アイデア勝負じゃダメ!あなたの「企画力」を上げるたった1つのポイント

BizLady / 2014年11月6日 7時45分

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あなたは仕事で、サービスや商品の“企画”を担当しているだろうか? 時代の変化が激しくなってきている昨今、多くの企業は商品開発やサービス開発に新しい価値を与えようと必死になっている。ネット界隈の開発事業を代表に、世界では日々新しい商品やサービス、企画が生まれており、その情報を収集するだけでも大変だ。

しかし、実は昨今、そのような企画開発において抜け落ちている大切な視点がある、というのである。

そこで今回は、あのTUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)代表取締役社長兼CEOの増田宗昭さんの著書『知的資本論』をひもときつつ、“企画力”を上げるためのポイントを紹介したい。会社を経営する、あるいは働くにあたってのヒントがありそうだ。

■“世界初”や“業界初”の意味は無い

テレビCMなどで、“世界初”という文句を謳った商品を見たことがあるだろう。しかし、あなたは“世界初”だからその商品を買おう。と思ったことはあるだろうか?

“世界初”であるよりも、顧客にとって、どういった価値があるのか? という視点のほうが重要なのである。

<私は例えば、“世界初の試み”といった謳い文句を、ほとんど信用していない。それを追い回すような真似は絶対に慎まなければいけないと、常に考えている。何故か?それはほとんどの場合、その言葉が示しているのは商品を販売する側やサービスを提供する側からの、価値の勝手な押し付けであるに過ぎないからだ。>

と、増田氏は述べる。確かに、言われてみればそうだろう。

この視点は、企業で企画などにたずさわっていると、つい見落としてしまいがちな点かもしれない。

実際、日本の企業は、自分たちの技術の高さに溺れて、消費者が求めていない細かなスペック競争をしているうちに、東南アジアや、台湾、韓国などの企業に“顧客価値の創造”という点で、抜かれてしまった感がある。

■徹底的に顧客視点に立つこと

多くの人が仕事として、企画にたずさわることがあると思うが、その際のポイントを紹介しよう。

<答えはシンプルだけど、お客様の立場で考えればいい。例えば商品が受け渡しされる場所を“売り場”と呼んでいるようでは、ダメだと思う。販売者の側からしか見ていないことがバレバレで、しかも本人にその自覚がない。消費者の視点に立てば、そこは“買い場”と呼ぶべきでしょう。>

これにはなるほど、と思うのではないだろうか。ビジネスにおいて相手の立場に立って考えることは、基本的だが非常に重要なことである。物を売る側の論理ではなく、買う側の立場で見たときには、確かに違う物が見えるだろう。

世の中のどんな人に向けて、どんな課題を解決するためのものなのか、その結果、どのように世の中にとってプラスになるのだろうか。考えてみてはどうだろうか。

以上、企画力を上げるためのポイントをご紹介したが、いかがであっただろうか。

「こうしたい」「これが好き」という自分の視点だけで企画していないかどうか、改めて振り返ってみてほしい。

企画力に限らず、“顧客の立場に立った発想”というのはビジネスではいたるところで、使えるだろう。

提案したい時は、提案を受けた上司の立場に立って考えてみたり、プレゼン内容を考える時は、プレゼンを受ける側に立ってみるなど、応用できる。ぜひ今日から試していってほしい。

BizLady

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