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『手足口病』夏季は感染拡大の傾向 家庭内での感染にも注意 新潟県

BSN新潟放送 / 2024年7月18日 17時59分

BSN

新潟県の発表によりますと、新潟県では10週以上にわたり「手足口病」の感染者数が増加しています。7月に入ってから特に増加が目立ち、この時期としては過去最多のレベルだということです。

18日に発表された『新潟県感染症情報』によりますと、7月8~14日に県内で確認された「手足口病」感染者の実数は870人で、指定された医療機関での1定点当たりの報告数が15.82となり、ここ2~3週間は前週比で1.5倍前後の増加が続いています。

「手足口病」について新潟県では、国の示す警報基準を超えたとして4週前から“警報”を発令しています。
新潟県によりますと、いまのところ県内では例年と比べてことさら急激な感染拡大がみられているわけではないものの、これからの季節は特に乳幼児を中心に流行が広がるほか、接触によって大人にも感染することもあるため、幼稚園や保育園のみならず、家庭内での感染予防も心がけてほしいとしています。

【手足口病の感染予防】

○石けんと流水による手洗い
 食事の前、遊んだ後、トイレの後、帰宅後など、普段から
○オムツ等の処理の際は、排泄物が周囲につかないように注意
 処理後はしっかりと手を洗う
○タオルの共用を避ける

「手足口病」のほか、「新型コロナウイルス感染症」や、現在警報を発令している「咽頭結膜熱」などの感染症についても、新潟県では、過去の動向をみる限り、例年夏の季節は感染者が増加する傾向にあるので、改めて基本的な感染対策を徹底してほしいと呼びかけています。

【基本的な感染対策】

○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控え
○やむを得ず外出する場合はマスクを着用
手洗いの励行など

特に、「咽頭結膜熱」についてはアルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水による手洗いのほか、うがいや咳エチケットといった基本的な感染対策の徹底が重要です。

また「新型コロナウイルス感染症」は全国的に定点当たりの報告数が増加傾向で、林芳正官房長官も夏の感染拡大について注意を呼び掛けています。
新潟県でも、基本的な感染対策の徹底に加え、体調不良時には療養を優先し、多くの人が集まる会合への出席などを控えるなどしてほしいとしています。

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