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あの頃が懐かしい! 昭和世代のネイキッドバイク5選

バイクのニュース / 2024年10月10日 11時10分

現在でも各メーカーからさまざまな排気量クラスで販売されているネイキッドバイク。ネイキッドブームとなった昭和世代のネイキッドバイクには、どのような車種が挙げられるのでしょうか。

■あの頃を思い出す!?昭和世代懐かしのネイキッドバイクたち

 登場してから現在に至るまで、各メーカーからさまざまな排気量クラスで販売されているネイキッドバイクたち。ネイキッドバイクはバイク教習時の教習車両としても多く使用されており、ライダーにとって馴染みの深いバイクだと言えるでしょう。

 ネイキッドバイクの「naked」とは日本語に訳すと「裸」という意味で、エンジンがむき出しになっていることが名前の由来であると言われています。そのため、一般的にネイキッドバイクとは、エンジンがカウルなどに覆われず、むき出しの状態であるバイクをさします。

 また、スタンダードなデザインが魅力的であるネイキッドバイクは、1980年代に広まったと言われています。そのため、昭和世代のバイク乗りにとっては懐かしいバイクであり、中には当時乗っていたという人もいるかもしれません。

 では、昭和世代が懐かしむネイキッドバイクには、どのような車種があるのでしょうか。

◆カワサキ「ゼファー400」

カワサキ「ゼファー400」(写真:ZEPHYR X)カワサキ「ゼファー400」(写真:ZEPHYR X)

 ネイキッドブームの火付け役とも言われているカワサキ「ゼファー400」は、1989年の4月に登場し、高い人気を誇りました。

 ゼファー400は、バイクブームであった80年代に人気を博したレーサーレプリカのバイクとは異なり、スタンダードであることが特徴のバイクです。レーサーレプリカのような速さはありませんが、クラシックな見た目とその扱いやすさが人気の理由となっています。

 また、当時の新車価格が52万9000円と、手頃な価格であったことも魅力の一つと言われています。

◆スズキ「GSX400インパルス」

スズキ「GSX400インパルス」スズキ「GSX400インパルス」

 そして最後に、1994年に登場したスズキ「GSX400インパルス」は、当時新開発であった水冷4サイクル直列4気筒DOHC 4バルブエンジンが搭載されているネイキッドバイクです。

 GSX400インパルスは “オートバイらしさ”が追求されたバイクであり、存在感のあるフォルムと取り回しのよさなどが特徴として挙げられます。

 ちなみに、GSX400インパルスは「インパルスGSX400FS」と「GSX-400Xインパルス」に続き、「インパルス」の名がつく3番目のバイクとなっています。

◆ホンダ「CB400SF」

ホンダ「CB400SF」ホンダ「CB400SF」

 1992年には、「スーフォア」の愛称で親しまれたホンダ「CB400SF(スーパーフォア)」が登場しました。

 ネイキッドブームの中で登場したCB400SFは、トータルバランスのよさが魅力の一つであり、街乗りだけでなくロングツーリングも得意分野のバイクです。

 CB400SFはモデルチェンジを繰り返しながら約2年前まで作られており、2022年の10月31日に惜しまれながら生産終了となりました。

◆ヤマハ「XJR400」

ヤマハ「XJR400」ヤマハ「XJR400」

 ヤマハから1993年に登場した「XJR400」は、空冷・並列4気筒エンジンが搭載されたロードスポーツのバイクです。

 XJR400は「ペケジェーアール」の愛称でも多くの人に親しまれていました。シャープでスタイリッシュなデザインでありながらも、最高出力は53PS/11000rpmと、当時の同じ排気量クラスのバイクの中でも、高いパワーを誇るバイクとなっています。
 
◆スズキ「バンディット400」

スズキ「バンディット400」スズキ「バンディット400」

 前述のゼファー400と同じく1989年に登場したのが、スズキ「バンディット400」です。

 バンディット400はデザインのキーワードとして「艶」が挙げられており、遊び心のある造形美が特徴のバイクとなっています。当時の価格は59万5000円に設定されていました。

 ちなみに、バンディットという名前が初めて使用されたのがこのバンディット400であり、登場から2年後の1991年には、VCを取り入れたエンジンが搭載された「バンディット400V」が追加で発売されています。

※ ※ ※

 バイクブームでもあった当時、ネイキッドバイクの登場は革命的な出来事であったと言えるでしょう。現在でも多くのライダーから親しまれているネイキッドバイクは、各メーカーからさまざまな種類がラインナップされています。

 扱いやすく初めてのバイクとしてもオススメであるため、気になる人は一度調べてみると好みのネイキッドバイクに出会えるかもしれません。

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