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食中毒を防ぐ3原則 細菌を「付けない・増やさない・やっつける」

BSN新潟放送 / 2024年7月3日 20時9分

BSN

【新潟県 福祉保健部 生活衛生課 柳潤一郎 主任】
「梅雨時期には、細菌性の食中毒に気をつけてください」

気温が上昇し、湿度も高くなる梅雨時に注意が必要なのが細菌性の食中毒。
重症化するリスクもある細菌性の食中毒を予防するための注意点を紹介します。

細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり、湿度も高くなるこの時期は、細菌による食中毒が増加します。

厚生労働省によりますと、2023年には全国で細菌性食中毒が4501件発生しましたが、6月からの3か月の患者がその半分以上を占めているそうです。

その細菌性食中毒の原因として気を付けたいものの一つがお弁当です。

【新潟県 福祉保健部 生活衛生課 柳潤一郎 主任】
「おかずは焼いたもの、あげたもの、水分の少ないものにする」

他にも簡単な対策があります。
(1)温度を上げないため弁当に保冷剤を入れる
(2)水分の多い食材は、別の容器に入れるか、弁当内に仕切りを作る
(3)おにぎりを握る際は、手についた細菌を付着させないために、使い捨て手袋をつけるなども大切です。

そして食べ終えた弁当箱を洗う際にもポイントが…
【新潟県 福祉保健部 生活衛生課 柳潤一郎 主任】
「ゴムパッキンには細菌が増えやすい。なるべく外して洗って」

また弁当を持ち運ぶ袋や包みも、弁当の汁などが付くと細菌が繁殖しやすいため、こまめに洗いましょう。

そして夏になるとバーベキューやキャンプの機会が増えますが、ここにも食中毒のリスクがあります。

【新潟県 福祉保健部 生活衛生課 柳潤一郎 主任】
「腸管出血性大腸菌が増えます。BBQなどでお肉を焼いた際に、加熱不足で起きやすい」

4月には新潟県見附市で、バーベキューでの加熱不足の肉が原因で、57人が食中毒になっています。

食中毒を防ぐには…
手洗いなどで「細菌を付けない」
食品を冷蔵保存するなどの「細菌を増やさない」
食材を良く加熱し「細菌をやっつける」の3原則がポイントです。

【新潟県 福祉保健部 生活衛生課 柳潤一郎 主任】
「食中毒予防の3原則をしっかり守って、改めて衛生管理を徹底して、家庭での食中毒を防いでほしい」

嘔吐・下痢・発熱などの食中毒の典型的な症状が出た際には、自己判断せずに医療機関を受診してほしいと、県は呼びかけています。

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