1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

メリットはある? バイクにドラレコを装着する必要性を徹底解説

バイクのニュース / 2025年2月12日 9時10分

バイクにドライブレコーダーを装着する人が増えている一方で、「本当に必要なのか」と疑問視する声を耳にする機会も少なくありません。ではバイクにドラレコを装着することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

■バイクにドライブレコーダーは必要なのか?

 近年クルマで普及しつつあるドライブレコーダーは、事故を起こした瞬間の記録を撮影することができるという点から、多くの人が支持しているアイテムのひとつです。

 バイク用のドライブレコーダーのラインナップも豊富ですが、SNS上ではバイクにドライブレコーダーを装着するということに対しては賛否両論。様々な意見が見られます。

 バイクにドライブレコーダーを装着しているライダーはまだまだ少なく、全体の約4割程度であると言われています。そしてライダーの年齢が高くなればなるほど、未装着の傾向にあります。

 未装着である理由としては、「ドライブレコーダーはまだまだ高価なものが多く、取り付けにも手間がかかることから手が出しにくい」という意見が多くみられ、高額なお金をかけてまでは必要ないといった意見も少なくありません。

 実際の所、バイクにドライブレコーダーは必要なのでしょうか。

ドライブレコーダー最大のメリットは、事故の際に過失割合を証明できるという点ドライブレコーダー最大のメリットは、事故の際に過失割合を証明できるという点

 まずドライブレコーダー最大のメリットは、事故を起こしてしまい保険を利用した際に、当時の様子を映像として提出できる点にあるでしょう。

 バイクはクルマに比べて小型であるためクルマの死角に入りやすく、バイク側に非がなくとも事故に巻き込まれてしまう危険性のある乗り物です。

 つまり巻き込まれてしまった事故であった場合、証明できる映像があれば自身に優位 に働く可能性があるため、事故時の証拠として大きな力を発揮するという事になります。

 またドライブレコーダーには、厳罰化されたばかりでまだまだ絶えない「あおり運転」を抑制する効果も期待できます。

「録画中」と表記されたステッカーを周囲から目に入る箇所に貼っておくことで、危険な運転に巻き込まれる可能性を低減させることができます。
 
 一方で、ドライブレコーダーの取り付けを試みるものの、バイクには取り付けスペースが少ないことから断念したというライダーも存在します。

設置場所問題を解決するためには、ウエラブルタイプのドライブレコーダーがおススメ設置場所問題を解決するためには、ウエラブルタイプのドライブレコーダーがおススメ

 このような設置場所問題を解決するためには、ウエラブルタイプのドライブレコーダーがおススメです。

 ウエラブルタイプとは、ヘルメットなどに装着して、簡単に着脱できるタイプのドライブレコーダーのことで、取り付け場所を選ばないことや、撮った映像を簡単に確認することができるという手軽さがあるほか、複数台のバイクを所有していても、ウエラブルタイプのドライブレコーダーがあれば1台で済むというメリットがあります。

 しかし、ウエラブルタイプのドライブレコーダーにはデメリットも存在します。

 ウエラブルタイプは電源の供給を常におこなうことができず、定期的に充電をする必要があるため、長時間の撮影には向いていません。

 加えて重さがあるものを選ぶと運転に支障が出たり、小型であることにより撮影された映像が鮮明ではないといったデメリットがあります。

 そのため、ウエラブルタイプのデメリットが気になる人は、バイクの車体に取り付ける「車体装着タイプ」を選ぶと安心です。

近年ではミラー内蔵タイプも登場。車体装着タイプは車体から電源を供給できるため、長時間にわたって撮影が可能近年ではミラー内蔵タイプも登場。車体装着タイプは車体から電源を供給できるため、長時間にわたって撮影が可能

 車体装着タイプは車体から電源を供給できるため、長時間にわたって撮影が可能。さらにエンジンのオンオフスイッチと連動させることができる製品が多いため、電源を入れるという手間がなくなるのがポイントです。

 また、車体に固定するため安定した動画が撮影できるというだけでなく、駐車時のいたずらを録画監視する機能を持つ製品もラインナップされています。

 鮮明な画像でしっかりと撮影したいという人は、車体に装着するタイプのドライブレコーダーを選ぶと良いでしょう。

 とはいえ前述した通り、車体装着タイプは取り付け場所の確保が難しい事や、取り付けの手間が大きいというデメリットは否めません。

 そのため取り付けを店舗へ依頼する際は、愛車に適合する製品選びや取り付け方を、よく相談するようにしましょう。

※ ※ ※

 バイクには必要ないと言われることが多いドライブレコーダーですが、事故時には当時の様子を映像で残せるため、場合によっては保険の過失割合の決定時に有効に働く可能性もあります。決して装着しておいて損はありません。

 バイク用ドライブレコーダーにはさまざまな製品がラインナップされているため、自身のバイクやバイクの使い方に合ったものを選ぶようにしましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください