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大手4社シリーズ!! スズキのバイクの特徴は?

バイクのニュース / 2024年10月1日 9時10分

日本のバイクメーカー大手4社は、世界的にも高い人気を誇っています。そのうちのひとつであるスズキのバイクにはどのような特徴があるのでしょうか。

■スズキのバイクはデザインが奇抜で、他メーカーよりも購入しやすい価格

「スズキ」は自動車の販売でも有名なメーカーなので、バイクに興味がない人でも名前は知っているという人は多いかもしれません。

二輪車、四輪車を生産・販売するスズキ二輪車、四輪車を生産・販売するスズキ

 日本には大手バイクメーカーが4社ありますが、一口にバイクメーカーといっても個性や強みがさまざま。どのようなバイクライフを送りたいのかあらかじめイメージしておくと、自分に合ったメーカーが見つけやすくなります。とくに初めてバイクを購入するという人は、メーカーの特徴と照らし合わせてバイク選びをするのもひとつの手です。

 では、国内大手4社のひとつスズキのバイクには、どのような特徴があるのでしょうか。

 クルマでも軽自動車の販売に注力しているスズキは、昔からバイクの販売も並行しておこなってきたメーカーです。また、スズキは50ccの原付スクーターから1000ccを超えるリッターモデルまで幅広く展開しています。

スズキの創業は1909年で、織機メーカーの鈴木式織機製作所としてスタートしたスズキの創業は1909年で、織機メーカーの鈴木式織機製作所としてスタートした

 スズキの創業は1909年で、織機メーカーの鈴木式織機製作所としてスタートしました。そして戦後まもなく1952年からバイクの製造・販売を開始し、1990年に「スズキ株式会社」に社名を変更して現在に至ります。

 スズキは昔から、他社とはひと味違った斬新なデザインのバイクをつくるメーカーとしてよく知られています。常識にとらわれない個性的なバイクが多いので、人によって好き嫌いが大きく分かれるバイクメーカーといえるでしょう。

 しかし、世界にはスズキのバイクの型破りなデザインに惚れ込み、それをこよなく愛する多くの熱狂的なファンがいます。一般的なデザインのバイクでは飽き足りないという場合は、スズキのラインナップから選ぶとお気に入りの一台が見つかるかもしれません。

 また、他社のカタログと見比べてみると、デザインのほかにも明らかに違う特徴があります。

原付二種スクーター「アドレス125」の価格(税込)は、27万3900円原付二種スクーター「アドレス125」の価格(税込)は、27万3900円

 それは、ライバル他社よりも車両本体価格が安く設定される傾向があること。スズキは開発コストをできる限り抑え低価格で提供できるように努力しながら、高品質で耐久性に優れたバイクを提供するメーカーとして、世界中のライダーから高い評価を得ています。

 また、バイクデビューにはヘルメットやグローブなど何かと買い揃えなければならないものが多いもの。コストパフォーマンスに優れたスズキのバイクを選べば、浮いたお金で必要なアイテムを購入することができるなど、初心者ライダーにとって心強いメーカーともいえるでしょう。

 そのほか、スズキのバイクといえば「油冷エンジン」が有名です。

油冷エンジンを搭載する「GIXXER SF250」油冷エンジンを搭載する「GIXXER SF250」

 油冷エンジンはその名のとおり、エンジンオイルを利用した冷却方法です。水冷よりも冷却効率が劣るものの、部品点数が少なくシンプルな構造なので車体を軽くすることができるほか、コストを抑えられるので車両価格を安くできるメリットがあります。

 なお、油冷エンジンを初めて搭載したモデルは1985年に登場した「GSX-R750」で、2000年代中頃までスズキのバイクに採用されていました。しかし近年になって、250ccクラスの一部のモデルで油冷エンジンが復活しています。

■スズキの代表的なバイクとは?

 スズキのバイクの原点は、1952年に発売した自転車に補助エンジンを搭載した「パワーフリー号」です。その後、長い歴史を経て数多くの名車を世に送り出してきたスズキですが、代表モデルにはどのような車種が挙げられるのでしょうか。

◼︎GSX1100S KATANA

1981年に輸出車として登場した「GSX1100S KATANA」1981年に輸出車として登場した「GSX1100S KATANA」

「GSX1100S KATANA」は、1980年にドイツで開催されたモーターショーで発表され、それまでのバイクにはない斬新なデザインで世界に衝撃を与えた不朽の名車です。1982年には750ccエンジンを搭載した国内向けモデル「GSX750S」が発売されました。

 その後、KATANAシリーズは750ccから125ccまで幅広く展開し、2000年まで生産されロングセラーモデルとなっています。

◼︎GSX-R750

1985年に登場したスズキのスーパースポーツ「GSX-R750」1985年に登場したスズキのスーパースポーツ「GSX-R750」

 1985年に登場したスズキのスーパースポーツの証であるGSX-Rブランドの初代”ナナハン”モデルが「GSX-R750」です。

 最大の特徴は市販車として初の油冷エンジンを搭載し、アルミ角断面フレームとの組み合わせにより、179kgという驚異的な軽量ボディと圧倒的なハイパワーを実現しています。仕様変更とモデルチェンジを繰り返しながら、国内では1998年まで販売されました。

◼︎Vストローム250

アドベンチャーモデル「Vストローム250」アドベンチャーモデル「Vストローム250」

 現行モデルでは、アドベンチャーバイクの「Vストローム250」も人気を集めています。

 丸目1灯のヘッドライトとクチバシスタイルの斬新なフロントマスクが特徴で、エンジンはフルカウルスポーツの「GSX250R」をベースに、低中速域を重視し扱いやすくしたモデルです。ウインドスクリーンやナックルカバー、リアキャリアなど、長距離ツーリングを快適に楽しむ装備が充実しています。

 なお現在、Vストロームはリッタークラスまで幅広く展開していますが、普通二輪免許で乗れるVストローム250がシリーズの人気に火をつけたモデルといってよいでしょう。

※ ※ ※ 

 スズキのバイクはちょっと奇抜なデザインで低価格のモデルが多いのが特徴です。それでいて品質や性能は、日本のメーカーらしく世界でもトップレベルを誇ります。

 個性的なバイクが好きな人や、少しでもお得にバイクを購入したい人は マニアックでコスパに優れたスズキのバイクも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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