「てっぱつあじのフライ」? 房総半島南端エリア『市場食堂 せん政水産』の定食メニューを実食!
バイクのニュース / 2024年11月18日 11時10分
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。房総半島の南端へ向かって『市場食堂 せん政水産』を訪れました。
■海岸に面した大きな道の駅、向かった先には「てっぱつあじ」
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「XR250」で走ってきたのは千葉県南房総市です。朝起きると天気が良かったので、東京湾フェリーで久里浜から金谷に渡って房総半島を横断、鴨川から小春日和の外房黒潮ラインを南下してきました。
房総半島の南端に近い千倉町の「道の駅ちくら 潮風王国」にやってきた。広い芝生広場から望む太平洋が気持ち良い
腹減ってきたなぁ、そろそろ昼飯にしようかなぁなどと考えたところで目に飛び込んできたのは「道の駅ちくら 潮風王国」の案内標識です。そういえば、複数の知人から「潮風王国」のアジフライを勧められていたことを思い出しました。時間はまだ昼前、これは美味しいアジフライに出会えるチャンスだ~などとヘルメットの中で独り言をつぶやきながら到着です。
「道の駅ちくら 潮風王国」は、房総半島の南端に近い南房総市千倉町にあります。千田海岸に面していて芝生広場や展示されている「第一千倉丸」の船橋(ブリッジ)からは太平洋が視界いっぱいに広がっています。
駐車場にバイクを停めて向かったのは、食堂や鮮魚店、土産店などが並ぶ本館です。房総半島の海の幸を中心とした特産品をはじめ、「くじらのたれ」や「くじらベーコン」など鯨の加工品や刺身も購入できます。また館内中央には生簀もあって、活きた伊勢海老やサザエなども販売しています。
筆者としては鯨や伊勢海老も気になりますが、まずは昼ごはん! という訳で「市場食堂 せん政水産(せんまさすいさん)」へ向かいます。
「道の駅ちくら 潮風王国」の本館にある「市場食堂 せん政水産」では、「てっぱつあじのフライ」が大人気
店の外にも「あじフライ てっぱつ 絶品 ふわふわ!」と書かれたのぼりがあって気分が盛り上がってきました。ちなみに「てっぱつ」とは、房総の方言で「大きい」という意味らしいです。
案内されたテーブル席に座りメニューを見ると、「てっぱつ・ふわふわ」と書かれた「あじフライ定食」があり、アジフライは1枚から3枚まで選べます。ページをめくると「おすすめ定食」でアジフライと他の料理のコンビが6種類もあります。その中には千葉テレビの番組『週刊バイクTV』オリジナルメニューもあり、さらにページをめくると、番組に出演する未飛登(まひと)さんたちが監修するカレーライスが中心のバリエーションメニューが出てきました。
どれも美味しそうで優柔不断な筆者は悩みまくりますが、ここは「くじら」推しということで「B定食」の「てっぱつあじのフライとくじらの竜田揚げ定食」をお願いしました。
■見事なアジフライと、懐かしい味
待つこと数分、「てっぱつあじのフライとくじらの竜田揚げ定食」が出来上がってきました。確かに、大きめのアジフライがドーンと皿の上で存在感を主張しています。250g前後ということで厚みもあってかなり立派なアジフライです。「くじらの竜田揚げ」も美味しそうです。この2品にイカの塩辛、ご飯、味噌汁、漬物がセットです。
「市場食堂 せん政水産」の「てっぱつあじのフライとくじらの竜田揚げ定食」(B定食)。アジフライの大きさにビックリ
まずは「てっぱつあじのフライ」からいただきます。黄金色の揚げ色でサクサク、身は厚くてふわふわ食感! 南房総、太平洋の荒波に揉まれたアジは一味違います。
付け合わせはタルタルとレモンですが、テーブルに貼られた紙に“まずは何もつけずに「がぶり」次に「塩」そしてソース/タルタル/醤油こちらはお好みで”とあります。すでに何もつけずに「がぶり」した筆者的には、うっすら下味も付いている気がしますが、アジそのものの味が濃厚です。
そしてテーブルにある「ヒマラヤピンクソルト」で食べてみると、素材が生きてくる感じで合います。もちろん付け合わせのタルタルやソースでも美味しくいただきました。
そして「くじらの竜田揚げ」は、魚と肉の中間的で噛むほどに味が染み出てきます。筆者世代には小学校の給食で食べた懐かしい味です。「市場食堂 せん政水産」は鯨肉の老舗「ハクダイ食品」の直営ということなので、鯨料理の美味しさは間違い無いでしょう。
店舗の外側にはテイクアウトコーナーもあり、鯨の串カツや竜田揚げ、コロッケやアジフライなどを購入できます。「アジの串揚げ」や「あじカレーパン」、「くじらカレーパン」も気になりますが、定食でお腹いっぱいの筆者は試すことができませんでした。
食後に国道410号を走って房総半島最南端の野島崎へ。太平洋が一望できる岬の先端からは日の出から夕陽まで望むことができる
美味しさと満腹感で幸せな気分になって向かったのは、房総半島最南端の野島崎です。駐車場にバイクを停めて岬の先端まで灯台を横目に歩きます。先端の岩の上には白いベンチがあり、視界180°以上の太平洋が展望できます。
かなり気持ちの良い場所で、朝陽から夕陽まで望めるそうです。夕景を待ちたいところですがまだ3時間近くあるので帰路に着くことにしました。
走りと風景、それに食まで、南房総満喫のツーリングになりました。
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