すでに生産終了したって知ってた? 人気の高かったバイクたち
バイクのニュース / 2024年12月17日 11時10分
バイク乗りにとって悲しい出来事の一つである、バイクの生産終了。なかには高い人気を誇っていたのにもかかわらず、生産終了となったバイクも存在しています。人気の高かったバイクたちは、どのような理由から生産終了となったのでしょうか。
■人気が高かったのに…!なぜ生産終了してしまったの?
バイクの生産終了は、バイク乗りにとって悲しい出来事の一つであると言えるでしょう。長年バイクに乗っている人の中には、思い入れのあるバイクが生産終了となってしまい、悲しんだ経験のある人もいるかもしれません。
これまでにも実際に、高い人気を誇っていたのに生産終了となってしまったバイクが存在しています。では、人気が高かったのに生産終了してしまったバイクには、どのようなモデルが挙げられるのでしょうか。
2022年に生産終了となったホンダ「CB400 SUPER FOUR」
まず、1台目は、ホンダの「CB400 SUPER FOUR」です。1992年に初めて登場し、4月23日にソリッドカラー(3色)が、6月10日にツートーンカラー(2色)が発売されました。
1999年の2月23日には車体が一新され、「HYPER VTEC」という新開発のエンジンが搭載された、ニューモデルのCB400 SUPER FOURが発売されています。
CB400 SUPER FOURは、「ホンダのスタンダード・ネイキッドバイク」と言われています。特徴として、エンジンには「水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒・399cc」が搭載されており、シャープで凛々しく、力強さのあるデザインも魅力の一つです。
またシート高が低いため、足つきがよく男女ともに乗りやすい点も特徴として挙げられます。加えて、長い距離を走るツーリングや、街乗りなどの日常使いにも適していたため、幅広い層からの人気を得ていました。
そんな、多くのバイク乗りから長年愛され続けたCB400 SUPER FOURは、2020年に発売された受注期間限定モデルが最終モデルとなり、2022年に生産終了となっています。
国内から2021年に姿を消したヤマハ「SR400 ファイナルエディション リミテッド」
2台目は、ヤマハの「SR400」です。2000年の6月8日に初めて発売された、”ニュークォーターアメリカン” をテーマにされたアメリカンモデルのバイクとなっています。
SR400は、1978年に初めて登場し、43年に渡り累計12万台以上が生産されたヤマハを代表するモデルです。
オーソドックスなスタイルのネイキッドモデルのSR400は、初期モデルからデザインを大きく変更することなく生産し、過去には環境規制の影響を受けて2度生産終了した経緯があります。
現在、SR400は輸出モデル(タイなど一部地域)として生産されており、国内では2021年にファイナルエディションをもって販売終了されています。
2022年に生産終了となったスズキ「GSX-S750」
そして、3台目はスズキの「GSX-S750」です。GSX-S750は、GSX-Rの遺伝子を受け継ぐストリートスポーツモデルのバイクであり、GSX-Sシリーズの新型モデルとして、2017年3月30日に初めて発売されました。
特徴として挙げられるのは、なんといってもスズキの伝統である「ナナハン4気筒」を搭載している点。さらにスポーティーで力強いデザインや、スポーツ走行を楽しむことのできる爽快な走りも、魅力の一つです。そんなGSX-S750は、2022年に生産終了となっています。
ここまでに挙げた3つのバイクは、いずれも現在生産されていません。では、どのような理由から生産終了となってしまったのでしょうか。
3台ともに、同時期の2022年に生産終了となっています。その理由として、令和2年排ガス規制に対応することができないことが理由として挙げられます。
このように、人気の高いバイクが生産終了となってしまう理由に排ガス規制が挙げられることから、排ガス規制はバイクの生産終了に影響があることが分かります。
原付一種は、2025年で生産が終了される
また、近年「2025年問題」として話題にあがる排ガス規制の強化によって、原付一種の生産が終了となることから、今後も大きな影響を与えていくと言えるでしょう。
※ ※ ※
人気の高いバイクたちが生産終了となってしまう理由には、排ガス規制の適用が挙げられます。これまでにも、生産終了によって手に入れる機会を逃してしまったという人もいるのではないでしょうか。
今後、2025年には原付一種の生産が終了する見込みとなっています。手に入れる機会を逃さないためにも、購入を検討している人は早めに問い合わせてみると安心かもしれません。
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