「住民説明会で手土産を配る必要がある」知人男性から現金30万円をだまし取った疑い 政治団体役員の男（72）を逮捕

BSN

商業施設を誘致するための土地を探していた知人男性（70代）に「住民説明会で手土産を配る必要がある」などと伝え、男性から現金30万円をだまし取ったとして16日、新潟市東区の政治団体役員の男（72）が逮捕されました。男は容疑を否認しています。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、新潟市東区に住む政治団体役員の男（72）です。
警察によりますと男は2021年4月上旬、知人の70代男性に「商業施設を誘致するには住民説明会を開く必要があり、そのためには説明会で手土産を配る必要がある」などと伝えたということです。
そして、手土産代金を渡せば商業施設進出の話を容易に進めることができ、利益にもつながると偽り、2021年4月20日、新潟市中央区で男性から現金30万円をだまし取った疑いがもたれています。
この事件は男性が警察に被害届を出したことで発覚。
警察の調べに対し男は「受け取った30万円は諸経費などとして使いました」と容疑を否認しています。警察は余罪を含め捜査しています。