「梅雨明け全く見通せず」意外と暑くない7月だが… 猛暑心配する農家も 新潟県

BSN

18日、関東甲信地方などで梅雨明けが発表され、新潟県内も各地で気温が上がりました。新潟の梅雨明けはいつになるのでしょうか？

18日は各地で気温が上がり、三条市で34.6℃、新潟市 中央区で33.1℃など、県内の観測地点全てで真夏日となりました。

【街の人は】「湿気が苦手なので、からっとした夏がいいですね」

今年は暑い夏かと思いきや、新潟市 中央区でみると真夏日は今月まだ3回目。7月の同じ時期で去年はすでに9回、おととしは14回あったので、意外にも今のところ暑くない7月です。

一方、今月の降水量は236ミリと去年、おととしの同じ時期より大幅に増えています。

長岡市 寺泊地域では暑さに誘われ、海辺で楽しむ人の姿が見られました。

寺泊も今月3回目の真夏日ですがやはり、去年、おととしから大幅に減っています。一方、降水量は過去2年に比べて倍以上に増えています。

そして18日の上越市。

去年は猛暑により農作物に被害が相次ぎました。上越市 高田でみると真夏日の回数は過去2年より少なくなっていますが降水量はほぼ同じです。

【コメ農家 中川景一さん】「（水は）今は十分あるのですけど、出穂してから8月のお盆くらいの頃、穂が出てからの（天気）がどうなるか今年も暑くなるみたいなので心配」

北陸の平年の梅雨明けは7月23日ごろです。

JNNのサイト『NEWSDIG』で来月3日までの予報を見ると、19日から日曜までは崩れ気味で、23日から26日まで太陽が顔をのぞかせていますが、その後はまた雨が続きそうです。

梅雨明けの時期について新潟地方気象台は「全く見通せない」と話しています。