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今年は遅い「梅雨入り」 残すは東北だけに… そもそも『梅雨入り・梅雨明け』とは

BSN新潟放送 / 2024年6月22日 11時28分

BSN

気象庁は22日、中国地方と北陸地方で「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。中国地方では平年よりも16日遅く、北陸地方では11日遅い梅雨入りです。
これで今年の梅雨入りは東北地方を残すだけとなりました。

2023年は、6月9日ごろまでに全国すべてのエリアが梅雨入りしていましたが、2024年は平年よりも2週間ほど梅雨入りが遅れての梅雨入りとなったところが多くなりました。

新潟地方気象台によりますと、梅雨前線が南に離れていたため湿った空気の影響を受けにくい状況だったことから、梅雨入りが遅れたものとみられるということです。

そもそも 『梅雨入り・梅雨明け』とは

梅雨は、春から夏へと季節が移り変わる中で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる“季節現象”です。

気象庁によりますと「梅雨入り」や「梅雨明け」には、平均的に5日間程度の“移り変わりの期間”があり、発表される「梅雨入り」や「梅雨明け」の時期は、移り変わりの期間の“概ね中日”を示しているということです。

各地方の『梅雨入り・梅雨明け』については、以下の気象台が発表しています。
・仙台管区気象台(東北)
・気象庁(関東甲信)
・新潟地方気象台(北陸)
・名古屋地方気象台(東海)
・大阪管区気象台(近畿)
・広島地方気象台(中国)
・高松地方気象台(四国)
・福岡管区気象台(九州北部)
・鹿児島地方気象台(九州南部)
・沖縄気象台(沖縄)

なお北海道では梅雨前線の影響がはっきりとしないため、気象庁は梅雨入り・梅雨明けの発表をしていません。

2024年の梅雨入りは?

6月22日午前11時半時点でのまとめです。

・沖縄  …5月21日ごろ(平年より11日、去年より3日遅い)
 ★沖縄は6月20日(水)に「梅雨明けしたとみられる」と発表
・奄美  …5月21日ごろ(平年より9日、去年3日遅い)
・九州南部…6月8日ごろ(平年より9日、去年より9日遅い)
・四国  …6月9日ごろ(平年4日、去年より11日遅い)
・九州北部…6月17日ごろ(平年より13日、去年より19日遅い)
・近畿  …6月21日ごろ(平年より15日、去年より23日遅い)
・東海  …6月21日ごろ(平年より15日、去年より23日遅い)
・関東甲信…6月21日ごろ(平年より14日、去年より13日遅い)
・中国  …6月22日ごろ(平年より16日、去年より24日遅い)
・北陸  …6月22日ごろ(平年より11日、去年より13日遅い)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まだ「梅雨入りしていない」エリアの梅雨入り時期
・東北南部…平年6月12日ごろ、去年は6月9日ごろ
・東北北部…平年6月15日ごろ、去年は6月9日ごろ

なお、『梅雨入り・梅雨明け』は“速報”という形で示されたのち、梅雨の季節が過ぎてから気象庁が、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて「梅雨入り」と「梅雨明け」』時期を総合的に検討して、確定しているということです。

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