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スーパーカブを選んだ5つの理由!『カフェカブミーティング in青山』に参加して魅力を再認識〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年10月21日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、10月19・20日の2日間ホンダ青山ウェルカムプラザにて開催された『カフェカブミーティング in青山』のトークショーに出演しました。私の愛車スーパーカブ110を選んだ理由もご紹介します。

■愛車にスーカーカブを選んだ理由とは

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。10月19・20日の2日間ホンダ青山ウェルカムプラザにて開催された『カフェカブミーティング in青山』のトークショーにゲスト出演させていただきました。私自身もスーパーカブ110を持つカブ主としてカブの魅力を存分に味わうことができました。

私目線でスーパーカブの魅力を5つご紹介します私目線でスーパーカブの魅力を5つご紹介します

 今回は私目線でカブについて5つの魅力をお話ししていきたいと思います。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』は「カブ日和」です。それでは、いってみましょう!

 そもそも、なぜ私がカブを愛車に選んだのか。バイクに興味を持ち始めた頃は大型のスーパースポーツバイクに憧れがあり、正直カブ自体にはなんの興味もなかったのです。私はバイクに乗っている方達を見た時に格好良いという憧れの気持ちからバイクに興味を持ったので、免許を取ろうと思った時は正直可愛らしいカブには興味がありませんでした。

 元々、「バイクのニュース」の連載コラム開始の当時、まだ私は自分のバイクを持っていませんでした。編集長から「せっかくこれからコラムで色んなバイクを試乗するんだし、その中から愛車を見つけてみては?」という言葉もあり、2020年6月1日の連載開始と同時に私の愛車探しも始まったのです。

原付から大型バイクまで幅広く試乗してきました原付から大型バイクまで幅広く試乗してきました

 これまで原付から大型バイクまで幅広く試乗してきて、いつしか「大型のスーパースポーツは格好良いけど実際に所有した時を想像すると私の今のライフスタイルには持て余してしまうのでは…」と思うようになりました。

 私は東京出身で幼い頃から街中には大勢の人が行き交い、道路にはバイクや車がたくさん走っているのが当たり前の環境でした。時間帯によっては毎日の渋滞は当たり前です。渋滞中は大きいバイクをゆっくり走らせたり、停車を繰り返すときのクラッチ操作は手が意外と疲労するんだなと思い、大型バイクであれば徐行中はなおさら繊細なクラッチ操作が必要なので、手に余ってしまうなぁと感じるようになりました。

 私が当時バイクに求めていたことは遠方へツーリングに行くことよりも、都内をお散歩感覚でくるっと走って美味しいランチを食べに行ったりすることをしてみたかったんです。電車だと最寄駅から徒歩で遠いお店でもバイクなら関係なく辿り着くことができます。

カブと初めて出会ったのは2020年の8月でしたカブと初めて出会ったのは2020年の8月でした

 そんな時に、カブと初めて出会ったのは2020年の8月。この連載コラムの撮影で、クロスカブに乗って横浜散策をしました。それまでカブと聞くと、郵便配達屋さんやお蕎麦屋さんが乗っているような「スーパーカブ」というイメージでしたし、それ以外のカブを知らなかったのです。とはいえエンジンは同じで、操作方法もカブシリーズは共通しているのでカブならではの自動遠心クラッチも初めて操作した時は衝撃的でした。

 この時、最初に感じたカブの魅力は、誰でも簡単な操作と手軽なサイズ感。つま先とかかとでガチャガチャ踏むだけでギアを変えられるし、発進時はクラッチレバーを左手で操作する必要がないのでエンストもなくて気楽。また、車体の軽さと扱いやすさに驚き、親近感があるサイズ感や取り回しの良さは自転車を扱っているような感覚で横浜中華街を散策することもできました。

 実はカブに出会う以前にも惹かれたバイクはありましたが、今ひとつ納車まで一歩踏み出せなかったのは取り回しと足つきでした。バイクというものは大きい乗り物なのでエンジンをかけていないと移動する時や停車している時につま先立ちでちょっと大変、というネガティブなイメージがあったのです。

 でもカブと出会ったこの日、「取り回しがしやすくて足つきもいいし、こんなに手軽さに特化したバイクってあったんだ!」と魅力を感じてしまったのです。

■燃費の良さもカブの魅力!

 2つ目の魅力はやはり燃費の良さです。60km/Lも走行してしまうという優等生。私の愛車のスーパーカブ110は現在72km/Lと液晶パネルに表示されています。すごいですよね…!

