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あれ? 思ったよりジェントルマン!? 憧れのスズキ「ハヤブサ」の走りは滑らかな加速と安定感

バイクのニュース / 2025年2月3日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、バイク好き女優の小野木里奈さんが試乗したスズキ「ハヤブサ」をレポートしてくれました。

■憧れだけどちょっと怖い。そんなイメージ

 皆さん、こんにちは! バイク好き女優の小野木里奈です。

 突然ですが、皆さんには憧れのバイクはありますか?もちろん、私にもあります!

 バイクの中には歴史のある車種が、原付から大型クラスまでたくさんラインナップされています。

 その中でも、私が憧れるのは誰しもが扱えるようなものではなく、大型バイクであることがほとんど。だからこそ憧れてしまうんでしょうね(笑)。 

 今日はその憧れのバイクであるスズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」に試乗しました。

 ハヤブサは、かなり個性的で大きなバイクのため、自分には難易度が高いかなぁと思っていて、ずっと憧れの存在となっていましたが、ついに試乗することが叶いました。それでは、いってみましょう!

スズキ「ハヤブサ」は車体が大きくて存在感がすごいスズキ「ハヤブサ」は車体が大きくて存在感がすごい

 私が試乗したカラーは、「マットスティールグリーンメタリック/グラススパークルブラック」。私にとってハヤブサといえば、白か黒のイメージだったので、こんなカラーもある事に驚きでした。

 一見グレーのようにも見えるけど、ただのグレーではない緑をわずかに混ぜた絶妙な配合が、他にはないカラーです。
 
 また、歴史ある車種であるハヤブサといえば、この迫力ある大きさとぼってりとしたフォルム!

 たくさんラインナップされている大型スポーツバイクを並べてシルエットだけで車種を当てるなら、私にとって1番わかりやすいと思えるほど、個性があるフォルムです。
 
 サイドから見た時に目を引くのが、この「隼」というロゴ。アルファベットで表記されることが多い中で、漢字一文字で、しかもどどんっと筆記体。まさに日本のバイクだ! と主張するような、とても美しい一文字です。

 この「隼(はやぶさ)」という名前は、鳥のハヤブサが由来なんだとか。隼は普段、悠々と上昇気流に乗りながら空を飛んでいる一方で、時にはものすごいスピードでも飛ぶことができるといいますが、その生態がバイクの『ハヤブサ』の特性に合っているという意味から、この名前が付けられたそうです。
 
 その名をさらに印象つけるかのように、バイクの鍵にも「隼」と書かれていました。この鍵を持っているだけでも、『ハヤブサ』オーナーである優越感を存分に感じられそうです(笑)。

スズキ「ハヤブサ」の足付き(身長160cm)スズキ「ハヤブサ」の足付き(身長160cm)

 私はハヤブサのメーター周りも好きで、アナログのタコメーターとデジタル液晶パネルの両方の良い所取りをしたような雰囲気がたまりません。

 この部分は実際に、運転しているライダーが1番よく見る場所。大きな車体だからこそ、それを活かしたメーター周りなのが豪華だし、乗りながら目を落とすたびにすごい乗り物を扱っている感覚にさせてくれます。

 しかもよく見たら、スピードメーターは290km/hまで表記されていることに驚きました。
 
 それでは恒例の足つきチェックでございます! 私(=身長160cm)が跨るとシート高800mmで、足回りはえぐれているとはいえ、やはり車幅の太さを感じたので両足のつま先がつんつんでした。

 車両重量は264kgなので、車両に跨って起こす時はやはりひと苦労。ハヤブサに初めて跨る方で、私のように足つきが良くない方は、介助してくれる方が隣にいると安心です。

 ただ、慣れてくると車体のバランスが非常に良く、まっすぐ車体を起こした際は両足つんつんでも非常に支えやすい安定感を感じます。

 どっしりと地面にバイクが根っこを伸ばして立っているような、そんな安定感でした。

■遂に走り出した憧れの「ハヤブサ」

 そしていよいよ、エンジンスタート! 「ヴゥーーーーーン…! ヴンッ!!」という低く静かに唸るような音が出て、辺りの空気をガラリと変える不思議な力を感じます。

 エンジンをかけると「憧れのハヤブサにいよいよ乗れるんだ!」とワクワク。今まで誰かが乗っているところを見て「良いなぁ」と思うような憧れの存在だったけど、ようやくこのエンジン音を聞いて、自分もとうとう乗ることができるという現実味が帯びてきました。

スズキ「ハヤブサ」の走りを楽しむバイク好き女優の小野木里奈さんスズキ「ハヤブサ」の走りを楽しむバイク好き女優の小野木里奈さん

 緊張しながらスタートすると、意外にも突発的ではなくじわーっとアクセルを回すにつれて、ゆっくり滑らかに走ってくれることにびっくり!

 こんなにも迫力のある車体だから、すぐさまドビュンっと走り出してしまうのではと怯えていた私でしたが、繊細にゆっくり走ることもできるということを発見してしまいました。
 
 ちょっとずつアクセルとクラッチの操作に慣れてくると、今度はもう少し加速してみたらキビキビせず滑らかにじんわりと、どこまでも伸びるような加速をしてくれるのが爽快!

 だからこそ体が後ろに持っていかれづらく、私も重心をキープしやすいので、疲れを感じるという事もなかったです。

 スポーティーなバイクは加速が突発的だと、体が後ろに置いていかれそうになるのを防ぐために頑張って、前方に重心を意識するのですが、それだと疲れてしまうことがありました。

 でもハヤブサはじんわり加速してくれるからこそ体も準備できるし疲れにくいので、気がつくと求めているスピードに到達している感覚。

 スポーツバイクだからこその前傾姿勢は、ロングツーリングで疲れてしまうこともあると思いますが、加速時に体がびっくりせず、わりとリラックスできるという一面は魅力的だと思います。
 
 まさに低速でも加速時でも両刀使いなところは、名前の由来であるハヤブサの特性と同じだと納得。こんなに大きい車体なのに、これだけ幅広いシーンでも活躍できることに驚かされました。

個性的なカラーリングがお気に入り個性的なカラーリングがお気に入り

 コーナリングでは、少しだけ自分が行きたい方向に視線と体重を移動すると、こんなに大きくてどっしりした車体なのにすんなり反応してくれる印象。

 跨って264kgの車体を起こす時は結構、力を使って頑張りましたが、走行中に車体を傾けることは全く苦ではありません。むしろ、広めのスペースであれば、Uターンも問題無くできました。
 
 ずっと憧れだったハヤブサは、もっと難易度が高くてちょっと怖いバイクだと思っていましたが、実際に走行してみたら滑らかでむしろ優しさを感じる1台。バイクの印象は試乗してみないとわからないものだなぁと、改めて思わされました。

 そんなハヤブサの価格(消費税10%込)は223万3000円! 気になる方はぜひ、試乗にチャレンジしてみてはいかがですか?

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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