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『武蔵野うどん五六』で地元の小麦の旨みを満喫! 「うどん共和国埼玉」

バイクのニュース / 2025年1月6日 11時10分

全国有数の小麦の産地である埼玉県は、「うどん県」と言われるほど県内各地域でうどん文化が根付いています。上尾市の『武蔵野うどん五六』をバイクで訪れ、地粉を使用した汁なし濃厚「武蔵野まぜうどん」を堪能しました。

■見た目鮮やか、食べ応え抜群

「うどん共和国埼玉」というネーミングで、埼玉県では各地域に根付いたうどんをPRしています。県の公式HPによると、うどんなど和風麺の出荷額は全国1位で、各地域の特色を生かしたうどんは実に20種類以上にも及ぶそうです。中でも「武蔵野うどん」は太くてコシのある麺が特徴で、ねぎや豚肉の入った肉汁との相性が抜群です。

バイクで「武蔵野うどん五六」を訪れたのは平日の開店前。撮影を済ませてバイクは脇の駐輪場へ。食べ終わって店を出る頃には大勢の客で賑わう人気店だったバイクで「武蔵野うどん五六」を訪れたのは平日の開店前。撮影を済ませてバイクは脇の駐輪場へ。食べ終わって店を出る頃には大勢の客で賑わう人気店だった

 そんな「うどん共和国埼玉」のさまざまな味を楽しむべく、今回バイクで訪れたのは上尾市の「武蔵野うどん五六」です。「上尾丸山公園」南口の正面にある人気店で、製麺所直営の地粉にこだわりを持つ店だそうです。

 寒空の下でのツーリングですっかり冷え切った身体で店に入ります。店内は明るく綺麗で、女性や子供なども気軽に入れそうな雰囲気です。

 早速お品書きを見ると「武蔵野まぜうどん」がメニュー写真で紹介されていました。冷えた身体を温めようと「肉汁うどん」を食べる気満々でしたが、どう見ても美味しそうです。

 豚肉に天かす、ガーリックフライ、刻みネギや紅生姜、焼き海苔、そして極めつけの卵黄が盛られ、これらを混ぜていただいたら美味しいに決まっている! そんな確信を持ち、オーダーしました。

「武蔵野うどん五六」で、色鮮やかな汁なし濃厚「武蔵野まぜうどん」と、単品で「かしわ天」を注文「武蔵野うどん五六」で、色鮮やかな汁なし濃厚「武蔵野まぜうどん」と、単品で「かしわ天」を注文

 出来上がりを見ると、鮮やかで楽しいです。赤や黄色に緑とカラフルでインスタ映えしそうです。

 早速いただきます。その味わいは、ワシワシ、ゴリゴリという表現がぴったりなガテン系の味で、見た目とのギャップがまた良いです。

 なかなか胃袋に収まってくれない太麺と濃いめの味ですが、胃もたれもせず完食できたのは、ひとえに麺の美味しさによるものだと感じました。

醤油だれと具材、麺を混ぜていただく。小麦の香りと旨みをじっくりと味わえる、コシの強い極太麺が特徴醤油だれと具材、麺を混ぜていただく。小麦の香りと旨みをじっくりと味わえる、コシの強い極太麺が特徴

 ここで使用されている「農林61号」という小麦は約80年前に誕生し、国内で主力として栽培されてきた品種だそうです。近年は新種の登場で栽培量が減っているそうですが、昔ながらの味わいで独特の甘みがありました。

 喉越しの良い細麺をスルスルっと食べるのも良いものですが、コシの強い太麺を噛み砕きながら食べると、小麦そのものの味わいを、より感じることが出来ました。

明るく綺麗な店内。カウンター席もあり、フラッと1人で食べに来るのも良いかもしれない明るく綺麗な店内。カウンター席もあり、フラッと1人で食べに来るのも良いかもしれない

 店員に勧められて追加で注文した「かしわ天」は、卓上に置かれたフランス産のゲランド塩でいただきました。こちらも美味です。

 うどんの食べ応えや食感、小麦の味わい、全てに大満足して店を後にしました。

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