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流石、スズキ! シリーズ共通の「クチバシ」を継承した『Vストローム250 SX』にマルチで活躍する初心者ライダーの北向珠タが、乗ってみました!

バイクのニュース / 2024年11月13日 12時10分

女優、モデルなどマルチで活躍する北向珠タさんは、普通自動二輪免許を所有し、プライベートでも乗っているというバイク好き。もっとバイクを勉強するため試乗に挑戦! 今回はスズキのスポーツクロスオーバーモデル「Vストローム250SX」に試乗してみました。

■スズキのスポーツクロスオーバー「Vストローム250SX」に試乗します

 皆さん、こんにちは!北向珠夕です。やっと秋らしくなってきて、「なんだ東京にもちゃんと秋来るじゃないか!」と嬉しい気持ちでいっぱいの今日この頃です。

 バイクに乗って風を感じると少し、肌寒いくらいが1番ちょうど良いですよね。

 最近取り付けたばかりのETCは、今のところまだ活躍する機会がないので、今日の夜にフラッとレインボーブリッジでも駆け抜けてやろうかなと思ってる次第です。

 皆さんもこの今の絶好の気温の中、どんどんかましていきましょうね、という事で今回もありがたいことに試乗レポートを書かせていただくのですが…。

 今回のバイクは、なかなかの強者です。

スズキのスポーツクロスオーバー「Vストローム250SX」に試乗しますスズキのスポーツクロスオーバー「Vストローム250SX」に試乗します

 そんなバイクの名前はスズキのスポーツクロスオーバー「Vストローム250SX」!

 出ましたよ、流石スズキ。

 だが、そこが良いんですよね〜。

 まず、外観から入りますと、Vストロームシリーズ共通の「クチバシ」デザイン、さらに黒い車体に黄色いラインが入っていて、その時点でまず厳つい。まるで稲妻が走っているみたいですね。

■初見のシート高に少々物おじしてしまう!

 250ccクラスにしては、大きな車体でシート高も高そうです…諸元表で数値を見たらシート高は835mm。今までに試乗したどのバイクよりもシートが高いじゃないですか。

 ですが跨ってみると、なんとちょっと不安!(笑)

シート高は835mm、身長170cmの私も足つき性に不安を感じたシート高は835mm、身長170cmの私も足つき性に不安を感じた

 あまり自分でこんなこと言いたくないんですが、今まで色々な中型バイクに乗らせていただいて、足がつかなくて不安だなってことはなかったんですが、久しぶりに感じました…この足がつかなさそうな不安感!(笑)

「バイク知ったような気になってんじゃねぇぞ!」と喝を入れられているような気持ちになれたのでVストローム250SXに感謝したいですね。

 でも、同じシート高なのになぜ足つきが違うんだろう…比較してみて分かったのは、シートの幅です!

 Vストロームはシートの幅が若干広いので、その分地面との距離が少し生まれたんだと思います。あとはタンクも17L入るタンクなので少し大きめですね。体全体を使って乗るバイクだなと一番最初に感じました。

 そして乗ってみて気になったのがもう一つ。

 ナックルガード!

 なんだかアドベンチャー感があってワクワクしますね!
 こういうタイプもありかも。

装備されたナックルガードを見るだけで、どこに走りに行こうかと妄想が膨らんでしまう装備されたナックルガードを見るだけで、どこに走りに行こうかと妄想が膨らんでしまう

 こんなの付けてどこに行こうっていうんだよ! 山奥にでも行ってしまうのか!? 一体何から手を守ってくれるんだよ〜!…と妄想が膨らんでしまいます。

■そして肝心の乗り心地は?

 Vストローム250SX発進はとにかくスムーズ。安定感も疾力もあって、街乗りには全く問題ない。疾力の部分に関しては、本当に250cc?ってくらいにブンブン走ってくれます。

安定させてコーナーを綺麗に走りたい、そんなバイク安定させてコーナーを綺麗に走りたい、そんなバイク

 でもなんだか速いスピードでビュンビュン走る、というよりは安定させてコーナーを綺麗に走りたい、そんなバイクです。このバイクなら苦手な峠道も難なく走れそうです。

 ただ、やっぱり個人的に不安に思ったのは停止した時!

 足がベッタリつかないバイクに乗ることが普段なかなかないので、どうバランスを取ったら良いのか…。

 でも乗っているうちに体勢を変えて一番テコの原理が働くところを見つけ、ポジショニングが出来ると停止していても安定感は抜群でした。

 だが、慣れるまでは時間がかかりそう…

 編集長がよく言うんです。「バイクはケツで乗るんだよ」って。正直、Vストロームに乗るまでは「ドユコトだ??」とちんぷんかんぷんでしたが、なんとなく分かった気がしました。(笑)

「バイクの楽しさってこれだよな」とVストローム250SXは、思い出させてくれる「バイクの楽しさってこれだよな」とVストローム250SXは、思い出させてくれる

 苦手なUターンも、最初は恐怖感がありましたが、慣れてみるとむしろ安定。「あーバイクの楽しさってこれだよな」って思い出させてくれます。

 今まで出来なかったことが乗ってるうちに出来るようになる。それこそがバイクの楽しさの一つだと思います。とは言え、倒したら怖いので取り回しは自分では出来なかったですが…。

■便利な機能も数多く標準装備されている!

 さらに驚かされたのは、このバイク標準装備でシガーソケットタイプの充電アクセサリーが付いているんですよ!これは流石に初めましてでした。

インストルメントパネルの左側には、スマートフォン等の充電に便利なUSBソケットが装備されているんですインストルメントパネルの左側には、スマートフォン等の充電に便利なUSBソケットが装備されているんです

 羨ましいの一言。

 私はいつもツーリングに行く時はモバイルバッテリーを2〜3個必ず持ち歩いてギリギリ帰って来れるくらいなので、本当に羨ましい!

 しかもモトブログを撮りたい方は充電しながら撮影が出来ちゃうので、効率も良さそうですね。

 いいなぁ。

 いや、私もUSB付いてはいるんですけどね、雨でやられちゃいまして、なんだか接触が悪いのでもう使ってないんですよ。Vストロームには雨避けのシリコンカバーが付いていて、よっぽどの事がないと壊れなさそうです。

ブロックタイヤを装備したVストローム250SXを乗りこなしてやりたい!ブロックタイヤを装備したVストローム250SXを乗りこなしてやりたい!

 やっぱりスズキさんのバイクは一筋縄では行かないというか。「もっと乗りたい! もっとコイツを乗りこなしてやりたい!」と思わせてくれるバイクが多くて、楽しいですね。

 バイクのニュースさんで色々なバイクを試乗させていただいてから、本当に私はスズキの魅力にハマってしまっていることを再確認しました。知識がそんなにあるわけでもない私ですが、「なんか良く分からないけど、面白いなぁ」と思わせてくれます。

 みんな個性が違く、みんな良い。特に一番感じますね。

「Vストローム250SX」の楽しさに触れることができました「Vストローム250SX」の楽しさに触れることができました

 ということで今回は スズキの『Vストローム250SX』に乗らせていただきました。どなたかの参考になっているのかも分からないですが…いつも読んでいただきありがとうございます!

 皆さんもとにかく楽しく安全にバイクライフ楽しんでくださいね!!!

 では、また次回の記事で!!!

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