目玉焼き!? いや違う！ 長野道「みどり湖PA」で出会った変わり種ラーメン

全国各地のPA（パーキングエリア）にあるフードコートでは、それぞれの店の個性や特色がメニューに表れており、ツーリング中に立ち寄って食事をすることも楽しみのひとつです。長野道「みどり湖PA」で新メニューを発見、さっそく注文してみました。

■新メニューに気分もアガる

　ツーリング中に長野自動車道「みどり湖PA」（上り）に立ち寄り、フードコートの「小木曽屋玄治郎」（営業時間：7時～20時）で食事をしました。ここでは二八蕎麦をはじめ、塩尻名物の「山賊焼き」などのメニューが提供されています。券売機を見ると、新しいメニューが打ち出されていました。新メニューは店のやる気や活気が感じられて、少し嬉しい気分になります。

長野道「みどり湖PA」（上り）で見つけた新メニュー「玄二郎ラーメン（ミニライス付）」（890円）は、醤油ラーメンの上に目玉焼きかと思いきや、とろろと生玉子だった。ご飯にも合う

　その中から選んだのは「玄治郎ラーメン（ミニライス付）」（890円）です。メニュー写真を見る限りでは、醤油ラーメンの上に目玉焼き（？）が入っているようです。

　なかなか変わったラーメンだなと思いつつ、待つこと数分。出来上がりの見た目はなんとも可愛いらしい印象です。チャーシュー、メンマ、そして目玉焼きかと思っていたら、とろろの上に生玉子という組み合わせでした。

　月見そばなら食べ慣れていますが、月見ラーメンは初めてです。生玉子がスープに溶けてからのラーメンの味はちょっと想像しがたいもの。それよりも、この時は醤油味を楽しみたかったので、ちょっと抵抗感がありました。

　ということで、数秒間迷った末にとろろと生玉子をそのままご飯の上に移してしまいました。「このメニューを考えた人の意図に反していたらごめんなさい」と、心の中で思いながらも、ご飯に生玉子ととろろが合わないわけがありません。蓮華に醤油スープをすくって一緒においしくいただきました。

比較的小規模な「みどり湖PA」。2輪専用の駐輪スペースが無かったのは残念

　ラーメンの方はベーシックな味付けで満足です。具材もいっぱいで、どんぶりの底が意外と深く、麺の量もあって満腹になりました。これで890円とは、いまどきのPA飯としてはかなりリーズナブルではないかと思います。

　ここのフードコートは定食も充実しているので、次回訪れた際はオーソドックスなメニューにもトライしてみたいと思います。