歴史ある逗子海岸のファミレスで、気になっていたアジフライの定食を実食!!
バイクのニュース / 2024年10月7日 11時10分
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。和食のファミレス『夢庵 逗子店』を訪れました。
■以前から気になっていた、ファミレスのアジフライを実食
美味しいアジフライを求めて、筆者が愛車のホンダ「CT110」で走ってきたのは神奈川県逗子市です。この日は、午前中から用があって逗子近辺に来ていましたが、諸々終わったのは15時過ぎ。昼メシ抜きだったので空腹MAXの筆者です。周りに何軒か食事のできそうな店はありますが、ランチタイムが終わって閉店しているようです。
国道134号沿い、逗子海岸に面した和食のファミリーレストラン「夢庵 逗子店」に到着。店舗の裏側にあるバイク駐輪スペースにバイクを停めて入店
こんな時に、頼りになるのが朝から深夜まで営業しているファミリーレストランです。筆者的に「ファミレス」と言えばアメリカ発祥のデニーズの印象が強いです。日本では1973年に神奈川県横浜市の上大岡に1号店をオープンしたそうです。逗子市にも2009年まで逗子海岸店がありました。海が一望できる気持ちの良いロケーションで、ショートツーリングなどで筆者もよく立ち寄りました。
それが現在は「なぎさ橋珈琲」という店舗になり、デニーズ時代と同じように逗子海岸の美しい景色を眺めながらコーヒーや食事が楽しめます。逗子海岸に沿って走る国道134号には、海を望むレストランが何軒かあります。「なぎさ橋珈琲」も良いのですが、定食的な料理が食べたいと思った筆者が思い出したのは、和食のファミレス「夢庵」です。早速、国道134号を走って向かいます。
逗子海岸のちょうど真ん中あたりにある「夢庵 逗子店」には、同じ敷地内にハワイアンダイニング「ラ・オハナ 逗子海岸店」もあります。
この場所には、1926年に創業し、多くの著名人や文化人が訪れた「逗子なぎさホテル」がありましたが、1988年に廃業しました。そこは1955年に書かれた石原慎太郎の小説「太陽の季節」の舞台となり、当時の若者が憧れたホテルでした。いま思えば一度くらい訪ねておけば良かったです。最近では桑田佳祐が「なぎさホテル」という曲をリリースしています。
「夢庵」のランチメニューとグランドメニュー。「長崎県産あじフライ定食」はどの時間でもオーダーすることができる
話を戻して、「夢庵 逗子店」に入って空いているテーブル席に座ります。すでに15時半を過ぎていますが、17時までランチタイムでメニューもランチとグランドメニューなどが置いてあります。
じつは以前から、「夢庵」に来なくてはと思っていたメニューがあるのです。それが「長崎県産あじフライ定食」です。ランチとディナーの共通メニューで、時間に関係なく食べられる定食です。アジフライの枚数は2枚と3枚から選べます。
メニュー見ていくと、昼のオススメメニューである小さな丼に入った麺とおかずが選べる「なないろ夢和膳」のおかずのひとつに、長崎県産のアジフライが入った「あじフライ&からあげ」がありましたが、筆者的には、やはり定食だなとオーダー用のタブレットを操作します。
ここで見つけてしまったのが「オールスター4種盛り定食」です。長崎県産あじフライにコロッケ、ヒレカツ、唐揚げと、その名の通り揚げ物オールスターな定食です。一瞬悩みましたが、初志貫徹で「長崎県産あじフライ定食(3枚)」をオーダーします。
これで足りない場合は、追加で「あじフライ&唐揚げ」や「唐揚げ(2個)」などというオーダーもできます。定食に自分でバリエーションを考えられるのもファミレスの魅力でしょう。
■期待以上の美味しさにびっくり
待つこと数分で「長崎県産あじフライ定食(3枚)」が出来上がってきました。メニューの写真で見た通り、半身のアジフライ(フィレ)が3枚です。付け合わせはドレッシングのかかったキャベツの千切りとミニトマト、別の器にタルタルソースが添えてあります。これに小鉢とご飯、味噌汁、漬物がセットで定食になります。
「夢庵」の「長崎県産あじフライ定食(3枚)」アジフライはフィレが3枚、ご飯はコシヒカリだった
長崎県産のアジフライは、少々小ぶりで厚みがあります。一口食べてみるとサクッとした揚げ具合で、身は柔らかい食感です。しかも脂がのっています。これはなかなか、さすが長崎産です。
次にタルタルをつけてみます。このタルタル、ピクルスが効いていて美味しいです。ご飯にも合うのでもしかして和風な漬物か? と思いましたが、筆者の味覚では分かりませんでした。ソースとタルタルを交互につけながら完食です。大盛りにしたご飯とのバランスも良かったです。期待以上の美味しさにびっくりでした。
逗子海岸からは、江ノ島や相模湾が一望できる。天気が良ければ富士山も見える夕景が美しい
それにしても昼を食べ損ねたり、深夜にちゃんとした食事ができるファミリーレストランはありがたい存在です。ドリンクバーもあるので長居しちゃいそうですが、次の予定もあるので逗子海岸を後にして走り出す筆者でした。
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