独の対中輸出、18年ぶりの減少を予測、中国経済への期待感も弱く

Bridge International Media / 2015年11月25日 8時11分

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1997年以降、拡大を続けてきたドイツの対中輸出だが、2015年は初の減少が懸念されている。写真はドイツの港湾。

1997年以降、拡大を続けてきたドイツの対中輸出だが、2015年は初の減少が懸念されている。

独統計当局のデータによると、今年1-9月の対中輸出は前年同期比約3%減の540億ユーロ(約7兆円)にとどまった。世界的な経済危機が起きた2009年でも9%の伸びを示したが、ドイツ商工会議所(DIHK)の関係者は現在の状況について、「中国の経済成長は予想よりも鈍く、これが独企業に影響を及ぼしている」と指摘する。

中国で活動する独企業を対象に実施された調査では30%が「中国経済は減速する」と回答しており、「中国経済は改善に向かう」という答えはわずか17%だった。また、「今後1年間の投資を拡大する」と答えた企業は全体の3割程度と、半数が肯定的な考えを示した春季の調査よりも消極的な傾向にあることが浮き彫りとなり、DIHK側は「中国現地での投資が減るということは、ドイツ国内の投資も減少することを意味する」と先行きを不安視するコメントを出している。(by Yamaguchi)

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