1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

直感的に操作方法が手に取るようにわかる凄いマシン KTM『390 DUKE』に試乗します 〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年9月23日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、2024年に新型が発表されたKTM『390DUKE』に試乗します。新型390DUKEには、前後のサスペンションをWP製APEXに変更し、コーナリング性能や扱いやすさをより一層高めています。また、リアショックアブソーバーをオフセットセンターにマウントし、シート高を従来型より下げ、大型化したエアボックスのスペースを確保した事で新たなDUKEのキャラクターを際立たせています。

■個性が際立つ新型KTM 390 DUKEとは

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。

昔のバイクと比べると、今は電子制御をはじめ色んな機能が装備されているバイクが増えていますよね。私も試乗するたびに色んな機能の説明をしていただくのですが「あれもこれもありすぎて覚えるのが難しい」が本音です(笑)

 説明書を読みつつも、常に持ち歩くのは億劫になってしまいますよね。わかりやすくて直感的に扱えるバイクを常に求めている私なのです。

2024年新型KTM『390 DUKE』に試乗します2024年新型KTM『390 DUKE』に試乗します

 そんな私も先日、初めて乗った瞬間からわかり合えたようなバイク、KTM『390 DUKE』に試乗しました。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』は「試乗日和」です。それでは、いってみましょう!

 私の中でKTMといえば、最初は大型バイクの印象が強かったのですが、今ではDUKEシリーズが思い浮かぶほど、代表的なイメージがあるメーカー。これまで何台かのKTMシリーズを試乗してきました。大型の排気量クラスも色んな種類のバイクがありますが、私の中ではなぜか「サンキューマル」という響きとDUKEがしっくりきてしまうのです(笑)

なんといってもこの排気量に加えて、見た目のサイズ感がコンパクトでちょうど良いんですよね。先ほども書きましたが、以前はKTMといえば大型バイクの印象が強く、シート高も高くて車体も大きくデザインも格好良いものばかりなので乗るにはハイクラスな印象を持っていました。

『390 DUKE』は、これまでのDUKEシリーズの中にあっても、外見から扱いやすそうなサイズのおかげで、「なんとなく乗れそう!」と親しみを感じてしまいます。

『390 DUKE』のカラーは2色展開で、私が試乗した「エレクトロニックオレンジ」と、さらに紺色を加えた「アトランティックブルー」が用意されています。KTMといえば「オレンジ×黒」ですよね、今回私が試乗したタイプの方が「ザ・KTM感満載!」だと思います(笑)

エネルギッシュな明るいオレンジがシートにまで配色されて、「ザ・KTM感満載!」だと思いますエネルギッシュな明るいオレンジがシートにまで配色されて、「ザ・KTM感満載!」だと思います

オレンジのエネルギッシュな明るいカラーが黒でガチっと引き締められており、シートの色までこんなに明るいオレンジ一色なのも珍しいと思いませんか? 表面の質感も好みです。

 これだけ気分が明るくなるオレンジ色が散りばめられているので、ファッションも合わせるなら自分の服もオレンジと黒で組み合わせて、バイクのカラーリングと統一させるのも楽しそうです。洋服は黒ベースで、ヘルメットやグローブ、スニーカーなどをオレンジで合わせるとか…。

 バイクのカラーリングを条件に、自分の身につけるものを探し続ける楽しさもありますよね。簡単に見つけることはできないかもしれませんが、だからこそ時間をかけてバイクに合わせたファッションを少しずつ自分で完成させていくという新たな試みをするのもいいかもしれません。

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高は820mmで、数字的にはまぁまぁ高めなはずなのですが両足の指がしっかりと地面に着きます。

シート高820mm、身長160cmの私が跨ると両足の踵は浮きますが、しっかりと地面に足がつき車体を支える事ができますシート高820mm、身長160cmの私が跨ると両足の踵は浮きますが、しっかりと地面に足がつき車体を支える事ができます

 これまで色んなバイクを跨った時にシート高が820mmだと、大抵つま先がやっと着く程度だったのです。『390 DUKE』は、ちょうど内ももが当たる部分がえぐれるように細身に設計されているおかげで足をそこまで開きすぎずにいられるからかもしれません。

 真上から見た時にタンクの横幅とさらにそれを覆うカウルが横に突き出しているので、ここまでシート周りがスリムだとは驚かされました。

■いよいよ、エンジンスタートです!

