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試乗後、見事トラウマ克服!『KTM 390 DUKE』にマルチで活躍する初心者ライダーの北向珠タが、乗ってみました!

バイクのニュース / 2024年10月30日 12時10分

女優、モデルなどマルチで活躍する北向珠タさんは、普通自動二輪免許を所有し、プライベートでも乗っているというバイク好き。もっとバイクを勉強するため試乗に挑戦! 今回はKTMのスポーツネイキッドモデル「390 DUKE」に試乗してみました。

■スポーツネイキッドモデル『KTM 390 DUKE』の実力に迫る!

 皆さんこんにちは! 北向珠夕です。前回の記事でETCに苦しめられた話を書いたんですが、なんとこの度、ETCを取り付けてもらいました!!!

 ほんとに嬉しい〜!!!

 その様子はYouTubeにあげようと思うのでよかったらみてください。

2024年新型になった『KTM 390 DUKE』に試乗します2024年新型になった『KTM 390 DUKE』に試乗します

 ということで今回の試乗は前回に引き続き、KTMの車両に試乗しようと思います。前回は250 DUKEでしたが、今回は『KTM 390 DUKE』、399ccですよ! こうして乗り比べが出来るのも試乗レポートのありがたいところです。

■まずはKTM 390 DUKEの見た目から

 正面から見た時のお顔が250ccはカマキリのような顔で、390 DUKEはアリさんのような少しほんわかしている顔をしています。ライト周りのフレームが250 DUKEはオレンジ色なんですが、390 DUKEは黒のフレームにポジションランプが装備されていて少し250 DUKEよりも落ち着いている印象です。

DUKEらしい個性的なフロントには、照度の高いLEDライトを装備DUKEらしい個性的なフロントには、照度の高いLEDライトを装備

 車体の大きさはひとまわりくらい390 DUKEの方が大きいかな?という感じですが、ちょっとビビってしまったのはシートの高さ、見た感じだと、結構高い…!!!

 私、正直これまで色々なバイクに乗らせていただいて、足がつかないことは滅多にないんですが、250 DUKEと並べて見てみると「おやおや?大丈夫かしら…」と不安になりましたね。

 いざ跨ってみると…意外と大丈夫でした(笑)

390 DUKEのシート高820mmは、250 DUKEと同じ高さで足つき性も問題ない390 DUKEのシート高820mmは、250 DUKEと同じ高さで足つき性も問題ない

 シート高はなんと250ccと変わらず、820mmなんですね…目の錯覚でしょうか。排気量が上がっていることにビビっているだけかもしれません…(笑)

 無事、足つきもクリアできたのでさっそく走ってみましょう!

■走り出しの疾力は流石の排気量399cc!

 排気量398.7ccでも恐怖感はありません。そして特に驚いたのが、道路の凸凹等の衝撃をあまり感じなかったことです。

調整が容易に可能なWP APEXセパレートピストン・ショックアブソーバーは、動きも良く路面の追従性が高い調整が容易に可能なWP APEXセパレートピストン・ショックアブソーバーは、動きも良く路面の追従性が高い

 WP製のリアサスペンションが動きも良く、かなり効いているんだなと感じました。にしても久しぶりの250cc以外のバイクは緊張しますね…。でも怖がりながら乗っている私でも転ぶことはありませんでした!

 1番苦手なUターンもニーグリップがしやすい車体のおかげで難なくこなせました。そこが結構びっくりしたところでもあるんですが、教習車で400ccのバイクを乗った時には、とにかく重くて、恐怖感しかない状態で教習を受けていたので、今回の390 DUKEに正直乗る直前までビビっていたんですが、なんだか安心感がすごかったんですよね。

390 DUKEに乗る前はビビっていたんですが、試乗すると安心感がすごかった390 DUKEに乗る前はビビっていたんですが、試乗すると安心感がすごかった

 足が地面につくから、とかそういう問題じゃない気がします。

 今回乗ったバイクは2024年式でフルモデルチェンジしているそうで、シートの形状や足つき性も上がっているみたいなので、そのおかげもあるのかなと思います。過去のモデルを乗ったことがないので参考にならないとは思いますが…。

■至れり尽くせりの多彩な機能

 そして走っていて気になったのが、5インチ接着ガラスTFTダッシュボード。250 DUKEにもメーターはついていましたが、390 DUKEはさらに多彩な機能が加わっています。

視認性の高い5インチ接着ガラスTFTダッシュボードには、各種表示を左のスイッチで操作が可能です視認性の高い5インチ接着ガラスTFTダッシュボードには、各種表示を左のスイッチで操作が可能です

 なんと走行モードを変えられる…と。

 本当にもう…車かよ!

 雨が降ったら「レインモード」に変えられたりするんだそうですよ、皆さん。ついていけてますか?
私はもうついていけてません(笑)

 試乗で色々なバイクに乗るたびに「こんなハイテクに!?」と驚いてばかりです。しかもメーター自体はコンパクトで小さいんですが、文字が明るいので走行中もパッと確認することが出来るんですね。

 そして390 DUKEはメーター横にUSBポートが標準装備でついていました。これまたびっくり。USBってバイク屋さんでカスタムしないと手に入らない物だと思っていましたが、それがカスタムなしで最初から装備されているなんて。どれだけバイカーに優しいバイクなんだ…。優しいだけじゃなくて、走行モードを変えられたり、奥も深そうなバイクですね。

『KTM 390 DUKE』は、乗りやすさだけじゃなく、バイカーにも寄り添ってくれる『KTM 390 DUKE』は、乗りやすさだけじゃなく、バイカーにも寄り添ってくれる

 今まで国産のバイクにばかり乗ってきたので、国産のバイクの安心感とか、あたたかさみたいなものだけを信用していた部分が多々あるのですが、今回の『KTM 390 DUKE』でかなり衝撃を受けましたね。

 乗りやすいだけじゃなく、こんなにバイカーに寄り添ってくれるのか…と思いました。

■乗ってわかった海外メーカーの良さ

 周りの家族とかもみんな国産のバイク乗りなので海外のメーカーはどこか遠い存在のように感じていましたが、ぜんっぜんそんな事ないですね。知らなかった自分がお恥ずかしいくらいです。

 正直、価格は国産のバイクより少しお高めですが、これはそれだけの価値のあるバイクだと思いました。何より、私の400ccバイクへのトラウマを克服してくれたのがありがたいです!!

 もし皆さんの中にも同じような考えの方がいらっしゃったらぜひ一度乗ってみてほしい。国産のメーカーとは違う楽しさや発見がたくさんあって面白いです!

私のバイク概念が変わってしまった試乗でした私のバイク概念が変わってしまった試乗でした

 と言う事で今回は『KTM 390 DUKE』に試乗させていただきましたが、またもや私のバイクの概念が変わってしまいました。

 本当にバイクってのは奥が深いですね。読んでいただいてるみなさんに少しでもこの魅力が伝わればなと思います!

 では、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 また次回の記事も楽しみにしていてください〜!

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