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下水のガスをバイオメタノールに!脱炭素を目指す「日本初の試み」新潟市

BSN新潟放送 / 2024年6月20日 19時5分

BSN

下水処理で発生する「消化ガス」から化学品の原料となるバイオメタノールを作る事業が新潟市 北区で始まりました。脱炭素を目指す日本初の試みです。

日本で初めての事業が始まったのは、新潟市 北区の三菱ガス化学 新潟工場です。

下水処理で発生する「消化ガス」を使いプラスチックや医薬品などの原料となるバイオメタノールを生み出します。
 

「消化ガス」はこれまで主に大気中に放出されていました。これを有効活用し、石油を使わずにメタノールをつくることで二酸化炭素の排出を減らすことができます。

この日は記念式典も開かれ、花角知事も出席しました。
【花角知事】「新潟の資源を使って循環型社会、脱炭素社会を大きく踏み出す一歩を記していただける事業だ」


 

工場内には新たに球体型のタンクが作られ、新潟市内の下水処理施設で発生した「消化ガス」を貯蔵。隣のプラントでバイオメタノールへと生まれ変わります
 

バイオメタノールは化学品メーカーなどに販売されていて、三菱ガス化学は今後、販路拡大のため生産量を増やすために新潟市以外の下水処理施設から「消化ガス」を集めることも検討しているということです。
 

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