在宅勤務で4キロ減。20代リーマンが「やせる習慣」をつけられたワケ

bizSPA!フレッシュ / 2020年7月8日 15時46分

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在宅勤務で4キロ減。20代リーマンが「やせる習慣」をつけられたワケ

 新型コロナウイルス感染症で多くの企業が実施した「リモートワーク」は、感染の拡大だけではなく、業務の効率化やプライベートの時間の充実などメリットがたくさんあります。その一方で注意しなければならないのが、生活環境が制限されることによる「心身の不調」です。

テレワーク

※イメージです(以下同じ)

 これまで何度もランニングに挑んでは三日坊主で終わっていた杉島啓太さん(仮名・29歳)は、リモートワークのおかげで約4キロの減量に成功したといいます。その秘訣を伺いました。

◆きっかけは「メンタル不調」の予感

 IT系コンサル会社の営業である杉島さんは、会社の方針で4月1日からフルリモートワークで働くことになりました。その必要性は十分に理解している一方で実施直後から「自分にはリモートワークが向いていない」と感じていました。

「リモートワークで働き出した直後はひどい生活でしたね(笑)。出社時間の3分前まで寝ていますし、集中できずに業務効率はとんでもなく落ちました。さらに家から全く出ないくせに間食ばかりで、カーテンすら開けていませんでした。もともと自分に甘い性格でしかも一人暮らしなので、あっという間に自堕落な生活になってしまいましたね」

 そんな杉島さんの性格を知っていた上司からは再三忠告があったそうですが、本人は事前の対策を何ひとつしていませんでした。

◆寝ぐせのままウェブ会議に参加

オンライン会議

 そんなある日、杉島さんは上司から大目玉を食らってしまいます。

「実は、フルリモートワークが実施された3日目にウェブ会議に寝ぐせを付けたまま参加してしまいました。さすがに肝が冷えましたね……。あの時ばかりはビデオ会議で良かったですし、それに日に日に仕事が手に付かなくなる現状に『何とかしなければ』と初めて思いました」

 そこでまず、生活習慣を正すためにランニングを始めたといいます。しかも感染リスクを下げるため、なるべく人がいない早朝6時から毎日走ることにしました。

◆ダイエットに成功した2つの要素

 ランニングは過去に何度も挑戦してきた杉島さんですが、1週間も続けられませんでした。しかし、今回は2か月以上継続できており、173cmで75キロあった体重は71キロまで減量に成功しています。

 その秘訣はリモートワークの環境下におけるランニングの「必要性」の意識の高まりと、「継続しやすい環境」の2点だといいます。

「自宅に引きこもっていた自分にとって、久しぶりにランニングしたときの爽快感が今までにないほだったんです。朝から走ったのですが、頭がすっきりしてその日の仕事がとてもはかどったのです。

 また思っていた以上に、自分の気が滅入っていたことに気付きました。このまま何もしなければメンタル不調になるかもと感じたのは今回が初めてです。少し強迫観念に近いかもしれないですが、このくらい強い危機意識を持てたのはリモートワークのおかげだと思います」

◆ランニングの習慣化に最適?

運動

 これまでは前日の飲み会や残業などが原因で、1日でも走れない日があるとすぐに走るのを諦めていた杉島さんでしたが、リモートワークでは基本的にこのようなイレギュラーは発生しません。そのため、自分のペースが作りやすく習慣化できたといいます。

「SNSで私のようにランニングを始めた人と繋がれたのも大きいですね。毎日、ランニング中の写真をアップして継続日を記録しあうと励みになります。今はその人と一緒にマラソン大会に出るのが目標です。自粛期間なので、まだ会ったことも、会う予定も立てられていないですが(笑)」

 ほかにも、ミルで挽いた淹れ立てコーヒー飲み放題などの「ご褒美」も用意するなど、杉島さんはリモートワーク下でランニングを続けやすい環境をつくり、習慣化に成功しました。そのメリットはかなり大きいと実感しているようです。

◆リモートワークは「劇薬」だった

ランニング

 ランニングを始めることで早寝早起きはもちろん、しっかりと朝ご飯を食べ、「間食が減ったことも減量に成功した秘訣」だと杉島さんは語ります。

「色々な意味で今回のコロナウイルスの流行と、リモートワークは私の生活にとって『劇薬』だったと思います。おそらく、あのまま自堕落な生活を続けていれば、きっとどこかしらで体調を崩していました。これまで変えられなかった働く環境が変わったことで、新たなチャレンジができたのだと思います」

 リモートワークは、働き方だけでなく私生活を含めた日々の送り方そのものに影響を与えます。杉島さんのようにリモートワークを良い転換機にするために、ストレスなどを感じている人は何か新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

特集 20代のおうち時間改革

<取材・文/藤広冨之 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

【藤広冨之】

本業は会社員のWebコンテンツディレクター。アラサーで上京し、複業でライター集団「ライティングパートナーズ」の主宰を務める

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