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空腹の胃袋に染み渡る「かつ鍋定食」に大満足! 常磐道「美野里PA」(上り)

バイクのニュース / 2024年11月20日 11時10分

茨城県の常磐自動車道「美野里PA」(上り)で食した「かつ鍋定食」は、つゆが染みたかつでご飯がススム、大満足の味わいでした。

■ご飯がススム、幸福メニュー

 常磐自動車道「美野里PA」(上り)のフードコート(営業時間:7時30分~19時30分)は、自家製タレの「生姜焼き定食」(1250円)や「天然ブリの漬け丼セット」(1180円)、「金華さばの味噌煮定食」(1200円)、麺を覆い隠すほどの大量の刻まれたニラが入った「スタミナニララーメン」(1150円)など、特徴的なメニューが多い印象です。メニュー写真の絵力も強く、つい引き込まれそうになります。

常磐道「美野里PA」(上り)で注文した「かつ鍋定食」(1150円)は、見た目も美しく食欲をそそる。溶き玉子の黄色と桜色の漬物のコントラストも鮮やか常磐道「美野里PA」(上り)で注文した「かつ鍋定食」(1150円)は、見た目も美しく食欲をそそる。溶き玉子の黄色と桜色の漬物のコントラストも鮮やか

 いつものようにバイクで移動中に立ち寄り、この日はなぜか「かつ煮」が食べたい気分だったところ、メニュー写真のど真ん中に「かつ鍋定食」(1150円)を発見し、迷わず注文しました。写真では定食なのにかつ鍋だけをトリミングしたような構図です。それもわかりやすくて斬新、他に何が付いてくるのかはお楽しみ、ということでしょうか。

「かつ煮」や「かつ鍋」の発祥については諸説あるようで定かではありませんが、洋食である「かつ」を、カットした玉ねぎと共に甘じょっぱいつゆで煮込み、さらに溶き玉子で仕上げた最初の人は、抜群のセンスの持ち主だったのではないかと思います。

 まあ、かつ丼を具とご飯に分けただけ、とも言えますが、今やどちらもメジャーなメニューです。その起源を作った人物には敬意を表したいと思います。

 さておき実食。まず感じたのが、「玉子がフワトロ過ぎなくて良い!」でした。これは個人の好みでしかありませんが、オムレツもフワトロ(これも美味いですが)よりは、もう少し熱が入った焼き方の方が好みです。

 このかつ鍋の溶き玉子の仕上げ方が絶妙で、中を割ってみると、トロリとした部分もしっかりあります。オーソドックスな作りではありますが、だからこそ安心して食べられるわけです。

屋根が備わっている2輪専用の駐車スペースはありがたい屋根が備わっている2輪専用の駐車スペースはありがたい

 当然ながらご飯も進みます。味噌汁には麩が入っています。3つの器を行き来する箸の手が止まりません。幸せな気分を味わいながら完食。フードコートのメニューが充実しているPA飯は最高です。

 まだまだ全国の色々なPAで、嬉しい出会いがありそうです。

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