1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

格安航空で手荷物が2キロの重量オーバー。まさかの出費に泣いたトラブル体験

bizSPA!フレッシュ / 2021年9月2日 15時45分

写真

格安航空で手荷物が2キロの重量オーバー。まさかの出費に泣いたトラブル体験

 早く着くけど割高な飛行機のイメージを一変させ、リーズナブルな運賃で遠くに行くことができるようになった格安航空会社(LCC)。今や世界の航空市場の3割のシェアを誇り、日本でもすっかりおなじみの存在に。移動費をなるべく抑えたい読者のみなさんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか?

空港

画像はイメージです(以下同じ)

◆お土産を買ったせいで重量オーバー

 しかし、運賃が格安な反面、座席指定や荷物を預けるのも有料に設定されています。さらにJALやANAのような既存の航空会社と違って、機内への持ち込み荷物に関しても重量や個数のチェックが厳格。搭乗手続の際に追加料金を請求されるケースも少なくないようです。

 ネット通販会社に勤める和田典之さん(仮名・28歳)は数年前、遅めの夏休みと有給を組み合わせて9日間のタイ旅行に出発。首都バンコクを拠点に国内数か所を巡る行程でしたが、タイ北部の古都チェンマイからバンコクに戻るLCCで、機内持ち込み荷物が重量オーバーになってしまったそうです。

「上限7キロでしたけど、チェックアウト前に宿に置いてあったはかりで調べたら6.9キロ。規定内だったから大丈夫だと安心していたんです。でも、その後にTシャツや雑貨などのお土産を買い込んだことをすっかり忘れていたんです」

 ちなみに空港のカウンターで荷物のリュックを測ったところ、なんと9.0キロと完全に重量オーバー。日本からはこれとは別に大きなスーツケースを持ってきていましたが「邪魔になるし、どうせ3日で戻ってくるから」とバンコクの空港内の荷物預かり所に預けたまま。そのため、荷物を移し替えて重量を減らすこともできなかったといいます。

◆荷物の超過料金は航空券代よりも高かった

空港 重量チェック

「後でネットを見たら小物をズボンのポケットに入れたり、服を重ね着して荷物を減らすなんて方法が紹介されていましたが、飛行機のチェックインの締切時間が近づいていて焦っていたし、そんなことを思いつく余裕なんてありませんでした。結局、航空会社の人に言われるがまま重量オーバーの2キロ分の追加料金を払いました

 このとき請求されたのは約3500円。チェンマイ~バンコクの片道航空券が2000円台だったそうなので飛行機のチケット代以上とかなりの高額です。LCCの場合、重量オーバー時の支払い額が高いのは業界では当たり前とはいえ、東京~岡山に相当する700キロの区間を総額6000円以下で移動できれば安いものです。

「そう言われたらその通りですし、目の飛び出るような金額ってわけじゃないですけど、飛行機代自体が安かったこともあって、旅行が終わってからも結構引きずってましたね。まあ、お土産を想定して重量計算していなかった自分のミスなんですけどね(苦笑)」

◆欠航時も振り替え可能なのは自社便のみ

空港 掲示板

 ただし、和田さんのLCC失敗談はこれだけではありません。これもコロナ以前にあった別の海外旅行のときのことだそうですが、予約していた便が当日になって欠航。LCCなので自社便への振り替えしか選択肢がなく搭乗できるのは早くても翌日。

 ところが、日本への帰国便には間に合わず、LCCではないエアラインの割高な航空券を新たに買い直すことになってしまったといいます

「大学時代からLCCは安くて重宝していましたが、荷物の重量についてはシビアだし、欠航時もほかの航空会社への振り替えがないから本当に急いでいるときは不便だなって。以前は値段重視でプライベートは国内も海外もLCCばかり利用していましたが、最近はそこをあまりケチらないようにして状況に応じて使い分けています」

“空のバス”とも呼ばれるLCCは、お手頃な料金で乗れるので若い人にとっても大変ありがたい存在ですが、安いにはそれなりの理由があるということ。メリット・デメリットを正しく認識したうえで賢く利用したいものです。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

-[若者の「安物買いの銭失い」体験談]-

【トシタカマサ】

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング