これは切実な問題!働く女性が求めている「働きやすい環境」の条件3つ

BizLady / 2014年12月13日 21時0分

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女性の社会進出が促進され企業や行政は様々な施策を講じているが、実際に働く女性はその“変化”を実感しながら働けているのだろうか?

楽天リサーチが実施した『女性の働き方に関するインターネット調査』によれば、日本が将来女性にとって働きやすい環境になっていく“変化”を感じているのは、なんと約20%しかいないという結果になった。

理想と現実にはまだ大きな壁が立ちはだかることがうかがえるが、ではいったい現代の働き女子たちは“働く環境”に何を求めているのだろうか?

同調査を参考に、早速見ていこう。

■1:育休からの職場復帰の支援

わずか約20%しかいない“変化を感じている”という人たちに、その理由を尋ねたところ、20.9%の人が“育児休暇からの円滑な職場復帰に向けた支援”を挙げた。

子育てと仕事の両立は働き女子にとって大きなテーマの1つであるが、企業の理解があってこそ実現できるものだ。

しかし制度があっても職場の雰囲気で取得しづらかったり、復帰後の環境について不安を抱えている女性も多いのがまた現状だろう。

■2:女性管理職の登用の増加

ひと昔前までは、管理職にはズラッと男性陣の名前が並ぶ……というのが主流だったが、最近は女性の管理職登用に積極的な企業が増えている。

しかし一方で「管理職にはなりたくない」と考える働き女子もいまだ多い。

女性特有のライフイベントと柔軟に両立できるような制度を整備しなければ、女性管理職の増加は、制度として形骸化してしまうこともあるのではなかろうか。

■3:短時間勤務、パートやアルバイトなどの勤務体系の柔軟性

子育てや介護、日々の家事など、働き女子であっても他にやらなくてはならないことを抱えている女性も多い。短時間勤務や勤務体系の柔軟性は、“働きやすい環境になる変化を感じている”と回答した人の中でも、わずか11.6%の人しか実感できていないポイントだ。

企業の制度整備はもちろんのこと、同僚の理解がなければ成り立たない勤務体系でもある。今後さらに意識の醸成を図っていくことが最も求められる制度ともいえるのではないだろうか。

以上、現代の働き女子たちが“働きやすい環境”に求めていることを3つご紹介したが、いかがだろうか?

同調査では、結婚や育児といった人生のライフステージを迎える機会が多い20代・30代・40代の女性(平均52.0%)が、他の性別年代(平均36.7%)と比べ平均して15.3ポイントもその変化を感じて“いない”結果となっている。

他方、60代男性の4割近く(38.0%)は“変化を感じている”と答えており、実態として満足できない環境であっても世の男性には「制度がある」という満足感を与えてしまっているともいえる。

急速に進む女性の社会進出だが、実態に即した制度・価値観を作り上げていくこと、女性特有の事情により理解を深めてもらうことが、急務といえるのではないだろうか。

BizLady

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