九州北部に引き続き「線状降水帯予測情報」 きょう15日の午前中にかけて厳重に警戒を 梅雨前線が停滞し西日本~東日本で雷伴う激しい雨に【あす16日までの雨のシミュレーション】
BSN新潟放送 / 2024年7月15日 9時18分
気象庁は15日の午前中にかけて、九州北部で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあるとして、九州北部の福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県と山口県に「線状降水帯予測情報」を発表しています。九州では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
気象庁によりますと、梅雨前線が対馬海峡付近から東日本に停滞する見込みで、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨雲の予想を見ると、九州の西に活発な雨雲が発生する見込みとなっています。
雨の予想
▽16日午前6時までに予想される24時間降水量(多い所)
九州北部 180ミリ
九州南部 150ミリ
近畿、中国 80ミリ
関東甲信 70ミリ
北陸 60ミリ
▽「線状降水帯予測情報」
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、九州北部の山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県で15日午前中にかけてです。
気象庁は、九州北部と九州南部では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
また、西日本から東日本では、局地的に激しい雨が降る所がありそうです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
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