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MTの原付二種モデルに乗りたい! 一体どんなモデルがラインナップしている?

バイクのニュース / 2024年9月21日 9時10分

バイクにはクラッチ操作が不要な「AT」と必要な「MT」があります。昨今人気が高い原付二種も、その例に漏れません。では2024年9月現在、MTの原付二種としてどのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。

■原付二種MTモデルの現行ラインナップをチェック!

 バイクは1000ccを超える大型モデルから、50cc以下の原付まで、幅広いジャンルが存在しますが、近年もっとも注目を浴びているのが125ccクラスの原付二種です。

 税金や保険料が安く、燃費がよいので維持費を抑えることができるほか、30km/h制限や二段階右折がなく、2人乗りも可能など多くのメリットがあります。そのうえ近所の移動手段から郊外のツーリングまで使い方は無限大です。

 原付二種には現行の50ccバイクにはない、クラッチ操作が必要なMT(マニュアル)のモデルがいくつか存在します。MTバイクは難しいイメージがありますが、ライディングの基本姿勢であるニーグリップができ、バイクの醍醐味であるギア操作を楽しめるため初心者ライダーにもおすすめです。

 では、2024年9月現在、MTの原付二種としてどのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。

◼︎ホンダ「モンキー125」

ホンダの原付二種レジャーモデル「モンキー125」ホンダの原付二種レジャーモデル「モンキー125」

 2018年に登場したのがホンダの「モンキー125」で、惜しまれつつ2017年に生産終了となった50ccのモンキーシリーズの原付二種モデルです。

 125ccになってボディサイズがひと回り大きくなりましたが、愛くるしいスタイルはそのまま。また、排気量がアップしたことでパワフルで安定感のある走りと、モンキーらしい軽快なフィーリングが楽しめます。

 エンジンのベースはグロムの5速ミッションを採用。前後ディスクブレーキ&12インチのブロックパターンタイプのタイヤに、タックロールが施された厚みのある座り心地のよいシート、アップタイプのマフラーなど、所有欲を満たす贅沢なつくりも魅力です。

 ホンダ「モンキー125」の価格(税込)は、45万1000円です。

◼︎ホンダ「CB125R」

ホンダの原付二種ネイキッドモデル「CB125R」ホンダの原付二種ネイキッドモデル「CB125R」

 新世代CBシリーズの最小排気量モデルとして2018年に登場したのが、ホンダ「CB125R」です。兄貴分である「CB250R」の車体やスタイリング、装備などの多くの部分を共有しているため、125ccらしからぬ迫力あるボディが目を引きます。

 DOHC4バルブの新型エンジンの採用によりパワフルな走りを実現。CBシリーズの大型モデルにも採用されているSFF-BP倒立フロントフォークや、IMU制御の高精度ABSなどを搭載し、クラスを超えたパフォーマンスを発揮します。本格的なライトウェイトスポーツとして、初心者だけでなくベテランライダーも満足できる一台です。

 そしてヤマハは、2023年後半に新型の125ccモデルの3機種を一気に国内市場に投入しています。

 ホンダ「CB125R」の価格(税込)は、52万8000円です。

◼︎ホンダ「グロム」

ホンダの原付二種コンパクトスポーツモデル「グロム」ホンダの原付二種コンパクトスポーツモデル「グロム」

 コンパクトで個性的なスタイルで人気を集めるのが、ホンダ「グロム」です。2013年に登場した初代モデルから現行モデルで3代目となり、従来までの4速ミッションから5速に変わり、これまでよりも積極的な走りが楽しめるようになりました。

 スタイリングも一新され、エンジンもパワー特性がよりスポーティさに磨きがかかった新型に変更。1200mmの短いホイールベースと前後12インチの小径ホイールにより、街中でもストレスのないキビキビとした走りを可能にしています。また、ライダーのポジションの自由度が高いフラット形状のシートや、コンパクトながら多機能のスクエア型のマルチメーターなど、機能面も充実したモデルです。

