ポジティブ感情の「あまり知られていない効用」を科学的に解明!

美レンジャー / 2014年5月26日 14時0分

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”何が生きがいのある人生をもたらすのか”を解き明かすポジティブ心理学。これまでの心理学では、うつ病など人の苦悩を軽減することが、主に研究されてきました。

しかし、近年、その範囲を超えて、よりよい生き方のためのポジティブ感情が科学的に解明されてきています。

今回は、ある教授の研究と著書を基に、ポジティビティのあまり知られていない効用を紹介しましょう。

■1:ポジティビティは気分がいい

ノースカロライナ大学で、ポジティブ感情の研究において数々の賞を受賞する心理学者のフレドリクソン教授は、「悲しみよりも喜びの方がいいと皆さん知っています。しかし、それはポジティビティの表面的な評価に過ぎません。心理学的にポジティビティが、人生に決定的な役割を果たすことを理解してもらうことを願っています」と話しています。

一見、当たり前のようですが、ポジティブ感情がいい気分を引き起こすのには理由があります。私たち人間は、ポジティビティを欲するように作られているのです。

ただ、薬物やギャンブルなど中毒性のものは偽物。また食や性など、身体的なものは遠い親戚と言えます。ポジティビティは気分がよくなるだけでなく、人生の中で重要な役割を担うということも認識したいですね。

■2:ポジティビティは精神の働きを広げる

ポジティビティは精神の働きを広げ、視野を拡大するとされています。効果は一時的とはいえ、大事なゆとりを生じさせるのです。ゆとりは精神にとって大切な働きをします。

■3:ポジティビティはリソースを形成する

ポジティビティは人をよい方向に向かわせ、成長させます。かすかなポジティビティでもやがて持続するリソース(資質)が形成されるのです。

■4:ポジティビティは回復力を強化する

ポジティビティは立ち直る力をつける、知られざる特効薬になります。逆境のとき、リセットボタンとなるのがポジティビティです。

■5:ポジティビティ比が3:1を超えると”繁栄”に向かう

普通の人のポジティビティとネガティビティの比は2:1とされ、これでは成長もなく”沈滞”してしまいます。この比率が、3:1を超えると変化が起こり、気持ちが生き生きとしてくるのです。

最も重要なのは、自分の選択でポジティビティ比は上げることができるということ。この点を踏まえておきましょう。

ポジティビティの効用をお伝えしてきましたが、その大切さがお分かりいただけましたか? 一つ一つのポジティビティは強さより、あらわれる頻度の方がポイントです。頻繁にポジティビティを感じることで、ネガティビティも支配力を失います。 

ポジティブな感覚がどれだけ大事か、心にとめながら毎日を送りたいですね。

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【参考】

バーバラ・フレドリクソン(2010)『ポジティブな人だけがうまくいく 3:1の法則』(日本実業出版社)

美レンジャー

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