27歳男性、ボーナスで指輪を買ったのに婚約破棄。「縁起が悪い」と質屋も拒否

bizSPA!フレッシュ / 2021年1月4日 15時45分

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27歳男性、ボーナスで指輪を買ったのに婚約破棄。「縁起が悪い」と質屋も拒否

 ボーナスでドカンと大きな買い物をした経験はありませんか。ブランドもののスーツや、高級な家電、はたまた自動車や不動産の頭金などなど。そして人生の節目となる記念品として、婚約指輪を買う人もいるのではないでしょうか。

通帳 喜ぶ 男性

画像はイメージです(以下同じ)

 都内大手企業で働くビジネスマンの松田祐介さん(仮名・27歳)も、過去に奮発して婚約指輪を買ったうちの一人。しかし今となっては「ボーナス」という単語を見聞きするだけでナーバスになってしまうそうで……。

◆ボーナス一括払いで婚約指輪を買うが…

「当時付き合っていた彼女にクレカの『ボーナス一括払い』を使って婚約指輪を買いました。結婚の申し込みだし、一生モノだから『清水の舞台から飛び降りる』気持ちで頑張って見たんです。でも全て無駄になってしまって……。まさに努力が水の泡って感じでした……」

 指輪は誰もが知る某ブランドのもので、ちょうど松田さんの冬のボーナス額と同じだったんだとか。

「指輪を渡した時は素直に喜んでくれてたのに、その後のデートでは全然つけてくれなかった。結婚への具体的な話も全く進まない。『どうなってるの?』と問い詰めたら『好きだけど結婚相手じゃない』と言われたんです」

◆「ひとり暮らしをしたことがないから」フラれる

ボーナス

 意を決してプレゼントしたのに、まさか破局してしまうとは……。自分の身に置き換えてみても思わずゾッとします。

そもそもフラれるのは想定外。ある程度、勝算があったからこそプロポーズしたワケなんですが……」

 そして、フラレてしまった原因は松田さんが「今までひとり暮らしをしたことがないから」。一緒に結婚生活を送るイメージがつかなかったそうなんです。

◆買った値段の10分の1以下の価値に

「『え、そこ?』とは思いました。僕に言わないだけで他にも何かあったのかもしれませんけどね」

 プロポーズを断られ、結局指輪も返されてしまったといいます。その指輪はまだ松田さんの部屋にあるとか。恥をしのんで買ったショップに電話したそうですが、残念ながら買ってから1か月以上経っていたので返品できなくなっていました

「どうにかして目の前からなくしてしまいたくて、質屋を巡りましたが、二束三文どころの話じゃありませんでした…。買った値段の10分の1以下の値を付けてくる店もありましたから。物はほぼ未使用で良いんだけど、『名前入り』というのがどうも引っかかるそうでした」

◆質屋では「縁起が悪い」と言われ…

ボーナス

 松田さんは指輪に彼女の名前と自分の名前を刻印してしまったんです。さすがに他人の名前が彫ってある指輪はなかなか買い手が見つからないでしょうね。

「婚約指輪、というのも高値がつかないポイントらしいです。ある質屋の鑑定士に『売れ筋ブランドでも婚約指輪だと、“縁起が悪い”から安くしても全然売れないです』って言われました。おっしゃる通り、婚約指輪が質屋にあるってことは、その婚約がうまくいってないってことですもんね。

 彼女の10月の誕生日に合わせて指輪を買っていましたが、忘れたころに、ボーナス一括払いの請求がきました……。せっかくボーナスが入ったのにプラスマイナスゼロ。彼女も失い、残ったのは使い道のない指輪だけ。さらに、1月には上司や後輩の結婚ラッシュが続き、ご祝儀貧乏に。だから、『冬のボーナス』って聞くだけでどうしてもテンションが下がってしまうんです」

<取材・文/吉沢さりぃ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

【吉沢さりぃ】

ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。『日刊SPA!』『BLOGOS』などで執筆。趣味は飲酒 Twitter:@sally_y0720

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