もう初心者とは言わせない! 練習を重ねたからこそ分かる安全な運転とは
バイクのニュース / 2024年11月29日 12時10分
女優、モデルなどマルチで活躍する北向珠タさんは、初心者ライダーからの脱皮を目指すバイク好き。やや運転に慣れてきたところで、あらためてスズキが主催する「U30スズキセイフティスクール」に参加し、基本中の基本を再確認してきました。午後に行われた講習を時系列でご紹介します。
■ライディングスクール午後の部に突入です!
こんにちは!北向珠夕です!
前回の記事は読んでいただけましたでしょうか? 後半では、ライディングスクール午後の様子を詳細にお届けしたいと思います!
スクールを徐行すると、バイクの運転が今まで以上に楽しくなります
午後の天気もバッチリでお昼ご飯も食べて、休憩中にはインストラクターさんの良いお話も聞けて、いよいよ午後のスクールに入って行きます。
まずは参加者みんなで周回走行。午前に習ったことを頭の中で反復しつつ、バイクを楽しみつつ、グルグルとみんなで一直線になって走ります。
ただ走るだけじゃなくて、この時に周りの参加者の方々の姿勢や乗り方を見れるので、これもまた、勉強になるんですね。
■完熟走行後にスラロームの練習開始!
周回走行が終わると、午後1番の講習は『スラローム』。等間隔に置かれたパイロンをクネクネと走るものなんですが、これまた北向の苦手なやつなんですよね…。
等間隔に置かれたパイロンをクネクネと走るスラローム、苦手です
とは言え、一度経験済みなので少しでも上手くなっているかな?と思いながらさっそくやってみると、意外といい感じ?
個人的にはすごくスムーズにできているのでは?と思える感覚だったんですが、動画を撮ってくれていた編集長に聞くと「全然ダメ」と(笑)
他の方のを見ていると、なんかうまく出来そうな気がしたりもするんですが、確かに動画を見てみると、全然自分がイメージしているリズムを取った綺麗なスラロームじゃないんですよね…。
インストラクターさんから走行について都度アドバイスがもらえるのもスクールの魅力
ブレーキングとアクセルの回し具合が全然できていない、とアドバイスをもらいました。それを意識してもう一回やってみると、これがまた逆に力が入ってうまくいかないんですね…(笑)
すると、インストラクターさんからも「力抜いて!」と…アドバイス。
パイロンを過ぎる前には、曲がり始めて、目線はその次のパイロン。そしてそのタイミングでアクセルも開けなければいけない。そして力も抜かないといけない。
んーやることがいっぱい!(笑)
自分の番が来るまでイメトレしてもなかなかうまくいかず、難しい顔をしていると、インストラクターさんから「すぐに全部ができるようになるわけじゃないから、少しずつ、一つずつ、意識すれば良いよ」と、なんともお優しいアドバイスをいただきました。
やっぱり、これがライディングスクールの良いところですね。
何度も練習が出来て、都度アドバイスをもらえて、人の走っている姿を見て勉強にもなる
何度も練習が出来て、都度アドバイスをもらえて、人の走っている姿を見て勉強にもなる。教習所ではなかなかこんなに余裕を持って何度も練習することが出来ないので、これはお金を払ってでも受ける価値がありますね。
スラローム練習が終わると、ここでこの日最後の休憩が入ります。各項目が終わるごとに必ず10分の休憩が入るのもありがたいポイントです。
■コース&スラローム走行に挑戦
休憩が終わると、最後は『コース&スラローム走行』。
スラロームだけを練習した時より、流れの中でスラロームをやるのが一番上手に出来た気がする
S字やクランク、直線を走る中でスラロームも一緒に練習します。1日のおさらいのような感じですね。
私的には、スラロームだけを練習した時より、流れの中でスラロームをやるのが一番上手に出来た気がします。きっと公道に出た時のことがイメージしやすくて、無意識に集中力が上がるんだと思います。
特に、インストラクターさんに先導してもらって、後ろをついて行きながらの走行が一番うまく出来ました。教えるプロでもあり、バイクのプロの方が前を走ってくれたら、そりゃあうまくなる気がしますよね。
バイクのプロの方が前を走ってくれたら、そりゃあうまくなる気がします
みんな平等にそれぞれの方の前を先導してくれるので、限られた回数にはなりますがその一回がとても貴重でとても勉強になります。これはもう正直、体で覚えるしかないものだと思うので、最後のこの練習で時間が許す限り、練習できたのがありがたかったです。
休憩を返上してでももっと走っていたかったですね。
そして、1日の練習が終わると閉校式とアンケートの記入です。
参加者の皆さんは疲れた様子でしたが、どこか達成感にも溢れているように見えました。今回、2回目の参加をしてみて、思ったのはやはり、過信してはいけないな、と言うことです。
私も自分のドラッグスターを乗ってもう4年近くになるので、ある程度運転の自信はついてきたところでしたが、やはり基礎のところはまだまだでした。
車体のタイプによって乗り方も違うので一概には言えないかもしれませんが、“初心忘れるべからず“だなと改めて思いました。
■初心忘れるべからず!スクールの必要性
今回、女性の参加者の方も多く、なかには夫婦でいらしていた方もいらっしゃいました。一緒にツーリングをしたいけど、奥様が免許を取り立てのようで、奥様だけがスクールに参加して、旦那さんが見守りつつアドバイスをする、というライダーの憧れでもあるようなシチュエーションに遭遇しました。
「U30スズキセイフティスクール」に参加したみなさんと記念撮影
素晴らしいですよね。
なんとなく、「大丈夫っしょ」でそのままツーリングに行ってしまいそうなところをしっかり不安要素を消すためにこういうスクールに参加するという発想になるのが、素晴らしいです。
おそらく、スズキや他のメーカーが行うスクールがあること自体知らない方もまだ多くいらっしゃると思うので、少しでも知ってもらえるきっかけになるといいなと思います。免許を取り立て、取ってから時間が経った方、どんな方でも少しでも運転に不安がある方はぜひ一度参加してみてください!
スクールに参加することは、普段自分がしている運転を見直す機会になる
なんなら自信がある方でも参加してみると、「あれ?意外と出来てない…」と言う自分の運転を見直す機会になると思うので、強く参加をお勧めします!
と言うことで今回の記事はここまでです。寒くなってきたので、皆さんさらに気を引き締めてバイクライフを楽しんでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
またね〜!!!
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