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引っ越し当日に妻がブチギレするも…まさかの理由で深まった“夫婦の絆”

bizSPA!フレッシュ / 2022年5月22日 15時45分

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引っ越し当日に妻がブチギレするも…まさかの理由で深まった“夫婦の絆”

 引っ越しにトラブルはつきもの。新居に足を運んだ当日、「あれがない、これもない」と慌てることは“あるある”ですよね。生活必需品ならば購入すれば何とかなりますが、“ある機能”がなくガックリした経験も……。

物件探し

※イメージです(以下、同じ)

 都内近郊に住む鈴木幸樹さん(仮名・34歳)はその1人です。当時、実家暮らしだった鈴木さんは、結婚を機に妻との2人暮らしをはじめました。

◆妻がこだわる物件の条件は「追い焚き機能あり」

 30歳で結婚を決意、新婚生活を営むためのマンション選びに奔走した鈴木さん。角部屋か中部屋か、キッチンとリビングの距離感はどうかなど、さまざまな条件を吟味したなかでも必須だったのが、妻のこだわった風呂の「追い焚き」の機能だったと言います

「妻が『追い焚き』にこだわっていたのは、彼女の子どもの頃からの家庭環境に理由がありました。妻はもともと、幼い頃にお風呂に自動給湯器が付いていない団地で暮らしていて。

 社会人になってからアパートで一人暮らしをはじめたんですが、いろいろな条件の関係で、そこでも追い焚き機能のない物件に住んでいたんです。新婚生活をはじめる上ではとにかく『いつでも温かいお風呂に入りたい!』と言っていたので、叶えてあげたいと思っていました」

◆何度も確認したつもりが…

悩む

 いくつも物件を周り、ようやく決まったのは駅近で2LDKの賃貸マンション。内見での確認はもちろん、不動産会社からもらった書類を「何度も見返した」と鈴木さんは話します。ところが、引っ越し当日にお風呂場へ入った鈴木さんは驚がく。リビングにあった自動給湯器の操作パネルに「追い焚き」の文字がなかったのです。

「いや~、『まさか!』と思い震えました。引っ越し当日は妻に先がけて引越し業者と共に新居へ足を運んでいましたが、ふと操作パネルを見たら追い焚きのボタンがないんですから。他の条件や手続きに気を取られて、完全に抜けてしまっていたんです……

 おそるおそるですが、真っ先に妻へ電話しましたね。『ヤバい。追い焚きがないんだけど……』と正直に伝えたら、妻はこの世の終わりかと思うような声で『え~』と悲鳴を上げていました」

 恐妻家の鈴木さんは「ひょっとしたら、過去イチと思えるほど怒られるのでは……」と身震いしていたそう。

◆「追い焚き」のために奔走する日々

追い焚き

 木を見て森を見ずだったのか。自分の落ち度で必須条件だったはずの「追い焚き」を見逃していた鈴木さん。引っ越し当日には、妻にこっぴどく怒られたと言います。

「何で見逃していたのかと、今でも思うんですよ。引っ越し当日の夜、妻にだいぶ叱られたのは言うまでもなかったです。心の中では『一緒に汗を流して不動産会社を回ったんだぞ。今日だって、IKEAの家具を必死に組み立てたのに何でそんなこと言われなきゃいけないんだ』と思っていましたが……。まあ、そこはグッとこらえてひたすら謝りました」

 夫婦で荷ほどきをしながらも「重たい空気が流れていた」と、当時の状況を振り返る鈴木さん。物件に追い焚きが付いていなかっただけで、しばらくは理想の暮らしを手に入れるため奔走したそうです。

「物件自体に機能が付いていない以上は、どうしようもないので。ネット通販でお風呂に入れて追い焚きができる湯沸かし器のような機械だったり、いろいろ試しました。でも、どうにもしっくり来なくて。数日間は、モヤモヤしたまま暮らしていました」

◆まさかの“夫婦の絆を深め合う”ことに!

 ただ、雨降って地固まるとはよく言ったものです。新居で過ごす時間が増えていくにつれて、念願の追い焚き機能がなかったことで、夫婦の思わぬコミュニケーションができるようになったと言います。

「妻と一緒にお風呂へ入る習慣ができたんです。当然ですが追い焚きがない以上、誰かがお風呂へ入ってしまえば、あとはお湯が冷めるだけじゃないですか。先にどちらかがお風呂へ入って、もう一人のために沸かし直すのは水道代やガス代がかかるので、いつからか2人一緒に入るのが定着しました。怪我の功名というか……。結果として、夫婦で会話する時間も増えました」

 新婚早々からケンカの火種ができたかと思いきや、思わぬ形で夫婦の絆を深め合うことができた鈴木さん。とはいえ、円満に解決したのは2人の良い関係性があってのこと。鈴木さんは「契約内容はやはりよく確認したほうがいい」と、言葉を残しました。

<TEXT/カネコシュウヘイ イラスト/本田しずまる(@hondashizumaru

特集[残念な引っ越し体験]

【カネコシュウヘイ】

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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