プロのライダーは犬派が多い!? 選手が飼っている犬たちを紹介
バイクのニュース / 2024年10月1日 13時10分
オフシーズンのプロライダーのSNSを覗いてみると、家族と出かけたりレース以外の趣味に講じたり、レース中とは打って変わって和やかな雰囲気の選手たちの様子が見られます。そんな選手たちのSNSでは、愛犬とのツーショットが多く見受けられますが、実際どのような種類の犬を飼っているのか詳しく調査してみました。
■プロライダーは犬が好き?飼っている犬種もさまざま
二輪レースの世界最高峰カテゴリー、MotoGP。時速350km/hを超えるスピードでマシンを操り、抜かし抜かされ、時にはマシンをぶつけ合うライダーたちのスキルと能力は、まさに神ワザと言い表すほかありません。
しかしそんなプロライダーたちにも、安息の時は訪れるものです。オフシーズンに選手のSNSを覗いてみると、家族と出かけたりウォータースポーツなどレース以外の趣味に講じたりする様子が見られます。中には、愛犬との和やかなツーショットを投稿している選手も少なくありません。
熾烈な戦いを繰り広げるプロライダーは、プライベートでどのような愛犬たちと癒しの時を過ごしているのでしょうか。実際のSNSの投稿と合わせて、詳しく見ていきましょう。
◼︎中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)
中上選手は白・黒の2匹のフレンチブルドックを飼っている。ちなみに自身のキャラクターである「トレンタくん」は白黒2色のフレンチフレンチブルドックがモチーフだ (写真はイメージ)
日本人トップライダーのひとりであり、先日今シーズン限りでのフル参戦から退くことを発表したことでも話題を呼んだ中上貴晶選手は、2匹のフレンチブルドッグを飼っています。身体が白い子がきなこ、黒い子がRINと名付けられているようで、Instagramには2匹と中上選手の微笑ましいスリーショットが投稿されています。
なお、きなこは2023年12月23日に飼い始めたばかりとのこと。当時の中上選手のInstagramでは、「耳が大きすぎて、まだ立ちません笑」といった文言とともに、RINと幼いきなこを伴い仲よく散歩する動画が投稿されています。
ちなみに中上選手は、地元である千葉県に住んでいた時もフレンチブルドッグを飼っていたとされているほか、自身のマスコットキャラクターである「トレンタくん」もフレンチブルドッグがモチーフになっています。これらのエピソードからも、中上選手とフレンチブルドッグは、切っても切り離せない存在であることがうかがえます。
◼︎ファビオ・クアルタラロ(Monster Energy Yamaha MotoGP)
トイプードルの体長はおよそ30cmほど。177cmのクアルタラロ選手と比較すると、その小ささがより際立つ (写真はイメージ)
2021年に、フランス人ライダーとして初めて最高峰クラスのチャンピオンに輝いた実績を持つファビオ・クアルタラロ選手。彼のFacebookではたびたび、小さなプードルとのツーショットが投稿されています。
飼い始めた正確な時期や名前など不明な点は多いものの、一緒にドライブしたり散歩したりする様子が投稿されていることからも、クアルタラロ選手がプードルをかわいがっているのは確かです。
◼︎フランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)
2年連続MotoGPクラスチャンピオンであるフランチェスコ・バニャイア選手も犬を飼っている
2022年、2023年のMotoGPクラスチャンピオンであるフランチェスコ・バニャイア選手も犬を飼っています。犬種は不明ですが、Instagramの写真から推測するにダルメシアンとダックスフンドのミックスなのかもしれません。
また、バニャイア選手のInstagramではレース前後に触れ合っているような投稿がいくつも見られ、穏やかなバニャイア選手の表情からは愛犬の存在がレースの緊張感を和らげてくれていることがわかります。
◼︎アレイシ・エスパルガロ(aprilia racing Team)
愛犬に”zuki”と名づけるなど、エスパガロ選手にとってスズキの存在はかなり大きかったことがうかがえる (写真はイメージ)
現在飼っているかは不明ですが、2024年9月現在MotoGPランキング8位についているアレイシ・エスパルガロ選手も、2匹のビーグル犬を飼っていました。彼らはPippaとZukiと名付けられており、後者の名前は日本の4大バイクメーカーとしても有名なスズキが由来です。さらに、過去にはペットフード専門店を経営していたこともあるとのこと。
なお、エスパルガロ選手は今シーズン限りでMotoGP現役ライダーを引退すると発表しています。ホンダのテストライダーとして起用されるという話もあるので、エスパルガロ選手の忙しい日々はまだまだ続きそうですが、今後、家族や動物たちと触れ合う様子を映した投稿がさらに増えることもあるかもしれません。
◼︎ポル・エスパルガロ(KTM Test Team)
エスパルガロ選手は自身のInstagramでエイナのフィードを作るほど、”犬愛”が大きい (写真はイメージ)
スペイン出身のレーサーであるポル・エスパルガロ選手は、エイナと名付けられたメスのシベリアン・ハスキーを飼っています。Instagramの投稿をさかのぼれば、雪国や高原、寝台の上などさまざまな場所でエスパルガロ選手とエイナがじゃれあっている様子をみることができます。
またエスパルガロ選手の”犬愛”はとどまるところを知らず、なんと愛犬のエイナがデザインされたマシンやヘルメット、レース用スーツに身を包みレース走行したことも。エスパルガロ選手とエイナのラブラブっぷりを垣間見られるエピソードや投稿から、今後も目が離せません。
※ ※ ※
このように、プロライダーの多くは愛犬とともに穏やかな時間を過ごしていることがわかりました。また犬種のほとんどが小型犬もしくは中型犬であるのは、選手たちがレースで世界各国を飛び回る機会が多く、飛行機・電車などでの移動が多いためと考えられます。
日々、熱い試合を繰り広げるプロライダーたち。愛犬との触れ合いからもたらされるペットセラピー効果で、試合の疲れを癒しているのでしょう。
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