 ホンダ「グロム」の価格(税込)は、39万500円です。

■ヤマハの原付二種MTモデル

◼︎ヤマハ「MT-125 ABS」

ヤマハの原付二種スポーツモデル「MT-125 ABS」ヤマハの原付二種スポーツモデル「MT-125 ABS」

 ヤマハのスポーツネイキッドであるMTシリーズの末弟として登場したのが「MT-125 ABS」です。コンパクトで鋭く引き締まった印象のフロントマスクと、ボディ前後が大胆に切り落とされたような凝縮感のあるシャープなデザインが特徴。

 軽さと強度を兼ね備えたデルタボックス型フレームを採用し、自由度の高いアップライトなライディングポジションにより、軽快なハンドリング操作が可能です。また、俊敏な加速性能を発揮する、水冷SOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載。7400rpmで低速向けと中高速向けのカムに切り替わるVVA(可変バブル)により、トルクフルな走りを実現しています。

 ヤマハ「MT-125 ABS」の価格(税込)は、49万5000円です。

◼︎ヤマハ「XSR125 ABS」

ヤマハの原付二種Neo Retroスタイルモデル「XSR125 ABS」ヤマハの原付二種Neo Retroスタイルモデル「XSR125 ABS」

 XSRシリーズのネオレトロスタイルを原付二種モデルに継承したのが、ヤマハ「XSR125 ABS」です。クラシカルな丸目ヘッドライトと丸型メーターを採用し、全体的に”ネオレトロ”な外観を演出した、カジュアルかつデザイン性に優れたシルエットが特徴。 

 エンジンやフレームはMT-125と共有しているものの、広めのタックロールシートとゆったりとしたライディングポジションで、リラックスしながら運転できます。

 また、ボリュームがありながらサイドが絞り込まれたタンクによりニーグリップのしやすい形状もポイント。初めてバイクにのる初心者ライダーでも安心して乗ることができるモデルです。

 ヤマハ「XSR125 ABS」の価格(税込)は、50万6000円です。

◼︎ヤマハ「YZF-R125 ABS」

ヤマハの原付二種ロードスポーツモデル「YZF-R125 ABS」ヤマハの原付二種ロードスポーツモデル「YZF-R125 ABS」

 そしてフルカウルのロードスポーツであるYZF-Rシリーズの原付二種モデルとしてデビューしたのが、ヤマハ「YZF-R125 ABS」です。MotoGPマシン「YZF-M1」を彷彿させる、戦闘的なポジションを可能にするセパレートハンドルに、空力性能に優れたバブルスクリーン、水平基調のシルエットなど、スポーティさを前面に押し出したモデルとなっています。

 エンジンはMT-125やXSR125と共通の、VVAを搭載した水冷単気筒SOHC4バルブを採用し、エンジン回転の全域で優れたトルク特性と良好な加速性能を発揮。また、アシスト&スリッパークラッチやトラクションコントロールなどを搭載し、ストレスのない快適なシフト操作と高い安全性を実現しています。

 ヤマハ「YZF-R125 ABS」の価格(税込)は、51万7000円です。

■スズキの原付二種MTモデル

◼︎スズキ「GSX-R125 ABS」

スズキの原付二種スポーツモデル「GSX-R125 ABS」スズキの原付二種スポーツモデル「GSX-R125 ABS」

 2017年からスズキの原付二種にラインナップしているのが「GSX-R125 ABS」です。空力を限りなく抑えた精悍なフロントマスクと、フルサイズボディに前後17インチのアルミキャストホイールを採用し、レーシーなルックスが特徴のスーパースポーツモデルです。

 エンジンはDOHC4バルブ水冷単気筒を搭載。最大出力15psを発揮し、125ccながら軽量でスリムなボディにより軽快で伸びやかなフィーリングを実現しています。

 一方、走りの性能はそのままにアップライトなバーハンドルを採用したのが「GSX-S125 ABS」です。車体やエンジンはGSX-R125と共通でストリート向けに開発。リラックスしたポジションでライディングを楽しみたい人にぴったりのモデルです。

 スズキ「GSX-R125 ABS」の価格(税込)は、45万3200円です。

※ ※ ※

 本格的なギア操作が必要なMTの原付二種は、小型ながらバイクを運転する楽しさを味わえます。どの車種にしようか悩んでいる人は、あえてMTの原付二種から選べば自分にぴったりのバイクに出会えるかもしれません。

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