 イグニッションをONにすると、目を奪われたのはこの液晶パネル。こんなに大きくてフルカラー、さらに車体の電子制御を調整する時も文字だけでなくバイクの絵も一緒に映るのでとてもわかりやすいのです。

イグニッションをONにすると、5インチのフルカラーTFTディスプレイに目を奪われるイグニッションをONにすると、5インチのフルカラーTFTディスプレイに目を奪われる

 私はよく色んな設定を試そうとしてもわかりづらさから、「もしこれを後から変えられなかったらどうしよう」と思ってしまい「やっぱり触らないでいよう(笑)」ということも無きにしもあらず…でもこれだけわかりやすければ、機能を使いきれないまま放置する心配もなくなりそうです!

 この視認性の高さは玄人向けというよりも、初心者ライダーの目線に合わせているように思いました。最初は難しくてもこの操作を繰り返すごとによりバイクの電子制御の構造や、実際に乗り比べて感覚を覚えることもできそうです。初心者の頃は、まだバイクに乗る数もほとんど重ねていないので比較することはほとんどできないし、何よりバイクを運転することに必死ですよね(笑)

 左手にあるボタンもグローブをはめていてもしっかり押すことができる大きさと感触なので、初めて触っても直感的に操作をすることができるのも初心者ライダー向けかもしれません。

発進すると、アクセルを回した動きとギャップがない加速し、すぐに分かり合えちゃう感じ!発進すると、アクセルを回した動きとギャップがない加速し、すぐに分かり合えちゃう感じ!

 発進すると、アクセルを回した動きとギャップがない加速! 初めて乗った瞬間でも、自分で感覚を掴もうともせずとも「大体これくらいアクセルを回すとちょうどいいかな?」と予想して回すのですが、そこでズレがないのが気持ちいいのです。いちいち自己紹介せずとも、すぐに分かり合えちゃう感じ!(笑)

 いつも色んなバイクを試乗する時に、最初はどんなバイクかもわからないので恐る恐る色々と試す、みたいな時間があるのですがこの『390 DUKE』はそういう瞬間がほとんどありませんでした。

 徐々に楽しくなってきて、できるだけ回転数を上げて走ることにも挑戦。5000回転以降からは乾いた中低音がさらに大きくなって空気が吹き上がるような激しさを増した格好良い音に変化するのです。私はこのくらいの音に魅力を感じてしまいます。

コーナリングは、バイクが体に吸い付くように思うがまま曲がってくれますコーナリングは、バイクが体に吸い付くように思うがまま曲がってくれます

 コーナリングは体に吸い付くように思うがまま曲がってくれます。何度かUターンも試しましたが、このスリムな足回りとポジションの良さのおかげで私自身の体が余計な力を入れる必要なくすいすい~っと回ることができます。「私、オフロードバイクに乗ってるわけではないのになんで!?」と思ったほどです。

 デザインだけで注目すると格好良さに振り切った雰囲気ですが、サイズ感がコンパクトなので初心者ライダーにも「これなら乗れそう…」と思わせてくれる外見。実際に乗ってみたら見た目以上に直感的に操作できる液晶パネルとボタンのわかりやすさも魅力的です。説明書いちいち見るのがめんどくさいライダーにもオススメですね(笑)

サイズ感がコンパクトなので初心者ライダーにも「これなら乗れそう…」と思わせてくれる外見のKTM 390DUKEですサイズ感がコンパクトなので初心者ライダーにも「これなら乗れそう…」と思わせてくれる外見のKTM 390DUKEです

 海外メーカーのバイクって癖がありそうと先入観がある方にもこの体に吸い付くような乗り心地は体験していただきたいです。気になった方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください