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原付二種の教習が最短2日に!それでも実際の免許取得には最低4日かかるって本当?

バイクのニュース / 2024年11月4日 9時10分

原付二種の免許を取るのに必要な教習がたったの2日間であることがしばしば話題になりますが、その2日間だけで免許が取れるわけではありません。では、原付二種免許を取得するまでに、最短で何日必要なのでしょうか。

■通勤にも人気の原付二種スクーター

 バイクに憧れてはいるものの、バイクの免許を取るには、時間もお金も労力もかかるため、大変だと躊躇している人も居るでしょう。

 普通免許を持っていれば、原付一種に分類される50cc以下のバイクには乗ることができます。しかし法定速度が30km/hであったり、二段階右折が必要であったりと、ほかのバイクに比べると、多少面倒に感じるカテゴリです。

 とはいえ実際に普通二輪免許を教習所に通って取得する場合、最短で8日間の教習と10万円から20万円程度の費用が必要。学生にとっては10万円から20万円という費用は大きな出費であり、社会人は教習時間を確保するのに苦労するなど、簡単ではありません。

 せっかくバイクに興味を持ったのにもかかわらず、免許取得のハードルが高く諦めてしまったという人は少なくないのでは無いでしょうか。

普通免許を所持している場合、小型限定普通二輪免許(AT限定)の免許取得に必要な教習が、最短2日で終えられるようになった普通免許を所持している場合、小型限定普通二輪免許(AT限定)の免許取得に必要な教習が、最短2日で終えられるようになった

 しかし、普通免許を所持していれば、小さなバイクを運転できる免許を手軽に取得することが可能です。

 2018年7月の道路交通法改正によって、普通免許を所持している場合、小型限定普通二輪免許(AT限定)の免許取得に必要な教習が、最短2日で終えられるようになりました。

 小型限定普通二輪免許(AT限定)を取得すると乗れるようになる原付二種のバイクは、原付一種とは異なり30km/hの速度制限がなく、二段階右折も不要。また、多くの車種で2人乗りをすることが可能です。

 この免許を取得すれば、ホンダ「PCX」やヤマハ「ジョグ125」、スズキ「アドレス125」に代表される125ccまでのスクーターに乗ることが可能。原付二種のバイクは自動車専用道路こそ走れないものの、一般道で乗るには必要十分な性能を持ち合わせています。

 実際、通勤に125ccスクーターを利用している人は多く、平日に幹線道路で見かけるバイクの多くは125ccスクーターとなっています。

■免許取得に向けた教習の他に必要な手続きとは

 前述したような原付二種の特長に惹かれ、実際に免許の取得を検討する人もいるでしょう。

 ただし、実際に取得する場合には注意が必要で、「最短2日」というのはあくまで教習の話。教習が終わっても卒業検定や、免許センターでの手続きが控えています。つまり、免許取得に必要な日数は、最短でも4日となります。

 また、教習所によっては卒業検定を決まった曜日にしか実施していないところもあり、教習が終了した翌日に卒業検定を受けられるとは限りません。そのため、免許取得までに5日以上かかる可能性は十分に考えられるので注意してください。

普通免許を持っている人がAT限定の原付二種免許を取得する為には、最短4日必要普通免許を持っている人がAT限定の原付二種免許を取得する為には、最短4日必要

 とはいえ、教習2回と卒検、手続きだけでバイクの免許が手に入るというのは非常に魅力的な話。小型限定かつAT限定と言われると、乗れる車種は非常に限られてくるように思えますが、AT限定免許で乗れるスクータータイプ以外のバイクも、多々ラインナップされています。

 例えば現行車種の場合、ホンダの「カブ」シリーズや「ダックス125」などのバイクは、クラッチ操作を必要としないため、AT限定免許でも運転することが可能。

 はじめに乗ってみたいバイクが「カブ」シリーズという場合、普通自動二輪免許ではなく小型限定普通二輪免許(AT限定)を取得してみるのも、選択肢のひとつです。

 バイクに興味こそあるものの、免許の取得にハードルを感じている場合、手軽な125ccのAT車から始めて見るのもおススメです。

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