意に手が当たって、いつの間にかキルスイッチが入ってしまっていたという場合も少なくありません。
 
 キルスイッチがバツ印側に入ったままでセルボタンを押しても、エンジンがかからないので、まずはこのスイッチをチェックすると良いでしょう。

ギアが入ったままの状態であることもエンジンがかからなくなる要因ギアが入ったままの状態であることもエンジンがかからなくなる要因

 続いてふたつ目の要因は、ギアが入ったままの状態であること。

 近年販売されているギア付きバイクの中には、ギアがニュートラル以外に入っていると、エンジンがかからない構造になっているものも増えています。

 ギアが入っていたとしても、クラッチを握ればエンジンを始動させることができるバイクもありますが、誤発進を防ぐためにも、ギアがニュートラルに入っているかを十分に確認しておくようにしましょう。

■ATバイクはチェックポイント

 スクータータイプのバイクの場合、3つ目の要因があります。

 スクータータイプのバイクは、サイドスタンドを立てたままにしてセルボタンを押しても、エンジンを始動することができない構造であることがほとんど。

 これはサイドスタンドを立てたまま発進することを防ぐシステムなので、エンジンがかからない場合はサイドスタンドの状態を確認してみるとよいでしょう。

サイドスタンドを立てたままにしてセルボタンを押しても、エンジンを始動することができない構造になっているバイクも多いサイドスタンドを立てたままにしてセルボタンを押しても、エンジンを始動することができない構造になっているバイクも多い

 また、ギア付きバイクを発進しようと思い、ギアを入れたらエンジンが止まってしまうという症状が出ることも。

 これもスクーター同様、サイドスタンドを立てたままの発進を防ぐための設計。近年の多くのバイクがこのような設計になっているため、ギアを入れた瞬間にエンジンが止まってしまった場合は、サイドスタンドを立てたままになっていないか確認してみましょう。

 なお、以上3つのポイントをチェックしても問題は無いにもかかわらず、エンジンがかからないという状態であれば、ガソリンがタンクの中にキチンと入っているかを確認してください。

 メーターの表示はガソリンの残量があると示されていても、メーターの不具合により実はガソリンが入っていなかったというケースも少なくありません。そのため、タンクの中を直接見るなどして、ガソリン残量を確認してみることが大切です。

久しぶりにバイクに乗ったという場合、ガソリンが古く劣化していることにより、エンジンのかかりが悪くなっている可能性もゼロではない久しぶりにバイクに乗ったという場合、ガソリンが古く劣化していることにより、エンジンのかかりが悪くなっている可能性もゼロではない

 ここまでの4項目をチェックして問題がない場合、バイクに何かしらの不具合が発生していると考えられます。

 久しぶりにバイクに乗ったという場合、ガソリンが古く劣化していることにより、エンジンのかかりが悪くなっている可能性もゼロではありません。この場合、ガソリンを入れ替えるなどの措置が必要になるため、その場で対処することは困難です。

 ガソリン以外の問題でも、基本的には何らかの整備が必要な状態になっていると考えた方が良いため、レッカーを呼ぶ、または整備士などのバイクに詳しい人に相談するなどの対処をするようにしましょう。

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