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バイクもライダーもきれいな空気が好きなんです! 「エアクリーナーエレメント」【バイク用語辞典】

バイクのニュース / 2024年11月3日 8時10分

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。

■フッレッシュな空気を送り込む

 エンジンはガソリンを燃料にして、その内部で点火→爆発をして推進力に変えますが、ガソリンだけが燃えているわけではありません。

綺麗な空気をエンジンに導入するために装備されているエアクリーナーエレメント綺麗な空気をエンジンに導入するために装備されているエアクリーナーエレメント

 まず空気とガソリンが混ざることで霧状になります。これを「混合気」と呼びます。この混合気が燃焼室に送られ、爆発します。この際、空気にホコリやゴミなどが混じっていれば、うまく混合気を作ることができません。また、エンジン内に異物が混入することでトラブルの元にもなります。

綺麗な空気をエンジンに導入するために装備されているエアクリーナーエレメント。湿式、乾式、ビスカス式(使い捨て)の3タイプが存在します綺麗な空気をエンジンに導入するために装備されているエアクリーナーエレメント。湿式、乾式、ビスカス式(使い捨て)の3タイプが存在します

 そこで空気をきれいにするために、スロットルボディー(もしくはキャブレター)に空気を送り込む前に「エアクリーナー」というパーツ内で異物を除去するのです。そのエアクリーナー内に装備されている濾過材が「エアクリーナーエレメント」です。

 エレメントにはオイルを染み込ませた「湿式」(洗浄して繰り返し使用可能)、乾いた状態の「乾式」(使い捨て)、さらにろ紙にオイルを染み込ませる「ビスカス式」(使い捨て)の3種類があります。

 別名「エアフィルター」とも言われています。

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