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ホンダがEV車にASIMOを搭載!? CES2025で「Honda 0 SALOON」と「Honda 0 SUV」のプロトタイプを世界初公開

バイクのニュース / 2025年1月27日 14時10分

ホンダが2025年1月8日に、米国ネバダ州ラスベガス市で開催されたCES2025で、2026年にグローバル市場への投入を開始するEV「Honda 0シリーズ」の「Honda 0 SALOON」、「Honda 0 SUV」のプロトタイプを世界初公開するとともに、Honda 0シリーズに搭載する独自のビークルOS「ASIMO OS」を発表しました。

■ホンダ独自のビークルOS「ASIMO OS」を搭載

 2025年1月8日にホンダが、米国ネバダ州ラスベガス市で開催されたCES 2025で、2026年にグローバル市場への投入を開始するEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」の「Honda 0 SALOON(サルーン)」、「Honda 0 SUV」のプロトタイプを世界初公開するとともに、Honda 0シリーズに搭載する独自のビークルOS「ASIMO OS(アシモ オーエス)」を発表しました。

Honda 0 SALOON & Honda 0 SUVHonda 0 SALOON & Honda 0 SUV

●Honda 0 SALOON 

 CES 2024で公開されたコンセプトモデル「SALOON」を、2026年の発売に向けて進化させたプロトタイプ。

 コンセプトモデルのデザインそのままに、一目見て他との違いを感じさせる低全高でスポーティーなスタイルと、外観からは想像できないほどの広い室内空間が両立されました。

 シリーズのフラッグシップであるHonda 0 SALOONは、新開発のEV専用アーキテクチャーをベースに、Honda 0シリーズの開発アプローチである「Thin, Light, and Wise.(薄い、軽い、賢い)」を具現化する数々の次世代技術が搭載されています。

 CES 2025ではその中でもホンダが世界で初めて実用化した自動運転レベル3技術に裏打ちされる信頼性の高い自動運転技術や、ASIMO OSによりユーザー1人ひとりに“超・個人最適化”された移動体験など、Honda 0 SALOONにおける“Wise”の一端が紹介されました。
 
 Honda 0 SALOONの量産モデルは2026年に北米市場へ投入され、その後、日本や欧州などグローバルへの展開が予定されています。

Honda 0 SUVの内装Honda 0 SUVの内装

●Honda 0 SUV 

 Honda 0シリーズの第1弾となる、中型SUVのプロトタイプ。CES 2024で公開された、ホンダが将来のEVで実現したい空間価値の考え方を示すコンセプトモデル「SPACE-HUB(スペース ハブ)」の考え方が踏襲されました。

 Thin, Light, and Wise.のアプローチをSUVに適用することで、空間の広さを一層拡張し、開放的な視界と自由度の高い広々とした居住空間が実現されています。
 
 Honda 0 SALOONと同様、Thin, Light, and Wise.を具現化するさまざまな次世代技術も搭載。ASIMO OSがもたらす、ユーザー1人ひとりに“超・個人最適化”され、進化し続ける空間価値やデジタルUXが実現されました。

 さらには、ホンダ独自のロボティクス技術で培った、3次元ジャイロセンサーを用いた高精度の姿勢推定と安定化制御などにより、さまざまな路面環境において安心で意のままのダイナミクスを実現。
 
 Honda 0 SUVの量産モデルは、2026年前半に北米市場へ投入され、その後日本や欧州などグローバル各地域へ展開される予定です。

ASIMO OSASIMO OS

●ASIMO OS
 
 Honda 0シリーズに搭載されるホンダ独自のビークルOSが「ASIMO OS」です。
 
 ASIMOはホンダの基礎技術研究の一環として、人の役に立ち、社会の中で利用できることを目指して開発されたヒューマノイドロボット。

 1986年に研究開発を開始し、2000年に発表されたASIMOは、その後長きに渡り世界中のユーザーから愛され、2000年から2010年代にかけてロボティクスの世界で象徴的な存在となりました。
 
 Honda 0シリーズもASIMOと同様、「世界中の皆様に驚きと感動を与え、次世代EVの象徴となることを目指す」という思いを込め、Wiseの要となるビークルOSに”ASIMO”の名前が付けられました。

 ホンダはASIMOの開発後もASIMOの外界認識技術や人の意図をくみ取って行動する自律行動制御技術など、培ってきたロボティクス技術をさらに進化させてきました。

 Honda 0シリーズでは、これらと先進知能化技術を融合することで、ホンダ独自のソフトウェアデファインドビークル(SDV)の価値を提供することが目指されています。
 
 そんなASIMO OSはソフトウェアプラットフォームとして、AD(自動運転)/ADAS(先進運転支援システム)やIVI(In-Vehicle Infotainment:車載インフォテイメント)などのクルマのシステムを制御するECU(Electronic Control Unit)を統合的にコントロール。
 
 このASIMO OSを基盤として車載ソフトウェアを常にアップデートすることで、移動に楽しさや快適性をもたらす空間価値やデジタルUX、人車一体の操る喜びを司るホンダ独自のダイナミクス統合制御などの機能やサービスを、車両を販売した後も、OTA(Over The Air)を通じ、ユーザー1人ひとりの嗜好やニーズに合わせて進化させていく方針です。
 
 なお、ASIMO OSは、Honda 0 SUVやHonda 0 SALOONの量産モデルを含む、Honda 0シリーズの各モデルへの搭載が予定されています。

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