実は18年ぶりの日本導入HORNET!? ホンダが発売したストリートファイターの新型モデル!「CB1000 HORNET」ってどんなバイク?
バイクのニュース / 2025年2月3日 9時10分
ホンダから2025年1月23日に発売された新型ストリートファイター「CB1000 HORNET」を紹介します。
■ストリートファイタースタイルの「CB1000 HORNET」登場!
2023年秋に開催されたEICMA(ミラノショー)2023で公開され、日本では翌年の2024年春のモーターサイクルショーで初公開されたホンダの大型ロードスポーツツアラー「CB1000 HORNET」。
そんなCB1000 HORNETが、上級モデル「CB1000 HORNET SP」と共に2025年1月23日に満を持して発売されました。CB1000 HORNETは、どのような特徴を持つモデルなのでしょうか。
CB1000 HORNETはスチール製ツインスパーフレームに、2017年型のスーパースポーツモデル「CBR1000RR」のエンジンをベースに専用セッティングを施した999cm3 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンが搭載されています。
このエンジンには新たに開発されたダイキャスト製ピストンが採用されており、バルブタイミングとバルブリフト量を最適化することで、低・中速域でのトルク特性と出力特性が高次元でバランスされています。
さらに、トランスミッションとファイナルギアレシオにも専用のセッティングが施され、実用域での性能を強化。
スポーツモデルらしいダイレクトなスロットルレスポンスを実現する「スロットルバイワイヤシステム(TBW)」も搭載され、走行状況やライダーの好みに応じて出力特性を切り替えられる「ライディングモード」も備えられています。
なお、このモードではパワー、エンジンブレーキ、トラクションコントロール(HSTC)やウィリーコントロールの制御レベルを「STANDARD」、「SPORT」、「RAIN」の3つのモードから選択可能。
さらに自分好みに設定をカスタマイズできる、「USER」モードを2パターンまで登録することができます。
ホンダの新型ストリートファイター「CB1000 HORNET SP」
前述の上級モデル「CB1000 HORNET SP」は、さらに進化した仕様となっており、マフラー内部に可変排気バルブを搭載。
エンジン回転数に応じてバルブ開度をECUで制御することで、低回転域では力強いトルクを、高回転域では出力を向上させる仕組みが取り入れられています。
その結果、CB1000 HORNETの最高出力は112kW(152PS)/1万1000rpm、最大トルクは104N・m(10.6kgf・m)/9000rpmなのに対し、CB1000 HORNET SPは最高出力116kW(158PS)/11,000rpm、最大トルク107N・m(10.9kgf・m)/9000rpmと、より高いパフォーマンスを発揮します。
さらにSPモデルは装備面でも違いがあり、アップダウン対応のクイックシフターを標準装備。オーリンズ製のリアサスペンションとブレンボ製のフロントブレーキキャリパーも搭載されています。
これにより、よりスポーツライディングに適した足回りとなり、サーキット走行や峠道でも安定したパフォーマンスを発揮します。
ホンダの新型ストリートファイター「CB1000 HORNET」
なお、スタンダードモデルとSPの両方に共通する装備としては、前輪の浮き上がりと後輪のスリップを抑える「Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)」や、急ブレーキ時にウインカーが高速点滅して後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナル、5インチのフルカラーTFT液晶メーターが挙げられます。
この液晶メーターはスマートフォンと連携可能な「Honda RoadSync」に対応しており、音楽再生やナビゲーション、電話が操作できるなど、利便性と安全性が向上されています。
また、外観はCB1000 HORNETが軽快さを感じさせる「パールグレアホワイト」を採用。一方のSPモデルは「マットバリスティックブラックメタリック」という精悍なブラックに高級感のあるゴールドホイールが組み合わされたカラーリングとなっており、この精巧なデザインは多くのライダーの注目を集めています。
価格(消費税込)は、CB1000 HORNETが134万2000円、CB1000 HORNET SPが158万4000円(税込)と、いずれもコストパフォーマンスに優れており、前モデルである「CB1000R」の167万900円と比較しても、その価格の魅力が際立ちます。
なお、ホンダのホーネット・シリーズが日本市場に登場するのは2007年モデル以来となりますが、過去には「HORNET」(250cc)、「HORNET600」(600cc)、「CB900 HORNET」(900cc)がラインナップされていました。
一方、海外市場では現在も「CB750 HORNET」や「CB500 HORNET」、インド向けの「HORNET2.0」が展開されていますが、これらのモデルの日本導入は今のところ予定されていません。
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