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本格的な暑さ前に おすすめの夏バテ予防メニューは? ポイントはビタミンB1、アリシン、カリウム…

BSN新潟放送 / 2024年6月27日 22時0分

BSN

梅雨に入りじめじめしているこの時期、夏バテを感じている方も多いのではないでしょうか?今回は食事から夏バテ予防を考えます。

じめじめ、ムシムシ…梅雨入りし、これからの時期心配なのが『夏バテ』です。
新潟県栄養士会の加藤真弓さんに話を聞きました。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「暑さが原因で脱水だったりとか自律神経が乱れてくるところからダルさがでてくるのかなと」

加藤さんが夏バテ予防として考えるポイントは…

基本は1日3食しっかりバランスの取れた食事をとること。
特に意識して摂取したいのが『ビタミンB1』です。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「夏はさっぱりした麺類を食べることが多くなると思うんですけど、そうすると糖質を食べることが多くなりますが、糖質をエネルギーに変える働きのあるビタミンB1が不足しがちになってきます」

不足すると、だるさや疲れの原因になるという『ビタミンB1』。
豚肉や豆腐やまぐろやウナギなどに多く含まれているそうです。

そのビタミンB1の吸収をよくするのが『アリシン』という成分でネギやニンニクに多く含まれています。このアリシンとビタミンB1を一緒にとると夏バテ予防により効果的です。

食事の他に『水分補給』も重要です。

成人は、1日2.5リットルもの水分を失ってしまうので、こまめな水分補給や食事からの水分摂取が大切です。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「1日3食食べていただければ、食事の方からも約1リットルくらい水分が補給されると言われていますので、3食しっかり食べることは水分補給にも繋がっていく」

夏場は汗をかくためその分、塩分を取りたくなりますが、過度な塩分摂取は避けたいところです。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「汗をかいたからといって、あえて濃いめの味噌汁を飲んだりまでいかなくても大丈夫かなと思います。一日1杯くらいを目安に汁物をとっていただけるといいかなと」

仮に塩分を多く摂取しすぎた場合は、体内の塩分・ナトリウムを体の外に出す働きをする『カリウム』を取ると良いということです。
カリウムはこの時期手に入りやすいものだと、トマトやナス、キュウリ、ゴーヤなどに多く含まれます。

また、マーボー豆腐のような香辛料を使った料理は食欲増進につながるということです。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「食欲がないときの工夫としてニンニク・ショウガ・ネギ、あとは青じそとか香りのある香味野菜を使うと消化吸収も助けてくれる効果もありますし、食欲のアップにつながると思います」

加藤さんがすすめる“夏バテ予防メニュー”です。

まずはマーボー丼。
豚肉や豆腐からはビタミンB1、ネギからはアリシンがとれます。

そして、もずく酢ときゅうりの副菜からはビタミンCやミネラルを補給。
スイカでカリウムを摂取し、体内の余分なナトリウムの排出を促します。
皆さんもぜひ、夏バテ予防に参考にしてみてください。

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