私の愛車のスーパーカブ110は、現在燃費72km/Lと液晶パネルに表示されている私の愛車のスーパーカブ110は、現在燃費72km/Lと液晶パネルに表示されている

 今では「最後にガソリンを入れたのはいつだっけ?」と忘れてしまうほど走り続けてくれるのだからびっくりなんです。1ヶ月で振り返るとガソリン代ってとてもかかっているなぁと感じる方は多いと思います。カブは初心者でも扱いやすいだけでなく、バイクを購入した後のライダーのお財布にも優しいのです。

 カブはあらゆるバイクの中でも車体の金額は安い方ですが、決して手軽な買い物と言える金額ではありません。念願のバイクを手に入れた後もこれだけ燃費がいいならお財布への負担は他のバイクに比べて間違いなく少ないはずです。

■頑丈なカブは次世代にも引き継げる

 3つ目の魅力はとっても頑丈だということ。これは燃費の良さと同様にカブの品質が非常に高いことは有名だと思います。

父がずっと廃車にせず倉庫に眠らせている2002年式の『スーパーカブ 90custom』父がずっと廃車にせず倉庫に眠らせている2002年式の『スーパーカブ 90custom』

 実際に私が過去にコラムで登場した父がずっと廃車にせず倉庫に眠らせている2002年式の『スーパーカブ 90custom』はレストアが必要な状態ですが、ずっと走らせないままボロボロの見た目なのにエンジンはちゃんと無事だったのです。

「カブは手入れの仕方によっては自分の子供だけでなく、孫まで受け継ぐことができる乗り物」と聞いたことがありましたが、この時にそれを実感することができました。本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏が、ものづくりに対しての凄まじい思いから、これまで高品質の乗り物を次々と生み出してきましたが、カブもそれを象徴するような乗り物だと思います。

 今持っている私のカブも「私の代で終わらせずに次の世代へ受け継いていきたい」ということが目標です。

■バイクだけじゃない、書籍やグッズも世の中には盛りだくさん!

 4つ目の魅力はというと、カブをテーマにした雑誌や書籍、グッズがたくさんあるということです。『カフェカブミーティング in青山』に参加してこれまでの歴史を学びました。実はカブの収益のおかげで本田技研工業がF1に参加することができたといっても過言ではないのです。今の本田技研工業が世界に名を知らしめた裏にはカブの活躍があったのです。それを記した本がたくさん出版されていました。

『カフェカブミーティング in青山2024』ではノンフィクション作家の中部博さんに、これまでの歴史を学んだ『カフェカブミーティング in青山2024』ではノンフィクション作家の中部博さんに、これまでの歴史を学んだ

 また、カブのイラストが書かれているグッズやアパレルも他のバイクに比べるとダントツ多いと思います。先日、MotoGP日本グランプリを現地観戦した時にグッズ売り場に行くと、MotoGPだけでなくなんとスーパーカブのイラストが描かれたTシャツやシール、マグカップなどもたくさんあり思わず私も色々購入してしまいました(笑)

 自分のバイクがドーンと描かれたグッズを見つけると嬉しくなって色々と揃えたくなってしまいますよね。それにしても世界最高峰のレース会場でもたくさん見つけてしまったのだからカブの存在感は本当にすごいなと思います。まだまだ揃えてしまいそうです(笑)

■変わらない基本デザインも魅力的

 最後はなんと言ってもデザインが魅力的。スーパーカブにおいては1958年に初代『スーパーカブC100』が誕生後も基本は変わらないデザインが今も受け継がれています。バイクに乗らない方でもスーパーカブと聞くと、なんとなくデザインを思い浮かべるほどたくさんの人々の日常に溶け込んでいます。

私がスーパーカブを選んだ理由は、初代モデルから引き継がれたデザインでした私がスーパーカブを選んだ理由は、初代モデルから引き継がれたデザインでした

 実はハンターカブ、クロスカブではなく私がスーパーカブを選んだ理由もデザインでした。このレッグシールドとハンドル周りによる全体的に丸みを感じさせるフォルムに愛着を感じたからです。さらに、色使いもレトロで昔のアメリカで販売された時のポスターのイラストを見たら「スーパーカブってすごくオシャレじゃん!」と思ったのです。

 さらに私はシンプルなものが好きなので真っ白な「クラシカルホワイト」を選びました。現在はまだノーマルの状態ですが、いつか少しずつ自分色に染めていく楽しさも味わっていきたいなと、思っています。

 いかがでしたか? カブの魅力を追っていくと車体だけでなく、カブが本田技研工業の歴史や日本だけでなく世界にも影響を及ぼしたことがわかります。今日は私なりにたっぷりとカブの魅力をお話ししました。同じカブ主の方々はちょっと優越感を味わえたのではないでしょうか(笑)

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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