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本格的ヒルクライム『聖高原』に挑戦! 湖畔のレストランで絶品グルメも堪能できる

バイクのニュース / 2024年10月24日 12時10分

長野県千曲市と麻績村(おみむら)の境に位置する「聖高原」は、登坂距離10km、標高差600mを誇る本格的なヒルクライムコースです。長閑な高原の風景を楽しんだ後は、「聖レイクサイド館」で心も体も大満足のグルメを味わうことができます。

■登り応え十分、高原の湖畔を目指して

「聖高原」は、長野県千曲市と麻績村(おみむら)の境にあり、10kmに及ぶ登り応えのあるヒルクライムコースが魅力です。標高差600mを登り切った先には、静かな「聖湖」と広がる高原の景色、そして「聖レイクサイド館」の絶品グルメが待っています。

標高約1000mに位置する「聖高原」。その中心が「聖湖」です標高約1000mに位置する「聖高原」。その中心が「聖湖」です

 今回紹介するのは、千曲市「八幡峯」交差点を出発し、国道403号を登って聖湖を目指すコースです。数十万年前の大規模な地滑りによって生まれた、緩やかな聖高原の東斜面を登っていきます。

 登坂の中盤では、国の名勝に指定されている「姨捨の棚田」や千曲川、さらにその奥に広がる善光寺平を見下ろす絶景が広がります。

 後半は樹林帯の中を進み、小さな下り坂が現れたらフィニッシュはもうすぐ。最後に少しだけ登り返すと、聖湖のある「猿ヶ馬場峠(さるがばんばとうげ)」に到着です。

千曲川のサイクリングロードから「姨捨の棚田」を望みます。この斜面を登ることになります千曲川のサイクリングロードから「姨捨の棚田」を望みます。この斜面を登ることになります

 この峠は江戸時代に整備され、善光寺へ向かう旅人たちが利用した主要ルート「北国西往還(善光寺街道)」として賑わいました。やがて鉄道篠ノ井線や、国道19号の開通など、時代の流れに埋もれていきましたが、昭和38年以降、聖湖周辺の観光開発が進み、再び脚光を浴びるようになりました。

 現在は、この静かな湖を中心にキャンプ場やスキー場など、多くの観光施設が整い、訪れる人々を楽しませてくれます。その中でもサイクリストにオススメなのが、湖畔に立つレストラン「聖レイクサイド館」です。

 私(筆者:才田直人)の注文は「栗の渋皮煮のタルト」です。タルト生地は外側がサクサク、中身の生地は甘い栗を包み込むようにしっとりしていて、バランスが絶妙です。栗の渋皮煮は丸ごといくつも入っていて、贅沢そのもの。疲れた体に甘さが沁みわたり、思わず笑顔がこぼれます。

湖畔に立つレストラン「聖レイクサイド館」で、「栗の渋皮煮のタルト」をコーヒーのケーキセットで注文湖畔に立つレストラン「聖レイクサイド館」で、「栗の渋皮煮のタルト」をコーヒーのケーキセットで注文

 ドリンクはコーヒーや紅茶、ハーブティーの中から選べます。私はコーヒーを選びましたが、タルトと交互に楽しむ時間は、ずっと続いて欲しいと思う幸せな時間でした。

 ケーキは手作りのため数量限定です。この日は「千曲産あんずのバターケーキ」と「ガトーショコラ」がショーケースに並び、どちらも魅力的で注文に迷いました。

 季節や日によって変わるケーキや、店の営業情報などはInstagramをフォロー&チェックして訪れると良いでしょう。

 ランチメニューも豊富ですが、特に休日は混雑するようです。ゆったりとスイーツを楽しむために、開店時間の10時からランチタイムが始まる11時の間を狙うのが、自転車乗りにはピッタリかもしれません。

聖高原の立派な看板は記念撮影スポットです聖高原の立派な看板は記念撮影スポットです

 本格的なヒルクライムに挑戦し、長閑な高原風景を眺めながらスイーツやランチでリフレッシュ。「聖高原」で特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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