上司の結婚式に、ご祝儀は何万円? 挙式に呼ばれた時のマナー

bizSPA!フレッシュ / 2020年10月23日 8時45分

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上司の結婚式に、ご祝儀は何万円? 挙式に呼ばれた時のマナー

 知っているようで意外と知らない社会人マナー。社会人になりたての頃ならまだしも、入社して3年過ぎても知らなかったり、間違ったマナーを覚えていたりすると、思わぬタイミングで恥をかくことになりかねません!

結婚式

※イメージです(以下同じ)

 今回は、新型コロナウイルス拡大のなか、「3密」を避けて開催される結婚式、結婚披露宴に招待されたときの基本のマナーを学んでまいりましょう。

 企業研修やコンサルティング、メディア出演、NHK大河ドラマや映画のマナー指導なども行い、『要点をギュッ! はじめてのビジネスマナー図鑑』などの著書監修本は90冊以上もあるビジネスマナーのプロ、西出ひろ子氏に話を聞きました。

◆結婚式の返信ハガキの書き方

 結婚式などの慶事では、相手を祝福する気持ちを表現することが大事です。招待状の返信用葉書に記された出欠に「○」をするだけでは心配りが足りません。

 出席の場合は、「ご」と「ご欠席」を二重線で消します。そして、「出席」に右上に「喜んで」と書き足すと上級。また、余白に筆ペンで「このたびは大変おめでとうございます」など、相手が喜ぶようなお祝いの言葉を一筆添えます。

 慶事では句読点は打たないのが正式です。また、ボールペンや鉛筆ではなく、筆ペンで返信ハガキを書きましょう。

「ご芳名」は「ご芳」を、「ご住所」は「ご」となる自分に対する敬語の部分は二重線で消します。表の宛名の箇所「行」を二重線で消し、「様」に書き換えてから投函することを忘れずに。

◆ご祝儀の額は立場や所属によって異なる

結婚 祝儀

 結婚式に列席するにあたって、悩みのタネといえばご祝儀の額です。

「いくら包めば良いのか」「他の人はどうするのか」など、いろいろ考えてしまいがちですが、ご祝儀にも相場があるのでそれらを目安にしましょう。仕事上の付き合いの場合は、会社の人たちと「連名」で渡すケースもあります。

 不祝儀とは違い、お祝い金は「新札」を用意します。

 一般的な相場として、「家族・親戚」は5万~10万円、「経営者から従業員」には3万~5万円、その他(上司、同僚、仕事相手など)は2万~3万円が目安といわれています。同僚らと出席するときは事前に相談して、同額を包むのが良いでしょう。

◆結婚披露宴では男女とも白系の服装はタブー

 身だしなみは「略礼装」が基本。男性はダークスーツにポケットチーフなどでお祝いの気持ちを表現します。女性の場合は昼間ならマット系のワンピースドレス、夜間は光沢のある素材で露出のあるカクテルドレスが良いとされます。

 ポイントは悪目立ちをしないこと。お祝いの気持ちを華やかな装いで表現し、主役である新郎新婦を引き立てるのが暗黙のマナーです。

 また、白系統の服装はタブーです。白は新郎新婦の色なので控えましょう。さらに殺生をイメージさせる毛皮やワニ皮などの爬虫類系などの素材も避けます。

 二次会は披露宴ほどフォーマルに装う必要はありませんが、お祝いの気持ちを表現することに変わりはありません。男女ともに清潔感は必須のこととして、普段よりも華やかさを出しましょう。

 男性は、ダークスーツにポケットチーフの代わりに、ピンバッジや、お揃いのカフスなどでオシャレ感を。女性は、コサージュをつけるなどで華やかな印象になります。弔事を連想させるような黒一色などはNGです。

◆お祝いのスピーチの時間は3分程度に

結婚式

 場合によっては「スピーチ」を頼まれることもあるでしょう。それは、あなたが新郎新婦から信頼されている証拠。依頼されたら可能な限り、快くお引き受けしましょう。スピーチの時間は3分程度が一般的です。

 新郎新婦や親族の方々へのお祝いの言葉からスタートします。そして、挨拶を交えた簡潔な自己紹介をしたのちに、新郎新婦のエピソードや思い出話を伝えるのが一般的です。

 同期や部下の場合は、仕事のできる人物像や気配りのできる人柄など、新郎新婦を褒める内容を盛り込み、主役の二人はもとより、親族の方々にも喜んでいただける内容をお話しするのがマナーです。自分のスピーチでウケを狙おうなどの気持ちはタブー。

 喜ばしいお祝いの席でも、相手の立場にたった気配りの言動をおこなうことができれば、参列している人たちから評価をされ、それがビジネスにつながることもあります。

 どのような場所でも、社会人、仕事人である自覚をもち、マナーある対応で成功と幸せをつかんでまいりましょう。

<TEXT/西出ひろ子>

【西出ひろ子】

マナーコンサルタント・美道家。ヒロコマナーグループ代表。これまで企業研修やコンサルティングなどで10万人以上にマナー指導をおこない、お客様満足度NO.1タイトルを取得させるなどの人財育成分野での結果を成果を出す。マナー評論家としてテレビ番組などのメディアへの出演も多数。国内外で90冊以上の著書・書籍監修を手がけているマナー界のカリスマ

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